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第10回 覆面お題小説  作者: 読メオフ会 小説班
11/11

魔道具メラグラーナに纏わる往復書簡

…。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。o

ヴェリタ旧市街区遺跡発掘事務所

調査官アチェロ・ゼファー様


 先日の報告内容につきまして、新たな資料が得られましたので添付致します。

ご確認の程、宜しくお願い致します。


添付資料一通


以上


子犬の月十四日

フェニーチェ治癒院 主席分析官 フィダンツァート・フィオリトゥーラ・ペトル

…。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо

============================================

主席分析官 フィダンツァート・フィオリトゥーラ・ペトル様


なんと素晴らしい報告じゃないか!

この新たな発見は僕の人生に大きな喜びを与えてくれそうだ。

大きさは推定するにメラグラーナくらいだろうか?

この貴重な事例をこれから継続して研究していく必要があるのではないか?もっと詳細な情報を引き続き請う。


ひばりの月一日

ヴェリタ遺跡発掘事務所 調査官アチェロ・ゼファー

=========================================== …。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。o                   

 あわてんぼうのアチェロ・ゼファー様

 未分化なものに命名するのは少々時期尚早ではないでしょうか。公式な発表も未定の内に先走るのは得策とは到底考えられません。とは言ったものの私自身もメラグラーナという響きは気に入りました。非公式ではありますが、この案件についてはメラグラーナと呼ぶ事にいたしましょう。

現在メラグラーナについては新たな情報は得られておりません。先行事例が何件か見つかりましたので添付します。ご参考になれば幸いです。

 そちらの天候はいかがですか?ヴェリタはよく乾いた肥沃な土地だと聞きます。伯都は寒かったかと思えば急に気温が上がって雨が降って、じめじめとさえしています。おかげで少し体調を崩しました。どうかお体には気をつけてくださいね。

ひばりの月十日 

資料一式(全百二十七頁)

以上

追記:フィダンツァートは自称ですので宛名には記さないようお願いいたします。

フィオリトゥーラ・ペトル

…。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо

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親愛なるフィオリトゥーラ・ペトル様

                          アチェロ・ゼファー

=========================================== …。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。o

ヴェリタ旧市街区遺跡発掘事務所

調査官アチェロ・ゼファー様


 先日は過分な贈り物を頂戴し、有難う御座いました。

ツェントロというのですね。初めて食べました。白い綿の部分を食べるなんて、そんな食べ方があるのは驚きですね。でも、ほのかに甘くて軽やかな触感で、本当に綿毛を食べているようでした。果実はすっぱくて小さくて、それもまた驚くほどでした。チームメイトのサリーチェにも分けたところ(ご存じかと思いますが、彼女は大変な食いしん坊なのです)これはパタアタに合うに違いない、と毎日大量に揚げて持ってきてくれるようになりました。酸っぱくてなかなか食べられなかった果肉の部分をぎゅっと絞って食べたら、確かにとてもおいしい。ご相伴に預かっていたら、少し太ってしまいました。けれど、おかげでだいぶ体調も良くなり、これでまた研究に打ち込めそうです。


ツバメの月二十七日

感謝を込めて フィオリトゥーラ・ペトル 

…。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо

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フェニーチェ治癒院 フィオリトゥーラ・ペトル様


 返事が遅くなって済まない。ツェントロを気に入って貰えたようで良かった。もっと送りたいところだが、旬が短いものであっという間に盛りを過ぎてしまった。来年もこの地に居れば送るよ。……実をいうと、このヴェリタの遺跡発掘の頃合いはあまり良くない。先日も遺跡迷宮の探索に参加したのだが、第十七魔法体系の古典魔法が主流であるはずの時代、場所であるのにもかかわらず、第四十一魔法体系の文法が紛れ込んでいるのだ。君も知っているだろう。第四十一魔法体系と言えばあの悪名高き●●●やめておこう。どうやらここにはまだ知らない古典魔法が眠っている可能性がある。君の研究している現代魔法とは全く異なるものだけど、また何か分かったことがあれば伝えるよ。

