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ジュエル☆クイーン♡スクーリング  作者: 葉月 優奈
十二話:ジュエルクイーンとロードライト
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~~女王ロワイヤル(第一戦)美術工房ペイナイト~~


俺はすぐに嫌な予感がした。

それは純花の最も苦手なジャンルだった。大きなキャンパスに書かれた文字は『絵画』だ。

俺が初めてであった時に、あまりにも芸術的な絵を見て知っていた。

そしてセレスタイトの絵画の能力値は『5』、唯一の一桁数字だ。


死にステータスにしていた『絵画』の数値を上げることすらしていない。

こんな大舞台で、いきなり死にステータスを使う勝負が来るなんてなんてついていないんだ。

ロードライトも出てきたが、ベレー帽を頭にかぶっていかにも絵が上手そうな画家風の出で立ち。

俺はタッチペンでアシストするが、セレスタイトの描く絵はやっぱりすごかった。


当然セレスタイトは大敗した。点数的には5点の評価。

対するロードライトの点数は79点。

勝負にさえならなかった。いきなり一本目を失った。


このままではまずい、三戦目にまで行かない。

三戦目に行かないと、何の意味もない。

いきなり追い込まれた俺は、ちらりと見ていた。


今、俺たちは食事を終えて湯神子の部屋。

俺の目の前には湯神子がやはりDSPを見ていた。

純花は俺のそばで何かを待っていた。


「純花……ごめん」

「負けの報告はいいわ」

純花は相変わらず落ち着いて食器を片づけていた。

次の試合に負けると、そこにいた純花が消える。


「そうだな、俺は次頑張るよ」

「もちろんよ、頑張んなさい」

純花なりの俺に対する激励だ。

俺は覚悟を決めて第二戦目に進むためにゲーム画面をタッチした。



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