表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リュウのケイトウ レガシィ  作者: きでひら弓
45/53

レガシィ リュウの伝承45激突 機動バトル

亜挫主刃の搭乗機 亜挫主刃泰狗見参!

亜挫主刃泰狗あざすばたいく

AAイジャーバタン ウフラが開発した

新機動兵器。

全高13m割と現実的なサイズに

とどめられた身長と独自開発された

ジェネレーターにより

見た目よりも俊敏に機動する事が

可能だ。

フォルムは日本で同じみの妖怪

天狗を模しているのかもしれない。


『搭乗っ!。

これで貴様等もひとたまりもあるまい

塵芥と帰せーっ!。』


亜挫主刃泰狗が強力な火炎放射を放つ。

会場は既に様子がおかしかった所為もあり

見物人は全て避難している。

慧人とエルニを包んで余る

広大に燃え盛る炎。

金属をも溶かす程の高熱が二人を襲う。


『スキル ゲル化フィールドシェル。

大した高温だな しかし…。

ネイ 準備は万端か?。』


『イエス マスター。

武装パックαーjEXγ

ディメンション スタビライザー始動。』


ネイ シーティス スプレマシーが

瞬時に慧人の背後へと位相空間を跳躍し

姿を現した。

光牽引トラクション コントロールにより

コクピットへと吸い込まれるように

二人は乗り込んだ。


『慧人これ。使って。』


エルニが何やら小さなクリスタルパーツを

慧人へ手渡した。

コクピット内のシリンダーコンソールを開くと

台座の上へ据える。

メインシステムφのプラーナキャパシティが

MAXの三倍へと拡張されたのだ。


『これで、いつでも一緒にいられるよ。』


極小さな声で呟くエルニ。


『ん、何だって?。』


『ウフフ、何でもない。

ほら火炎放射が止むよ。』


『ネイ、フェルミオン プラスター用意。

ヤツの股関節脇から背部メインシステムを

一撃で破壊する。』


『イエス、…』


『待てぇーーーーいっ!。』


亜挫主刃がフェルミオン プラスター発射の

タイミングを読み取り素早く

光信号通信を送って来た。

これは亜挫主刃の敵攻撃予測スキルによるもの。

しかし回避ではなくなぜ通信によって

攻撃を中止させようとするのか?。

慧人もそれに従う事無く攻撃すればいいものを

亜挫主刃の言い分を聞いてやる事にしたのだ。

全くのお人好しだと言える。

この気質は恐らく治る事は無いのだろう。


『何だ言ってみろ。』


『飛び道具を使うのを止めろ。

貴様も武士もののふならば

やいばを交えて堂々と決闘しろ

グガガガ。』


言うに事欠いて堂々と勝負しろ等と

言いだす亜挫主刃。

元はと言えばコイツから先に飛び道具の

火炎放射を使ったと言うのに。

やはり卑怯な者の考える事はとんでもない。

これはネイ シーティス スプレマシーの

フェルミオン プラスターの存在を知った時

武装と飛び道具の性能では勝ち目の無い事を

悟ったせいだった。

しかし、キャラ付けのグガガガを

少しの間忘れていたようだ。作ろうように

最後だけグガガガを付け足す亜挫主刃。


『良かろう。真剣勝負だ行くぞ。』


『グガガガ、吠え面かくなよ。』


お互い長刀を構える。

亜挫主刃の構える長刀は日本刀と同じ創り。

伝統の業物と同等の斬れ味を有する。

しかし、機動兵器の装甲を切り裂く事は

可能だろうか?。

一方の慧人はソード イシュト バーンを

構える。

見た目は洋刀に近いフォルム

だがこのつるぎは刃の斬れ味で

相手を切り裂く物では無いのだ。


『でやーーーーーーっ!グガガガっ!。』


亜挫主刃泰狗が一歩先に突っ込んで来る。

ネイ シーティス スプレマシーは数歩だけ

前進すると亜挫主刃泰狗の突きを剣先て

左へいなす。

亜挫主刃泰狗が左へ体重を逃すと

ネイ シーティス スプレマシーの右爪先で

足払い亜挫主刃泰狗のバランスを崩した。


『敵性機動装甲粉砕、烈界斬れっかいざん

ふんっ!。』


バランスを崩した亜挫主刃泰狗の背部へ

袈裟斬りに刃を振り下ろした。

切っ先が装甲へ触れた瞬間

機動兵器亜挫主刃泰狗はバラバラに

分解されるのであった。


スキルソード ソード イシュト バーン

触れるだけで物質を分解する能力を有する

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