他人の作品を評価してみよう! 2
≪レビュー≫とは
評論。批評し、論じること。
読書レビュー、ゲームレビュー、音楽レビュー……等と言えば、そのメディアに対する感想・評価等を記してある事が多い。
~はてなキーワード
多くの方が知っている「芥川賞」と「直木賞」
その選評を掲載しているホームページがあるが、他人の評価とはこれほど当てにならぬものなのだなと感じる。
http://homepage1.nifty.com/naokiaward/
評価があまりにもバラバラなのだ!
選考委員の方々は当然みなさん、有名なベテラン作家である。
そんな先生方でも、これほど意見が割れているのだから、「誰が読んでも素晴らしい作品」なんて、この世に簡単には存在しない。
そう割り切ってしまってかまわないと思う。
絶対的基準などどこにもなく、所詮人は、まずは自分が好むか、好まないか、感覚的部分で評価してるんだから。
どこかの誰かが自分の作品を酷評しようとも、別の誰かは素晴らしい作品だと感じてくれるかもしれない。
そう信じていいんだろう。
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それにしても、渡辺淳一さんってきつい人だなぁと、直木賞候補作への評言を読むと感じる。
選考委員としてもかなりのベテランだが、ほとんどの候補作品を酷評しているのだから。
最近、受賞した「下町ロケット」に対しても、
「わたしはここまで読みものに堕したものは採らない。
直木賞は当然、文学賞であり、そこにそれなりの文学性とともに人間追求の姿勢も欠かすべきではない。」だそうだ。
確かに「文学性」というよりは「エンターテインメント」だけどね。
でも直木賞の対象となっている「大衆小説」とはWikiによると、「娯楽性・商業性を重んじる小説の総称」
高尚であるよりも、通俗的であって当然許されるのではないだろうか。
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今サイトの場合、自分の肌に合わない作品だと低い評価をされてしまうのは、作者にとっては「百害あって一利なし」かもしれない。
自分の作品を読んだ誰かが「文章評価 1、ストーリー評価 1」の評価付けをしたことがわかったりしたら、恥ずかしくて、もはや投稿をしたくない。
自分の作品を読んでくれただけでもありがたいと考えられるほど、人間ができてる方は皆無だろう。
別に、何でもかんでもほめて…とは思わない。
そんなに肌に合わないなら、せめて無視してほしいと私なら願う。
ただ例え低い評価でも、誰かが評価してくれるだけで、評価点はプラスになり、読者の目にとまる可能性は高まる。
そこらへんを割り切って考えられる人間になれたら、どんなにいいだろう。
とすると、「百害あるが一利もある」と言えるのかもしれない。
低い評価を入れられてしまった作品を見かけるたびに、関係ない私まで胃が痛くなる。
そして、勝手にびびるのだ、自分の投稿した作品がそんな目にあってしまわないかと・・・
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