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同居人はドラゴンねえちゃん  作者: SAI-X
第4章 夢のジャムセッション
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EPISODE64:悪質なるフェイク

「この辺りだなぁ? ボスが言ってたのは……」


 先程のねずみ色の髪の男・三谷が、人混みの中に紛れてにやついていた。

 東京から、何らかの特殊な方法を用いて瞬時に京都まで移動したのだ。

 その目的は、自身がボスと呼んだ男から与えられた任務をこなすためだ。誰かに命令されることを好まない彼にとっては、正直不本意ではあった。

 しかし、当たり前ながら力関係では『ボス』にはかなわない。命が惜しい、だからその『ボス』に従う。

 下手に逆らえば、『ボス』の手でその場で首をはねられてしまう。つまり嫌々従っているということになり、これは一種の強迫観念だった。


「ひひひ」


 目に留まったスーパーマーケットを前に薄ら笑いを浮かべると、男の姿がぼやけてモザイク状に歪んでいく。

 やがてモザイクが消えると、男の姿は先程までとはまったくの別人に変わっていた。文字通り他人に『化けた』男は、そのままスーパーに入っていき――。


(けっけっけ。お一人様につき1パックだぁ? そんなの関係ねぇ!)


 特売品である卵1パックを買っては外に出て、違う誰かに化けてはまた1パック、また違う誰かに化けてはもう1パック――これをなんと、推定5回も繰り返していた。

 もちろん彼、三谷に買った卵を食べる気など毛頭なく、店側がこの悪質なイタズラのことを知ったら大いに怒り狂うことだろう。

 犯人はその都度他人に成りすましていたため、その怒りにはやり場がないが。


「……あれ? あの人さっきも……」


 しかし彼の悪事はあるひとりの人物にしっかりと目撃されていた。

 バイト先に行く途中のみゆきだ。三谷が何度も他人に化けてスーパーに出入りを繰り返すさまを、この目にとらえていたのだ。

 この事を咎めようと、みゆきは元の姿に戻った三谷に近寄る。


「ちょっと!」


 みゆきの声に気付いた三谷は、慌てて逃げようとする。だが、ズルをして買った卵5パックは重石になる。

 では、どうすればいいのか? 近くにいる適当な人間に化けて押し付ければいいのだ。重石を他人に押し付け身軽になった三谷は、その場から逃走。


「待ちなさーい!」

「待てと言われて待つわけねーだろ!」


 しかし相手の方が脚力は強くて速く、全力で走ってもみゆきは追い付けなかった。

 だが相手もスタミナはそれほどなかったらしく、道中のベンチで休憩をとっていた。


「や、やっと追いついた……。あなたが買っていったあれって、一人につき1パック……」


 みゆきがそう言って注意しようとした瞬間、三谷はまた別の姿に変わっていた。

 今度はみゆきもよく知っている人物だ。


「う、ウソ……健くん?」


 薄ら笑いを浮かべながら舌なめずりすると、健に化けたまま三谷は再び逃走。

 みゆきは軽いショックを受け、しばらく動けないでいた。少し落ち着いたところで、腕時計を見ると――。


「い、いけない。もうこんな時間! 急がなきゃ!」


 このままでは遅れてしまうことに気付いたみゆきは、駆け足でバイト先であるレストランへ向かった。

 その頃、うまく逃げ切った三谷は――何を思ったか、京都市役所に足を踏み入れようとしていた。


「ここで聞けば何か分かるかもなぁ……ヒヒヒ」


 ここに狙いを定めたのか悪辣に笑い、舌なめずりする。

 誰も見ていないところでモザイク状に姿を歪ませ、健に化けると正面から堂々と入っていく。その手には(まさかり)が担がれていた。


「おはよーございやーっす」


 気だるげにそう言いながら、扉を蹴り開けて三谷が化けた健が事務室に入ってきた。

 明らかにいつもと様子が違っていた為に、ジェシーらは動揺を隠しきれないでいた。


「と、東條くん? 今日に限っていったいどうしたの?」

「ちょうどイライラしてたんで暴れに来たんですよォ。あんたらがあーだこーだ『俺』に命令しやがんのが腹立つんでさァ!」


 ――『俺』? いつも彼は自分のことは『僕』と言っていた。それに口調もどこか乱暴、何か違う――。

 突然刃物を振り回して暴れだす健を眼前にして、浅田のみならず事務室にいた全員が底知れない危機感と激しい違和感を抱きはじめていた。


「やめなサイ東條サン……」


