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野球部と野球部

作者: 健斗

僕は野球をしている。キャッチャーを任された。あの子はサードをしている。もちろん一緒にプレイすることなどない。体の小さな彼女のプレイは華麗だ。あの子はボールを取って投げる。男女混合で紅白戦をすることになった。僕がサードにボールを投げる。彼女はボールを取る。いい連携だ。試合が終わり家に帰った。彼女と一緒にスポーツショップで一緒にグローブを買った。彼女がうまくプレイできますように。「私好き。野球が。」「俺も好きだよ。野球が」本当は彼女のことが好きだ。でも彼女は野球に夢中だ。応援することしかできないんだ。俺たちは付き合っていない。野球仲間である。これからもずっと。「ねえ、野球と私どっちが好き?」「どっちもすきだよ。」「君はどっちが好き?」「私は君の方が好き。」僕は驚いた。人生で初めて告白されてしまった。ともにスポーツショップではなく彼女の家に行った。野球の道具がたくさんある。そこに僕の写真が飾られていた。僕は彼女を抱きしめた。「俺は甲子園に行く。」出来もしないことを宣言してしまった。「私も全国行くよ。」出来もしないことを言ってしまった。僕たちは野球を頑張っている。今僕たちは付き合っている。

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