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リュウのケイトウ レガシィ  作者: きでひら弓
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レガシィ リュウの伝承7

らしい展開に…

その晩、竜撃退を祝して

ちょっとした宴が催された。


『皆、ご苦労だった。

今回も村は護られた

竜撃退を祝してカンパーイっ!。』


サレヒュトが乾杯の音頭をとる。

其れに皆も続く。


『『カンパーイっ!。』』


『さあ、皆、じゃんじゃんやってくれ。

遠慮は要らねーぞ。』


ティエナとネイが腕を振るった料理が

テーブルの上に所狭しと並べられて

美味しそうな湯気をたたている。

ミャウとハピ、レピも

まるで酒場のウエイトレスのように

配膳などキビキビお手伝いしている。


村の長であり

竜斬隊の隊長を務めるサレヒュトの

家の中で一番の広さを誇るガレージを

宴の席として解放している。

この宴には隊の者だけでなく

ほぼ村の住人が参加していた。


『隊長〜

いつの間に甲冑改造したんです?。

まさか空まで飛べるようになってるとはよ。

驚きを通り越しちゃったぜ。』


サレヒュトの右腕を担う

スニフが手にしたジョッキの中身を

一気に煽るとサレヒュトにずぃっと

身を寄せ少し不満気に口を開いた。


『其れになんだい、あの攻撃。

飛んでもねぇ新兵器だな。

どーなんてんだよ 全く。』


『コイツ等の言う通りだ。

有り難えやらおったまげるやら。』


サレヒュトを取り囲む

隊の者からは同じような質問が

口々から吐き出され

同じ疑問を解消する為

隊長の口が開かれるのを期待の

眼差しで待ち焦がれていた。


『あれか。

ぜーんぶココに居る慧人のおかげだ。

コイツは飛んでもねぇマイスターなのさ。

俺の甲冑を見るやあっと言う間に

弄り倒して自分の甲冑と同じ性能を

施しちまったんだから。

なんでも俺の甲冑と慧人の甲冑は

兄弟機だったみたいでな。』


サレヒュトは一瞬慧人に

振り向き様に小さくウィンクして

話を合わせる様 合図を送る。


『たまたまデータが揃っていた物でしたので。

でなけれここまで上手くやれませんでした。』


慧人はとりあえず

場が騒がしくならないよう

謙遜も交え簡単な説明をする。


『なあ慧人さん、

俺の甲冑ももっと強く改造出来ねぇかな?。』


『ああ、俺のも見てもらいたいぜ。』


『慧人、

良かったらコイツ等の甲冑も

一度見てやってくれねぇかな。

上手く行けばかなりの戦力増になるし。』


『そうですね。

自分で良ければ一度拝見させて頂きます。』


『そうか!。

有り難えや。きっと見に来てくれよ。』


『よろしく頼むぜ、若旦那!。』


甲冑の話がひと段落すると

サレヒュトが慧人の隣へ

二度見する様目を見開き問い掛けた。


『おい、慧人。

それより腰にまとわりつくそのガキ

誰なんだ?。』


サレヒュトの見覚えの無い

小さな女の子が慧人の腰に

腕を回し可愛らしい笑顔で

懐いている。


『いえ、自分は知らないです。

村の子供では無いのですか?。』


『いや、俺も見覚えがねぇな。

このガキ、何処家のか

知ってるヤツいねぇか?。』


サレヒュトの声で隊の者も

それ以外の村の者も

心当たりが無いその娘の顔に

何度か目を向ける。


どうやら村に住む娘では無いようだ。


短い紅髪のやんちゃな笑顔に

慧人は優しい声を掛けた。


『君は誰なんだい?。』


無愛想な慧人にしては珍しい

柔らかい笑顔で少女の目を

見つめる。


『がうっ。がうがうぅ。』


少女はもう一度

ニッコリ慧人に笑い掛けると

人の言葉とは思えぬ声を発するのであった。


はいっ!新キャラ がうがうぅ

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