 みなが動揺し恐怖に震えているなか、係長が周囲のものに当たり散らしている健に近寄る。


「ストォーーーーップ!!」

「うるせぇんだよオッサン!! いつもいつもこの『俺様』にエラソーに注意しやがってよォ! 上には上がいるってこと知らねぇのか! アホ! ボケ! カス!!」


 つかみかかってきた係長を蹴り飛ばし地べたに落とすと、そのまま踏みつける。

 更に無理矢理起こし、ケニーの胸ぐらを掴む。


「あぐぐ……ユー、東條サン違うネ。東條サンはこんなコトしないヨ」

「あ゛ぁ!?」

「確かに、東條サンちょっとチヤホヤされすぎ。のさばってるね。ケド、ミーの知ってる東條サンは少なくとも、ユーみたいにバイオレンスなクソ虫ヤローじゃなかったネ!」

「ごちゃごちゃうるせぇんだよ……死ねぇぇぇッ!」


 いきり立った偽東條が、その手に握ったまさかりを大きく振り上げる。さすがのケニー係長も、これでご臨終――しなかった。


「は、離せや!」


 まさかりがケニーに振り下ろされる前に、背後から偽東條の腕を何者かの手がつかんだ。それは紛れもなく――東條健その人の手だった。


「えっ、東條さんが二人!?」

「なにこれ……どっちが本物なの!?」

「たぶん……いや、どう見ても乱暴なほうがニセモノよ」

「ハハハ、ミーの思った通りデス」


 そもそも彼らが騙されるはずがなかった。

 まだまだ短い付き合いとはいえ、東條健がどのような人物なのかは皆だいたい分かっていた。

 ややおっちょこちょいで心配性で頼りないが、基本的に明るく温厚で誰にでも優しく、真面目な性格。それでいて働き者。

 ――そんな彼がいきなり他人に暴力を振るったりモノを壊したりするなど、想像がつかないことだ。ゆえに今取り抑えられている東條はニセモノ。簡単に見分けがつく。


「す、すみません。すぐに戻りますので……それまで待っていただけませんか?」


 あとからやってきた東條が言った。皆がその要求を呑んで頷いたことを確認すると、振りほどこうともがくニセモノを引っ張って、東條は市役所の外に向かう。

 適当な場所でニセモノを離すと、血相を変えて睨み付けた。自分そっくりなニセモノの姿がみるみるうちに歪み、まったく別の姿に変わってゆく。ニット帽にねずみ色の髪、黄緑の瞳と服装だ。



「姿を変えた……? 目的はなんだ!」

「ヒヒヒ……そんなの知ったところで意味ねぇぜ? 何故なら、お前はここで死ぬんだからなぁぁ!」


 舌なめずりするとまさかりを担ぎ上げ、男が駆け寄って切りかかる。

 横に跳んでかわすも、男は執拗に追撃を入れる。やがて健は、芝生の木の下まで追い詰められてしまった。

 ――だが見切った。相手は大振りで技術力はあまりなく、ただ単にまさかりを力任せに振り回しているだけ。だがパワーは強い。それを上手く弾き返せば、行けるかもしれない――。


「なにっ!?」


 一瞬の隙をついて男の攻撃を弾き返し、そのまま反撃をありったけ加える。


「は、早い!」


 突然の反撃に対応しきれず、ニット帽の男は防御を強いられた。

 それでも健の猛攻は止まらず、最終的に鼻や右肩に傷ができた。


「こ、このガキ……よくも俺様の顔に傷をつけてくれたな!!」

「うっ、ぐあーっ!」


 いきり立った男がまさかりで切りかかる。その動きは早く、かわしきれなかった健は腕と足のすねを切り裂かれた。裂かれた箇所から真っ赤な血が流れ出る。


「へっへっへ……」


 相手に見せつけるように舌で刃についた血をなめまわし、不気味に笑う。

 対して健は、切られた箇所から血を流しながら苦悶していた。そんな健にとどめを刺そうと、ねずみ色の髪の男はゆっくり近寄る。


「冥土の土産に教えてやんよ。おれはオメーに化けて親しい連中に嫌がらせするつもりだったが、何故だか気が変わっちまってなァ……オメーをアジのひらきみてぇにしたくなったんだ!」

(……やっぱり!)


 ペラペラと流暢に喋りながら、男は逆手で持ったまさかりを引きずっていた。地面で摩擦している音がやかましいことこの上ない。


「ま、どっちにしろ生かして帰さねえってこった……キエエエエエェ〜ッ!!」


 耳を塞ぎたくなるような奇声を上げてねずみ色の男が走り出す。

 このままいけば健はまさかりで一刀両断され、亡きものにされるだろう。

 著しいダメージを負って動きが鈍っている以上、とっさには動けない。――ならばやるべきことは一つだけ。

 運を天に任せ、反撃に出るか。それとも盾でガードするか。ふたつにひとつ、どちらかをやらなければこの逆境は切り抜けられない。


(攻めか守りか……どっちにしよう?)


