エイプリルフール★鶯宮家のみなさまと一緒に★
番外編?たちを移動させました!
うっししし!今日はエイプリルフールだぜ!
☆
part.1
「兄様!」
こにゃにゃちは!みんなのアイドル鶯宮色葉ちゃんですよ!実は実は、今日は楽しいエイプリルフール!友達いないコミュ障鶯宮色葉ちゃんは家族に嘘をつくことにしたのですでござる。うっししし!
「なんだい、色葉?(爽やかな笑顔付き)」
ううう!ハイスペックなお兄様だ!
「えっと、兄様……」
「(キラキラ)」
うっ!そんな期待に満ちた顔をしないで……!!今から嘘つくんです!そんなキレイな笑顔を見せないで!罪悪感がァ!!!!
「兄様なんて、ダイキライ!!」
*結果
(かなりのシスコンな)ハイスペックなブラザーは燃え尽きた灰になりました☆キラッ
「もう、僕、なんで生きて……」
「やめてぇえええええええ!兄様、大好きです!あいらぶゆー!」
「色葉!!!(お目目ウルウル)
僕も愛してる!!!」
ギュウウウウウウ
最終的に嘘をついたわたしは物理的にお兄様によって灰になりました……\(^ω^)/
☆
part.2
「母様……」
次のターゲットは、
なーーーーんと、怒ると雪女化する母様ですお☆わたし死んじゃうかもね、主に凍ってさ……
「なあに、色葉ちゃん?(キラキラ)」
くぅ!!!美人さんの笑顔はキツイよ!!
う、母様嬉しそうですが、ごめんなさい!!
「母様、デブ!!」
※母様は風に吹かれたら倒れそうなほど細いです。
*結果
「母様……?」
「痩せなきゃ、痩せなきゃ、痩せなきゃ!!!!」
「え、母様?華世子さーん?」
「ちょっと!わたし断食するわね!あと、何キロ落とせば……!!」
「やーめーてぇええええええええ!!!母様!!」
なんでこうも我が家の人は対応が大げさなんだよぉおおおお!!!
「でも!色葉ちゃんみたいなステキな子どもに恥をかかせないくらいキレイにならなくちゃ……!!!」
え、母様、キレイでいる理由って家族のため……!!ジーン、涙が…………、じゃーなーくーてー!!!!
「嘘です嘘です!!!母様は楊貴妃だろうが、小野小町だろうが、そんな人達でも勝てぬほどの美人様ですぅ!!」
「でも、わたし、デブ……」
うぎゃあ!!!!!母様、やばいよ!もう目が虚ろ!!母様、全身痙攣がァああああ!!!!ど、どうすれば!!!!
はっ!
ぴかーん!もう、これしかねぇ!!!!どうか、うまくいきますように!!!
「母様は、わたしの自慢の母様ですわ!!」
ピタッ。母様の痙攣、よし、とまっ……
むぎゅぅうううううううううう
これ、なんのデジャブーーーーー!?!!!!!
☆
part.3
「父様……」
よし、今回はやりすぎないやりすぎない……!!
「なんだい!色葉ちゃん!!(デレェ)」
わーーーーー!!!そのダンディでクールなお顔をだらしなく緩ませないでぇええええ!!!
「父様、これつけてください!」
わたしが差し出したのは真っ赤な首輪である。いや、あのね、父様がさ自分のことを愛娘のげぼk……、そ、そうgebokuとか言ってたからちょっと調子に乗って買ったんだけど、ど、どうかな?さ、さすがに怒るよね……?
「(キラキラキラキラ!!!!)」
ま、満面の笑みぃいいいいいいいいい!!!う、うそん!!わたし父はまともであって欲しかったよ!!やめて!わたしのかっこいい父様像を崩さないでぇえええええ!!!
「と、父様……?」
「ゴホン!
(チラチラ←色葉の様子を伺う)
色葉……」
はっ!そうだよね!さすがにさ!おかしいとおもったでしょ!?で、今からお説教ね!なるほど、なるほd……
「色葉、ありがとう!僕の気持ちを受け入れてくれたんだね!!(キラキラ)」
*結果
もう嫌だ。
★
嘘をつく側だったはずなのに、なぜかとても疲れた色葉ちゃんでした。チャンチャン
これぞ残念なハイスペックたち