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空想現実物語  作者: 刹那
3/4

冷静こそ一番

「自由というのは縛られてこそ意味がある」

シグナル・チューイ-1917

セツナ「なあリリカ、あのえっと…」

駄目だ…言えない…自分はどちらかというと告られる派…だから言えない…

リリカ「?」

セツナ「えーと、そうだ!手紙よ手紙!」

リリカ「あぁ、あの手紙ですか、昨日54番通りに見かけない人がいたんですよ!」

セツナ「54番通りね…」

結局言えない…あの時の質問の意味を…

セツナ「ちょっと行ってくる!」

今は誤魔化しておこう、そうしとこう





刹那「お前は!?」

俺はこいつを『書いた』!第2話で書いて捕まった…いや捕まらせた!

???「私を知ってるのでしょうか?」

言えない…俺がこの世界を作ったなんて言えない………こいつよく見ると違う人だ!

刹那「いや、人違いだ…」

…俺は騙した…騙してしまった…でも、初めて使えた…騙心術[だしんじゅつ]

┃騙心術は人を騙す為だけの術…自分の心までも騙す、言うなれば嘘。┃

生きてる間に自分ですべてを欺くとは…

???「そうですか…でも遇ってしまったのですから自己紹介でも…」

しなくても知ってる…こいつは

???「私はジャーディス、アルマルト以後お見知りおきを…」

冤罪で捕まった悲劇の人物…でもこいつは設定的にあと10年は捕まってるはず…

ジャーディス「スミマセン…少し左に27㎝ずれてください!」

こいつは細かく指示をする!そがゆえに測られた…今は黙って聞くしかない…

刹那「なっ!?」

今なにが通った!?

ジャーディス「まだ実験段階の武器は駄目でしたか…」

引っ張られる!?まるで重力!

ジャーディス「プラズマ式疑似暗黒G発生機は次で潰す!」

それは!?俺が暇つぶしに考えた厨二Weapon!?

ジャーディス「疑似暗黒発生機反転!!」

こんどは押される!?なっ!?

ここは…見えた…あいつはジャーディス…なっ!?

この距離!どう見ても100m以上!

死ぬ…






まさかあいつが持つとはね…

ジャーディス「セツナさん!あなたによってできたこの十字架が!わかるか!」

そういえば私はジーンの策略に乗ってしまった…だからこいつは捕まった…

セツナ「悪いけど君の『ソレ』却下」






刹那「はっ!なんで俺は寝…」

言いかけた…というより8割がた言った、恥ずい。

というよりもここは…家?ん?紙から手?

セツナ「うーんジャーディスは消すべきか…」

なっ!あいつはセツナ!今あいつジャーディスを消すって…あいつを消されては困る!あの暗黒Gはオーバーだが確実だ、あいつ[セツナ]を消して小説を守る!

セツナ「来たのか…クソ作s」






痛い!痛い痛い痛い…左目潰しだとぉ

セツナ「痛いじゃないかこのクs」

は?え?なに?腕になんだこれ…シャーペン!?

刹那「リリカと喋るのに戸惑うなクソ陰キャ」

は?天才の僕が?

セツナ「黙れそして答えろ!お前は何を書いてる!」





吉良吉影…俺を怒れ…

刹那「お前は何しにきた!」

できた!完成だ!そしてくる!

セツナ「うるさい!!」

首を掴んでくる…そして引きずり込む…

セツナ「な…なんで余裕なんだ…」

刹那「俺は作者だぞ?」

いつもの空想現実世界に行く感覚がする…






続く






メッセージ┃刹那さんもしかして死んでます?┃




リリカ宛

  気をつけろ

    君をローマ・ジの反転  ーディスより

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