プロローグ
本文は女声を出すことをメインとしております。
男声でも役立つこともあるかもしれないので見て損ではないはずです!
このプロローグでは両声類になるための練習、トレーニングを始める前に頭に入れておくことを書きます。
まぁ、要するに予備知識ですね
内容
・始めに
・専門用語
・両声類予備知識(重要)
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まず始めに、
「ベンチプレス100kgを上げられますか?」
ほとんどの人が無理だと思います。
筋トレなんてしてないし、そもそも生活する上でそこまでの筋力はいりません。
ただ、スポーツをやっていたり、仕事柄重いものを持つことが多い人ならすぐできるかもしれません。
これと声も同じです
「別性の声を出せますか?」
無理ですよね?
ボイトレなんてしていないし、そもそも生活する上でボイトレは必要ないでしょう。
ただ、歌が趣味だったり、声優を目指していたり、接客業で通る声を出していたりする人なら
何もしていない人より早く習得できるでしょう。
最初からできる人なんて地声チートくらいなもんです
まぁ、そもそも地声チートは両声類ではないですが
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次に、
専門用語ですね。
あとで出るときに詳しく説明するので今は大まかな解説だけにします。
・ファルセット:ようは裏声です。芯のない息漏れのある声。
・ヘッドボイス:裏声と間違われますが簡単にいうと息漏れのない芯のある裏声です。
・胸声:胸に強く響かせた声です。
・地声:普段の話声。響の少ない胸声。
・ミックスボイス:ヘッドボイスと胸声を混ぜた声でです。
・声帯:喉の全体的にある2枚の弁で、この間に空気が通り震えることで声が出ます。また声帯の長さで出せる低い音の限界が決まります。
・声帯閉鎖:声帯を閉じること。声帯の閉じ具合で地声〜裏声と変えることができます。
・鼻腔共鳴:鼻の空洞部分の鼻腔に響かせることです。鼻声とは違います。
・鼻声:鼻腔共鳴を無くした声です。
・エッジボイス:呪怨の「ア"ア"ア"ア"」というようなブツブツとした音(声)です。エッジをかける部分を変えると声の種類を簡単に変えられます。海外ではボーカルフライと呼ばれています。
・吸気発声:息を吸って声を出すこと。声帯閉鎖の感覚をつかめます。
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次に、
両声類用の予備知識
まず始めに、
今からここに書く事は今は出来ません。無理です。
ただ、これから練習するにあたって意識しながらやることが大事です。
では、
まず男声と女声の違いは【ひびき】です
喉を締めたり裏声を出したり鼻腔共鳴したりするのは
【全て、ひびきのため】なんです。
もちろん自分の出したい声質によって様々な微調整はありますが、
基本はひびきです。
女声を出したい人はよく頭に入れておいてください。
【普通の男声からスッとシフトするイメージです】
【ただ響きを変えるだけ】
そして次に、
女声を出す感覚のイメージ
【喉の奥から出す】
【喉を押し広げて出す】
【ハミングで喋る】
イメージですよ?抽象的なものです。
これらを意識してトレーニングしましょう
プロローグは以上です。