 熟考している場合ではない――ということは、彼自身もよく分かっていた。

 だからといって無策で飛び出しては終わりだ。そして、答えはすぐに出た。


「ここは攻めるッ!」


 考え終わったとき、既にねずみ色の男は眼前にまで迫っていた。

 健はそれをなぎ払い、宙へ吹き飛ばす。更に浮き上がった男の体に狙いを定め、落下しながらの斬撃を繰り出した。地べたに叩きつけられてもなお、男は立ち上がる。


「うぐぐ……この三谷様をコケにしやがって! 殺してやるゥゥゥゥ!!」


 自分を手こずらせる健に怒りの矛先を向け、まさかりを掲げながら疾駆する。

 鬼気迫る勢いだった、思わず圧倒されそうだ。だが、それを前にしても健はひるまない。


「隙あり!」

「げッぶぁぁぁああ!!」


 鋭い反撃が炸裂! 敵が接近するタイミングを見計らい、一瞬の隙を突いて切られる寸前で迎撃したのだ。

 ねずみ色の男は奇声や血しぶきを上げながら前方に宙返りして吹っ飛び、地べたに叩きつけられた。


「ギギギ……やりやがったな、このクソガキッ!! 覚えてやがれぇ!!」


 ねずみ色の髪の男――三谷が立ち上がり、左腕を押さえながら苦しそうに、悔しさ混じりに喋った。

 恐らく、『こんな奴は俺の足元にも及ばない』という強烈な過信が彼の中にはあったのだろう。

 その自惚れが原因で油断が生じて、味わいたくもない屈辱を味わった。

 憤慨した三谷は顔を歪ませながら、カッとその瞳孔を光らせる。

 両目から放たれた光線は楕円を描き、健の前に炸裂。火花が散ると共に白い煙幕が上がった。


「し、しまった。目眩ましか……?」


 咳き込みながらそう呟く。煙が晴れる頃には、そこに三谷の姿はなかった。


「それにしても、アイツは何だったんだろう……」


 三谷が忘れていったキャップを拾い上げ、市役所のオフィスを目指して歩き出す。

 そうしながら、先程三谷と戦ったことを回想していた。奴が流していた血は、赤色ではなく――青みがかった紫。

 動物の種類によって色が違うこともあるが、基本的に血液は赤い。地球上の生命体なら、みな赤い血を流しているはずなのだ。

 次に思い当たる点は、あの分厚くて切れ味鋭いまさかりを軽く振り回していたこと。もちろんそれ相応の重量もあるだろうし、常人にはとても振り回せそうにない。

 ということは、あの三谷という男は見た目に反して体を鍛えていたのか? それとも、巨大な岩ですらサッカーボールのように軽く持ち上げてしまうほどの怪力の持ち主だったのか?

 ――だが、どちらもサッパリ見当がつかない。奴はどう見ても今時のチャラい若者であまり体を鍛えているようには見えなかったし、腕もそんなに太くはなかった。だからこの考えは間違いだ。

 だが、気になる点はこれだけではない。あの不気味な雰囲気は普通の人間が出せるものではないし、そもそも普通の人間なら目から妙な光線は出さない。

 姿を変えて誰かに成り済ますことだって不可能だ。あれは変装なんてレベルのものではなく、姿・形を文字通りコピーして『変身』しているようだった。

 人間業とは思えない、きっと奴には何らかの特殊な能力があり、それを使って――。


「……うん? 待てよ、あいつもしかして……」


 ――もしや三谷はその手の能力を持ったエスパーか、あるいはシェイドが人間に化けた姿なのでは? それなら違和感を感じたのも納得が行く――このとき健は、不確かなりに推測していた。三谷に隠された秘密、そしてその正体を。




「……うっ」

「東條くん、どうしたの。また出血したの?」

「い、いえ。大丈夫です」

「ならいいんだけど……あなた怪我人なんだし、あんまり無理はしない方がいいよー」


 医務室で治療を受けた健は仕事に復帰し、怪我を押してあくせく働いていた。

 表面上は明るく笑顔を振りまいていて一見大丈夫そうだが、頭の中では不気味に笑う三谷のイメージが何度もよぎっていた。

 本当は辛かった、だが弱みは見せられない。人々を未知なる恐怖から守るため、そして笑顔を守るために戦っている自分が弱気になっていてはいけない。ここはせめて、表面上だけでも元気に振る舞わねば。


