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CORE  作者: 音夢(ネム)
人外種
12/14

破損と限界

著者の独り言


朝起きた瞬間、恋愛ものが書きたくなるの僕だけですかね

 ディーン、こいつはかなり凄いぞ、ゲート出現の感知に、おびただしい量のエネルギーだ。とうに人外種(イビルダ)行きの放出量だぞ...


「か、カミラさん?ディーンは大丈夫なの?」


「カイ、心配しなくていいぞソフィアが今頑張ってくれているから」



 ん、、、


 暖かい


「ん、、、」


「あっ!気がついた」


柔らかな緑色のあたたかい光...


 ソフィアの治療(ヒール)中だと言うことは容易に想像できた。


 まだ目が痛む、まぶたも少しヒリヒリするな、左の足はジンジン焼き付くような痛みだ。


「ここ、は、、?」


 ぼやける視界は、見覚えのない部屋だった。


「うっ、酷い充血だな」


「目の周りのヤケド痛そうだよぅ」


 カイと、カミラさんの反応からしてだいぶ酷いのだろう。


「ディーン、よく聞くんだ。正直君の力は半端じゃない、その力を目だけで制御し次元獣(キラー)破壊(ブレイク)するには限界がある。さっきのように簡単に抵抗されてしまうし、目が合ってないと効果が半分も出ない。それに圧迫される直前少し身体に負荷がかかるようだ。だから、気を引いていたとしても次元獣(キラー)に気づかれてしまう。」


 よし、今日から特訓だな!とニヤリとした、カミラさん


「目以外で制御できるようにするんだ。」


うん、全く意味が分からなかった。


━━━━━━━━━━━━━━━


 数日後、火傷も凄まじいスピードで回復した。


「それじゃぁいきますかな」


 カード再発行だ。


「ディーン、君のエネルギーが膨大すぎてカードが処理落ちして破損したんだ。ライトストーンって言ってエネルギー耐性が一番強い鉱石で、できてるんだけどな」


 カミラさんは苦笑した。


「君には驚かされっぱなしだよ」


 役所に着いた。


 俺が入った途端、その場がザワついた。


「随分話題になってるようだ。ランクもまだない新前ハンターが前代未聞のカード破損だもんなぁ」


 役所の人も、待ってましたとばかりに出迎えてくれた。


「高耐久、レッドカードをご用意しました。コアと連携を行いますね」


 おぉ、とカミラさんだけでなく野次馬達から声が上がった。


「な、なんだ、レッドカードって。」

「幻のレッドカードだ。」

「俺ァ本でしか読んだことねーど?」

「推定耐久エネルギー値50,000だったかな?」


 野次馬の感じからしてだいぶレア物らしい


「カイ、普通のハンターのエネルギー量は分かるか?」


 首を傾げた。


「お勉強の時間だ。」


 役人はまた、連携に手間取っている。

 その隙にカミラさんのハンター教室が始まった。


「ランクごとに平均エネルギー値が公式で調査されている。F~Eランクは0~100くらい。

 D~Cはハンター人口のほとんどを閉める、エネルギー値は100~300くらい。

 高ランクとされるB~Aで、記録されているMAXエネルギー値は521だ。

 これより上ってなると世界でも、数人しかいないSランク以上、瞬間エネルギー値最大記録は1015だ。」


「連携完了致しました。」


「ディーン早速ゲート出現の感知してみろ」


 えっ、と野次馬達がざわつく


「エンジン全開で初っ端から本気で探せ~」


言われた通り、全力集中!!


 目に痛みはない、完治したみたいだ。ソフィアありがとう

 ここは建物内だ。探索範囲を広げよう、グッと力を込めると、、、


「あ、熱い!?」


 まだカードを持ったままの役人が驚いていた。


「ディーン辞めだ。」


 うおおぉぉ、歓声やら、驚きの声やらで今日で一番役所が湧いた。


 ハンターランク欄には赤いカードに赤々と“未知数”と表示されていた。


「伝説の再来か、、、?」

「目の能力の覚醒者か?」


 野次の声が気になったが、カミラさんは違う心配をしていた。


「こいつの収入はどうなる、」


━━━━━━━━━━━━━━━


 その後、ブラックカードという更にランクの高いカードを連携し何とかギリギリ読み取りに成功した。

 その時の役所は、野次馬で埋まっていた。

 動画を回したり、写真を撮ったり有名人が空港に来たみたいな騒ぎだった。

 魔力推定値約100,000万を記録した。


 ハンターランクSSSSS


━━━━━━━━━━━━━━━


「あぁ~死んじまうよォーちょーろーーぉ」


「なかなかの坊主じゃないの、私好みよォ」


「あんだぁ、こいつぁ!?ぶっ〇〇すぞ!!」


「この子...まだ本気じゃないカモ」


「ひぃ~ぢがれだーー」


「う~ん、まだ制御が足りないようだね」


「長老様、我々スキルコード:アイの7魔導の七つの目の加護でも、力の爆発的発生を弱めることで精一杯です!!」


「うむ~、眼竜の力、授かりし時かもしれぬの」



「「「「「「「 !?!?!? 」」」」」」」

読んでいただきありがとうございます!

いや〜当初の予定よりディーンがチート的存在になってきたな〜、

人外種(イビルダ)のミカちゃんのこと忘れないでくださいね?

次回をお待ちください!

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