メラグラーナの研究の方は進んでいるかい?何か分かったことがあればまた教えてほしい。

それでは、また。

琴の月三日

添付資料


ヴェリタ旧市街区遺跡北東ブロック遺跡迷宮探索レポート

=========================================== …。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。o

ヴェリタ旧市街区遺跡発掘事務所 調査官アチェロ・ゼファー様

 レポート拝読しました。大変興味深い内容かと思います。

 例えば六頁目十一行目から十七行目の記述ですが、合体詠唱を行う際にはソプラノとテナーの二系列が必要となるとありますね。ここまでは私も間違いないと思います。しかし両者は本当に独立し、最終地点で合流するだけのものでしょうか?途中のどこか、例えば第四項から第五項への移動時にソプラノが先に第五項を終了していることが必要なのではないでしょうか。そうするとテナーの第五項にかかるマナの量はソプラノ第五項までの和とテナー第四項までの和の総数が必要となり、テナー第五項以降で持ちうるマナの数が変化するように考えられます。そうするとこれは第四十一魔法体系というよりはもっと古典的な、第五魔法体系に準拠するのではないでしょうか。ご参考になれば幸いです。

 さて、あなたがご執心の魔道具メラグラーナですが、先日二度目の解析が行われました。前回よりは若干鮮明な資料がご用意できましたので、添付いたします。


添付資料一通

鯨の月二日

フィオリトゥーラ・ペトル拝

…。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо

============================================

フィオリトゥーラ・ペトル様

 資料をありがとう。研究が順調に進んでいる何よりの証拠だ。メラグラーナというよりはむしろトロペアノチポラに似た形状のような気もする。僕が注目したのは目の部分だ。今はまだ真横に伸びているだけだがメラグラーナはやや瞼の部分が重いようだ。東の涯の国の古典魔術の魔道具「ドグー」とも少し似ていると思う。ドグーは僕らが古くから音に魔法体系を載せていたように、東の涯の海の人々も植物に魔法体系を載せていたその証であるそうだ。拙いながら模写を載せるのでよかったら見てほしい。メラグラーナの目はしっかり開いたらどんな色になるのだろうか?今から楽しみでならない。

 それから、遺跡調査に対する感想もどうもありがとう。最終段階で合流する際の過程についてはこちらでも把握していたが、途中でもマナの量が変わるとしたら、これはむしろ新しい体系だと考えても良いのではないか?

そこで君に一つ尋ねたいのだがソプラノからテナーへマナが移動するとして、それ以降ソプラノのマナの総数はどう変化すると考えられるだろうか?第五項でマナが零となった場合、第六項以降でまた一から積みなおすという形になるのだろうか?よかったら君の意見を聞かせてほしい。


鯨の月五日

アチェロより

=========================================== …。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。o

 ヴェリタ旧市街区遺跡発掘事務所 調査官アチェロ・ゼファー様


 ご依頼の件についてわたくしなりの見解を述べさせていただきます。


 第五項でのマナの移動についてですが、これは実際には移動しない、いわばゴーストの手であると推測できます。これがこの地点で存在しないとすれば最終結合ユニゾンで示されるマナの量が一致しなくなってしまうからです。式の一部分に近代魔法にも通じる特有の指示記号が入っていましたので、別紙資料に添付いたします。ご参照ください。

こぐまの月十日

フェニーチェ治癒院 主席分析官 フィオリトゥーラ・ペトル


追伸:ドグーとかトロペアノチポラとかあなたの美的センスにはいささかの疑念を感じえません。


…。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо

============================================

フェニーチェ治癒院 主席分析官 フィオリトゥーラ・ペトル様


 インタビュー読ませてもらったよ。早く教えてくれたらよかったのに。君の仕事に向ける真摯な思いが伝わってくるとても素敵な文章だった。写真も美人に写っていて同じ時間を過ごしていることを光栄に思う。

