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強盗

「どうしたものか…」

 

 柚木原雄二――俺は呆然立ち尽くしていた。

 

 今年高校一年生になり、波風立たぬ平和な高校生活を送ろうと普通に過ごしていた。


 しかし俺はよくトラブルに合う、いわゆる巻き込まれ体質だ。


 そのため俺は普通の生活に憧れていた。


 それは昔からよく事故にあったり、何もしていないのにとばっちりを受けたり散々だからだ。


 だがその巻き込まれた体質も命にかかわるほどのことでもないため俺は深く考えていなかった。


 努力をすれば普通の生活も送れるだろうと考えていた。


 しかし高校生活四日目…それは銀行強盗によって不可能になってしまった。


 俺は朝に親から通帳とカードを強引に渡され、「少し銀行からお金引き出してきて!」と銀行に行かされた。(しかも帰りに引き出すのではなく今引き出せとのことだった)


 朝から銀行から金をだしてきてと言う親はいかがなものかと思うが、頼まれたら断れない俺は渋々行くことにした。


 俺は「銀行からお金を出してきて遅れました」なんて理由でクラスメイトに笑われたくないので早めに家をでることにした。


 俺は今までの経験からいつも何かしらに巻き込まれるため朝五時には起きている。


 もちろん学校へ行く準備は昨日のうちにもうできているので特段朝は飯を食い、顔を洗うぐらいしかしない。


 朝からだと開いてないないのが普通なのだがうちの近くの銀行はなぜか朝早くから開いている。


 地方の銀行なのでその銀行独自のやり方で営業しているらしい。


 俺の口座もここに入れているのでお金の引き出し方などは分かっている。


 俺は足早に銀行に入った。


 さっさと済ませて家に帰り、早く学校へ行こうと思っていた…が…


「おい!お前ら動くな!」


 俺が後ろを振り向くとそこには黒い格好をしている男たちがいた。



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