他人の作品を評価してみよう! 1
≪レビュー≫とは
評論。批評し、論じること。
読書レビュー、ゲームレビュー、音楽レビュー……等と言えば、そのメディアに対する感想・評価等を記してある事が多い。
~はてなキーワード
私は時々、むしょうに書評レビューを書きたくなるようだ。
数年前は、amazonでレビューを書くのにはまってた。
1年前からは、某電子書籍販売サイトでレビューを書き散らかしている。
「よかった」とか、「おすすめ」とか、数行のレビューが多い中、私は長文になりがち。
感想や評価だけでなく、その作品の背景や知識、著者のプロフィール、作品を読んでの自分の考え等も書いてしまう。
どちらかと言えばエッセイに近い、少し異色なレビューなのかなと我ながら思う。
私の後からレビューを書かれた方が、その作品に対しての感想だけでなく、私のレビューについても言及することも多数あった。
「面白い」「参考になった」という肯定的な意見だけでなく、「ひどいレビュー」だと否定的意見も。
私のモットーとして、レビューを書くからには、どんなにひどい作品でも、良いと思ったところを必ず褒める。
同時に、批判的なことも、足りないと思ったところも、比較的、率直に書く。
この率直な指摘が、作品のファンにとっては「悪口やめろ!」という方向に行くみたいだ。
でも、断じて悪口ではない。
「私」がこれまでに読んできたものと比較しての、あくまでも「私」の感想だ。
そもそも100%駄作だと思ったら、レビューを書くことさえない。
amazonも、某電子書籍販売サイトも、「金」を払って作品を購入するわけで、その作品が「金」の価値に見合うかは大切な要素だと思う。
そこで書くレビューは、当然シビアであっていいのではないか。
■-□-■-□-■-□-■
数日前にユーザー登録をしてから、私はこのサイトの結構な量の作品を読んだと思う。
そして数本の作品を評価したり、感想を寄せたりもしてみた。
そこで自分なりの方針としたのは、作品が私の肌に合わなければ読み逃げ。
ちょっとよかったなぁも読み逃げ。
なかなかよかったなぁも読み逃げ。
私がすごくよかったなぁと感じた、評価高いものだけ、プラスアルファな行動。
しかも原則、「良い点」と「一言」だけ書き、「悪い点」は書かない。
こちらが善意や軽い気持ちで書いていても、相手が傷つくかもしれない危険性を重視せざるをえない。
でも実際には、厳密に方針を守れてはいない。
私の性格からして、アドバイスや批判的意見も言いたくなる。
ここは商業サイトではない。
作品を読むのに、金銭的犠牲はない。
よって著者には「私の好み」に沿う義務も責任もない。
それなのに、傷つけられていては、著者にとってはやるせない。
それは十分にわかってはいても、時におせっかいを焼きたくなる気持ちが抑えられない。
このサイトの作品は、玉石混淆!
私好みなものから、肌に合わないものまで様々。
そして、書いている方々も、書くのを楽しみたいだけの方から、ゆくゆくはプロになりたい方までばらばらでしょう。
でも、文章で金を取りたいのなら、積極的に他人の批判的意見やアドバイスにも耳を傾けるぐらいじゃないと、生きていけないのかもしれない。
■-□-■-□-■-□-■
この文章を書いた目的は、自分が他人の作品を評価する基準を示したかっただけ。
私には悪意はなくても上から目線で書きがちですからねぇ。
自分の作品も公開してない、私のような人間に評価されても、私だったら心から感謝できるかどうかわからないし……。