あとがき
カラスとすずらん、本日完結いたしました。
長期にわたる連載をここまで追いかけてくださり、本当にありがとうございました!
何回かTwitterでも言っていたのですが、「カラスとすずらん」は元々小説ではなく「RPGツクール」で考えていたシナリオの1つでした。
しかも、当時影響されたゲームのあれこれを色々詰め込もうとした結果全く完成せず頓挫したという代物です。
考えたのは25年以上前で、その時の主人公はカイルでした。彼の仲間の中にグレンとレイチェルがいたのです。
その頃のものとは話もキャラの性格も全然変わってしまってますが……。
コンセプトは「魔王と村娘」みたいな感じで、そこだけは揺らいでないんですけど。
その頃から、レイチェルは特殊な力に目覚めない普通の女の子でした。
そしてそういうレイチェルをたまらなく好きになっちゃうグレン、というシチュエーションはずーっと変わらずです。
なお、本来の主人公カイルは置き去りです。
主人公よりも他のキャラのストーリーにハマってしまった という、書き手としては一番ダメなやつです。
で、妄想ばっかりしてて物語もゲームも全く完成できなくて、でもグレンとレイチェルのイチャイチャと結ばれるまでの過程は書きたいなー っていうのはずっと頭にありまして。
最初はマンガを描こうと思ってたんですが2ページくらい描いたとこで断念してしまい (早い)、数年後に小説という形で2人がイチャイチャしているだけの話を書きました。
それが思ったより良い感じにまとまったので「マンガより文の方が表現できるのでは?」となって、思い切って物語を書いてみることに……。
そういった経緯で「小説・カラスとすずらん」は生まれました。
小説は書いたことがなかったので、最初はあれこれと手探りの状態。
最初から頭にあったのはグレンの過去とカイルのエピソードくらいだったのに、なんだか分からないうちに色々設定やキャラが生えてきて最終的に約130万文字の超長編に……。
「マンガを2ページで放り投げた」ことからすでにお分かりかとは思うんですが、実は物語を書いて完結させたこともありませんでした。
なので、今回初めて1つの物語を完結することができて感無量です。しかもこんな大長編を、です。
いやあよくやったなあ、エライなあ。
連載が終わりましたが、これからの活動は未定です。
しばらくは「カラすず」のマンガを描いたり、小説本編の挿絵を描いたりするつもりです。
あとは番外編なんかも書ければいいなあ……。
新しい小説も何か書ければいいですけど、今は全く何も頭にないです。
何か書き始めたら、ライトと見せかけてすごい暗いのをまた書いちゃうんだろうな~。
それでは、またどこかでお会いしましょう。
「カラスとすずらん」をここまで読んでいただき、本当に本当にありがとうございました!
2024年1月20日 天草こなつ




