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一反木綿

夕方彼は、触ってはならない物に触った、公園に割れた鏡を拾い上げて鏡にふれ、彼らは、鏡を触り鏡から現れた物に触れて、・・・普通の日常を失った


「・・・糸の束」


鏡からこぼれ落ちた物を見て少年は糸の束を拾い上げ伸ばしてみていたが


「なになに何だ!何だよこれは!」


少年は目の前にある道路に設置されている鏡、カーブミラー基、道路反射鏡の鏡から不気味な色の青白い色の人の用な妖怪が這い出してきていた


「うああああああ!」


少年は慌てて糸の束を右手で握ったまま走り出しだ、鏡から出てきた妖怪は、少年を見て四つん這いで走り出してきた


「うそだろ!こっちに来た!・・・だれかー助けて!」


「・・・・・・・・・」


「なんだよあの走りかた!恐い!このままだと追い付かれる」


妖怪は無言で少年を追いかけてきた


「だれか!・・・なんでなんで今日は人が居ないんだ!・・・学校!確か中学校部活とかまだしてるかも」


少年は急いで中学校に迎い人が居れば助けてと駆け込もうとしていた


「・・・・・・・・・」


「まだ来てる!」


少年は真っ直ぐに行かず、右右左右左左と細い道に入り距離を詰められないように走り中学校に向かっていた


「あと少しあと少し!・・・いっ!居ない!」


後ろを見て少年は妖怪が居ないことに驚いた


「距離が開いた!よしよし、このまま中学校に駆け込ん・・で・」


少年は目の前に中学校に喜びの笑みを見せるが、妖怪が中学校前の道路にある道路反射鏡の上に立っていた


「うそだろ・・・」


少年は後に一歩下がり反転して来た道に逃げようと振り向いたが


「うそじゃないよ」


と一言聴こえて闇に落ちた


「・・・・・・破壊、・・・破壊、破壊破壊破壊!これで私達の平穏な世界にまた一歩・・・」



妖怪が踏みつけていた場所には少年が持っていた糸の束がガラスの破片のように砕けた残害が残っていた、近くでは少年の物言わぬむくろが転げ落ちていた


時は流れ、彼とは違う道を歩む者が表れた




一反木綿、この妖怪は鹿児島県肝属郡高山町、現肝付町に伝わる妖怪とされている、

大きさは約一反「長さ約10.6メートル、幅約30センチメートル」の木綿のようなものが夕暮れ時にヒラヒラと飛んで人を襲うものとされ、

首に巻きついたり顔を覆ったりして窒息死させるともいい消して大人しい妖怪ではない、巻かれた反物のような状態でくるくる回りながら素早く飛来し、人を体に巻き込んで空へ飛び去ってしまうと伝えら、

出没の伝えられる地方では、子供が遅くなるまで遊んでいると「一反木綿が出るよ」と言って戒める風習もあったそうだ、


そしてこれは妖怪などの退治をすることに為った、少女の話


「またか、は~」


夜ベッドで寝ていた銀髪の髪をした少女はベットからため息をしながら起きてきた、その時間夜の2時


「さて、行きますか」


少女はベッドから降り部屋に有る姿見の鏡の前にたった、手が鏡に触れると鏡から光が現れパジャマ姿だった少女の服が白い羽に変わり散っていき下着姿になり、上から黒い羽が落ちてきて少女の服が死覇装に変わった、手に日本刀の用な青黒い色の刀身をした刀を持ち、腰に青い色が入った銀色の鞘が会った、少女は赤い紐で髪を両サイド縛りツインテールにして部屋の窓を開けた、そして窓から勢いよく飛び出した、12階建てのマンションから


「今度は何の妖怪だー、毎度毎度寝不足で堪らん」


下に降り立った少女は2階建ての一軒家の屋根に上り周りを見ていた


「アレいない可笑しい、仕方無い街を回るか」


少女は結局何も見付けれずに朝の6時に家に帰って寝た


部屋のドアから、コンコンと音がした


「光~、起きなさい遅刻するわよ」


扉の前で母親が声をかけていた


「ん~、眠い・・・今行きます」


光はベットから起き上がりながら時計を見た、時間は7時、時間を見てため息を吐いていた、それからパジャマを脱ぎ下着姿になり考え込んだ


「どうする夜倒せなかった、このまま変身したまま学校に行くのは服どうしようー、死覇装で無いと防御力落ちそう、ん~~、仕方無い学校の制服で行くか」


それから制服に着替えリビングに行く光


「お母さんおはよう」


「おはよう光、ご飯食べなさい」


「うん、頂きます」


光はテーブルに着きご飯食べていた、それから食べ終わりシンクに食器を置き玄関の方に向かった


「お母さん行ってきます」


「行ってらっしゃい」


玄関の扉を開け光は学校に向かった


「あ、おはようございます」


「おはよう」


マンションのご近所さんに挨拶を済ませ、エレベーターに乗った、それからマンション出て学校向かった


「先生おはようございます」


「おはよう」


光は学校で有名な爽やかイケメン先生に挨拶をした


「あはは、今日も先生に群がってる」


「光ちゃんおはよう」


「桜ちゃんもおはよう」


クラスで仲の良い女子の桜ちゃんに挨拶をした


「どうしたの凄い眠そう」


「そうかな、あはは」


光は桜ちゃんに眠気を誤魔化そうとした


「悩みがあったら言ってね」


「うん、わかった」


光それから席に着き、先生が来て授業が始まった

、それから何事もなく下校時間になり帰る支度をしていた


「光ちゃん一緒帰ろ」


「ごめん、帰り用があるんだ、帰り道の逆だし今日は一人で帰るよ」


「そっか、また明日ね」


桜ちゃんと笑顔で別れ、誰にも見つからない要に学校の屋上に来ていた


「は~、どこかに要るな、あれは、一反木綿かな、よりにも寄ってうちの学校の生徒が襲われてるな、行かなきゃ」


光は子供を襲ってる一反木綿の所に走って行った


「な、なんだこれ一反木綿本物化物じゃん、は、放せ、くそ、んぅぅ・・・はな」


少年は一反木綿に空に連れ去られつつ口に巻き付かれ息が出来なくなっていた


「そこまでだよ」


光は一反木綿に刀を切りつけたが、刃がうまく一反木綿を切り裂けづ、一反木綿の腕に左腕を捕まれ地面に叩き付けられた


「ぐぁ、クソ何て怪力だあんな布なのに、仕方無い焼いてやる」


すると光の刀から炎が吹き出し、刀身に纏わせ炎の剣を伸ばし一旦木綿に向けて振り落とした


「しーねー一反木綿」


「グァァァァ」


炎の刀に焼かれ引き裂かれた一反木綿はそのまま黒い散りとなり消えて行った


「うぁぁぁぁぁぁぁぁしぬしぬしぬ」


少年は一反木綿が消えた事により落下し出した、そこに光が少年の落ちる所に行きキャッチした


「大丈夫、ん、一夜くん」


「え、光ちゃんなんで、何その格好、え、え」


二人はお互いに驚き光は


「あ~・・・誰ですか、それでは」


光は一夜を下ろし、知らない降りをして逃げた


「いや、光だろー」


一夜は逃げる光に後ろから叫んだ

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