「しかし暴れてた方がニセモノで良かったわ、ホント」

「あたしもそう思いました。東條さんはあんなに乱暴な人じゃないですからねー」

「わかるわかる!」

「あっ……、ありがとうございます」

「東條さんってすごく優しくていい人ですからね〜。それにしても東條さんに成り済まして悪いことするなんて……ひどすぎるわ」

「ホントですよー。やる方は楽しいんでしょうけど、やられる方はたまったもんじゃありません」


 本当に自分は上司や同僚に恵まれている――みな優しい人ばかりだ。こうした何気ない会話の中でも、自分がどれだけ信頼を寄せられているかを、健はしっかりと感じ取っていた。



「ただいまーっ」


 いつも通りにアパートの自室へ入ると、さっさと手を洗ってアルヴィーに顔を見せに行く。

 どういうわけか部屋がきれいになっており、ものもあらかた片付けられていた。


「おぅ、お帰り。モップがけと部屋の片付けをしておいたぞ」

「ありがとう! しっかし、そこまでしてくれるなんていい人だね~っ」

「私でもモップぐらいはかけられる。それで……今日は何かあったのかの?」


 それまで笑っていた健の顔が、急に深刻な表情に変わった。

 あまりにも突然だったために不審に思ったアルヴィーに、健が語り出す。


「……ねえ、アルヴィー。シェイドも血は赤いの?」

「いや、赤くない。みな青紫色の血が流れておる。ただ……」


 恥らうように少し目をそらすと、アルヴィーが、


「どういうわけか私の血は赤いんだ」

「えっ? そういえば……ウロコはがしたときとか……」

「他のシェイドはみな紫の血なのに、何故私だけがそうなのかはわからん。だが、抜け落ちた記憶と関係しているかもしれぬ」


 視線を戻したアルヴィーの顔は、どこか儚げで人間味があった。

 抜け落ちた記憶を取り戻したいという強くてひたむきな思いも、ひしひしと健の心に伝わった。


「記憶かぁ……どうやったら取り戻せるかな。僕もできるだけのことはするよ」

「かたじけない」

「ところで……その紫の血なんだけど、今日どう見ても人間だったのにそれを流してたやつがいたんだ。そいつと戦ったんだけど……」


 何か予感が的中したような顔をしながら、アルヴィーが健に詰め寄る。


「……どんな奴だった?」

「えーと……斧持ってて、チャラチャラした感じでカジュアルな服着た奴だった」

「そうか、そいつは怪しいのぅ……ハッ!」

「どうしたの!?」

「そやつは人の姿形をしているにも関わらず紫の血を流していたのだろう? だったら、『上級シェイド』かもしれぬぞ」

「上級……シェイド?」


 その言葉は何度か聞いたことがあった。以前戦って打ち倒した浪岡がたびたび口にしており、その手下である緑川という男も一度口にしていた。

 だが、あくまで聞き覚えがあるだけ。意味などはまったく分からない。上級とつくからには、通常のものより格が上だということか?

 健はまたもや、分からないなりにそう推測をしていた。


「なんなの、それ」

「シェイドの中でも一線を画す戦闘力と知能を併せ持った、文字通り格上のモノたちの事だ。分かりやすくいえば――普通のシェイドがヒラや派遣社員で、上級シェイドは社長や部長といったところかの」

「そうか! 確かにそんな感じ!」

「驚くにはまだ早いぞ。その社長や次長課長は、みな人間の姿に化身して人間界に潜り込んでおる。だから――ひと目見ただけでは見分けがつかんのだ」


 人間の社会に、人知を超えた力を持った恐ろしい怪物が人に化けて潜り込んでいる。

 ひょっとすれば身近な人間や、あるいは自分の家族もそうなのかもしれない。

 怪物はどこから襲って来るか分からないというのに、近くに潜んでいるかもしれないとなればより一層恐怖心が膨らんでいく。

 ――考えても見れば、恐ろしい事極まりない話である。


「お主が今日出会ったというその人物は、上級シェイドである可能性がある。いや、確実にそうだ」

「やっぱり……なんとなく、普通じゃない感じはしていたけど」

「さっきも言ったように連中はいずれも手強いからの。決して抜からぬことだ」


 無造作に伸ばした髪をかき上げ、アルヴィーがそう警告した。

 彼女も薄々感づいていたのだ――平穏が訪れたばかりか、戦いがこれから一段と激しさを増していくということに。


「ちなみに私も一応は上級シェイドに入る」

「え~~~~~~~~ッ!!」

「そ、そんなに大きい声を出すな! お隣さんに聴こえるぞ!」


 ――それでも彼女は、密かに願っていた。

 如何なることが起きようとも、これからも健と共に戦い続けたい、と。

 たとえ彼が年老いてこの世からいなくなっても、人間を見守り続けたい――と。

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