登録
最近の更新は夜だなぁ
「起きろっつってんだろー!!」
起こされなきゃ起きれんのか、と朝から怒られてしまった。
昨晩は帰ったのが遅かったからな、うう、体が重い、、、
頭の中はミカちゃんの体の感触でいっぱいだった。
気を取り直して~~
「ハンター登録いくぞー!!!」
「おう!ボサっとしやがって心配したぞ」
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「ハンター登録に来ました。」
「はい、それではこちらの書類に必要事項をご記入ください」
ハンター登録をしに役所に来ていた。甲冑やら、プロテクターを付けた人でいっぱいだった。名前や、使用スキルを書くだけの簡単な書類だった。
ん?保証人?
「それは私だ。」
どうやらハンター登録は、スキルなどを詳しく測定する訳ではなく、自己申請制のようだ。だから、保証人が必要なのだ。
「書類、お預かりしますね」
しばらく待つとカードの準備が出来たため、プロテクトコアとの連動をするそうだ。
現世には、俺が着けている腕輪のように能力値や、スキルを可視化する技術はないが、登録後に発行されるこのカードには、登録者のプロテクトコアのエネルギーの変化を感知し、能力値、スキルを数値化するシステムが搭載されている。
「ん~?」
「どうかしたのか?」
役員がカードの連動に手間取っている。
「ん~、連動しませんね、、、おや、大丈夫なようです。完了しました。」
このカードに、ハンターとしての収入も入る。というのも、連動している限り、登録者の変化を常にとらえ、カード情報がリアルタイムで更新されていく。
その真っ白いカードには、自身のランク、スキル、名前など簡単な情報が記載されている。
今は、まだ討伐を行っていないためランクの欄には何も記載されていないが、ランクごとに政府からの“特任”という討伐依頼が受けられるようになったり、もちろん収入も上がっていく
「このカード凄いな」
長々と説明されていたのでルイナさんは、居眠りしていた。
「ふぃ~~おわった、おわった~!」
いや、ルイナさんはずっと寝てただけでしょ、、!と言いそうになったが、心の中に閉まっておいた。
『ただ今、人外種の殺人被害が急増しています。人外種は...』
場内アナウンスが耳に入った。
「ルイナさん、人外種って?」
「あぁ、ゾンビのことか?」
話を聞くと、ハンターの内ではゾンビやら、イビルダやらと呼ばれ、プロテクトコアの超過使用から、人体、人格が破壊した人間のことを言うらしい。
「人間の血肉を喰らい生き延びてやがんだ。人外種による死者数が急増してんだろうな、」
おまえも気をつけろよって、なんか軽いな笑
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「長老様...ディーン...登録を済ませたようですな」
「ウィンよ、無理をするでないぞ、念が途切れ途切れになっておる。」
「私...では、無理かもしれませ...ひとりでは...ぼうずの...強すぎる」
「うむ、プロテクトコアのない人間など今や存在せぬ、ウィンの加護でプロテクトコアが無いことはなんとか誤魔化せたが、、、あの莫大なエネルギーはいったい、、、スキルコード:アイでも読み取れぬ桁外れなエネルギー、時を動かす存在になるであろう、それが善であるか、または、悪であるか、、、
それは、ワシにも分からぬ」
「...様!...では、...限界...」
「うむ、手は打とう」
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スキルコード:アイ 七つの目の加護
読んでいただきありがとうございます!
ディーンの隠された秘密とは!?
次回の更新をお楽しみに!