表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

冷酷と噂の氷帝陛下の心の声が『今日も妃が可愛すぎる』とダダ漏れな件について

作者:九葉
「お前など、国のための“生贄”にすぎない」――。

貧しい小国の末姫リリアンナは、国の借金の形として、冷酷非道と恐れられる大帝国グラキエスの『氷帝』カイゼルに嫁ぐことになった。
血も涙もない氷の仮面を被った皇帝と、心を閉ざした孤独な姫君。誰もが憐れむ、絶望から始まる政略結婚。

しかし、彼女には誰にも言えない秘密があった。
それは、人の“心の声”が聞こえてしまう呪われた力。

初対面の夜、氷のような言葉で彼女を突き放すカイゼル。
(ああ、やはりこの人も私を道具としか…)
リリアンナが絶望にうなだれた、その瞬間――彼女の耳に、ありえないはずの“声”が響き渡る。

『――(か、可愛い…! なんだこの小動物は!? 守ってやりたい…!!)』

…え? いま、何て…?

冷酷な皇帝の“表の顔”と、甘すぎる“心の声”のギャップに戸惑うリリアンナ。
これは罠? それとも…?

これは、孤独だと思っていた二人が、互いの素顔を知り、不器用に惹かれ合い、やがて帝国の巨大な陰謀に立ち向かっていく、甘くてじれったいすれ違いラブストーリー。

あなたの心の声も、ダダ漏れかもしれません――。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