 さて、ドグーの事について君に何か失礼なことを言ってしまったようだ。もちろん僕の非礼であることは承知なのだが、それでも一つ君に聞いてほしいことがあるんだ。

 僕の曽祖父の話だ。いつか君に話したことがあるかもしれないが、曽祖父は晩年古典魔法の守り手としてほとんど隠棲のような生活をしていたんだ。古典魔法に守られていた祖父はとても長命で、生まれた頃に丁度近代魔術が誕生したのだと聞いている。古い魔術がだんだん姿を亡くして、新しい魔術が町の中に広まっていく、そんな時代を生きていたと聞いている。そんな曽祖父がインフォオアラータの祭りを見物するために街に出てきて、一緒に見物に出かけたことがある。沢山の花びらが町中に敷き詰められて、それはそれは美しい景色だったんだ。けれど、古典魔法の守り手であった祖父は近代魔術がひしめく人ごみの中で参ってしまい、早々に見物をあきらめたんだ。そうして誰もいない川のほとりについた曽祖父はとても申し訳なさそうな顔で。「ごめんなあ、ごめんなあ」と泣きながら謝るんだ。

 だからかえって僕の方が申し訳なくなってしまって、それで二人で小さなインフォオアラータを作ることにしたんだ。当然曽祖父と一緒の時は魔法は使えないから、手頃な枝で地面を慣らして、かわべりのオウルテンシアやソッフィオウネ草をちぎって並べて、川べりの小道に花を敷き詰めたんだ。その時に曽祖父が教えてくれたのがドグーの存在なんだ。


「咲いている花は確かにきれいだねえ。見ているだけで幸福な気持ちなる。けれど、球根を見ているときも、それと同じか、もしかしたらそれ以上に、幸福な気持ちになるよ。ここにはどんな未来が詰まっているのだろうか、と思って。

東の涯の海の人々は畑に種を蒔くときに単なる畑ではなく、植物魔法が集う聖地として扱うんだよ。マナを持たない普通の植物でさえ一粒の小さな種が発芽し、生長し、何倍もの数の種を実らせる。それはまさに魔法なんだ。だから種をまく春には神様を起こすお祭りが、収穫の秋にはふたたびお礼のお祭りをする。その時に使うのがこのドグーなんだよ。ドグーは人々の感謝の気持ちであり、喜びの現れなんだ」


そう言って僕の頭をくしゃくしゃと撫でた曽祖父の手はあたたかくて、柔らかくて。けれど、土に汚れた手が少しだけ嫌で、片方の目をつぶったまま僕は曽祖父を見上げたんだ。あの時、どうして片目を開けられなかったのかな。ちゃんとあの時両目で曽祖父を見ていたらな、と今でも思う。

 僕にとってドグーは魔法に対する尊敬の念の表れであり、曽祖父の優しさの象徴であり、未来そのものなんだ。誤解を招くような表現をしてしまったのなら申し訳ない。

 良かったら、一度こちらへ遊びに来ないかい?ヴェリタ旧市街区でもインフォアラータのお祭りがあるんだ。勿論他の地区のものとは比べるまでもない小規模なものではあるけれど。それでも君と一緒に見られたら嬉しい。


こぐまの月十三日

希望を込めて アチェロ・ゼファー

=========================================== …。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。o

親愛なるアチェロ・ゼファー様


先日はお世話になりました!一人旅は初めてだったので不安だったけれど、行ってみてよかったです。インフォアラータのお祭りももちろん素晴らしかったけれど、あなたが普段フィールドワークしている旧市街区の遺跡が特に素晴らしかったです。あちらこちらに魔力のにおいが染みついていて、ああ、あなたはこんなところで普段お仕事をされているのだなあと思いました。

 私が普段分析を行っている近代魔法は、万人にとって最大の効果を与えられるように小さな魔道具に魔法体系を詰め込んでいるけれど、たまに少しだけ、疲れてしまう気がするのです。自分が小さな小さな、魔道具の中に押し込められてしまうようで。勿論私は今の自分の研究が好きですし、近代魔法は便利なものです。もっと研究を突き詰めたいという気持ちに変わりはありません。けれど、古典魔法の体系はそれとは全く異なるもっとおおらかで自然の中で生きている流れが見えました。あなたとお話がたくさんできたのも、とてもよかった。異なる研究分野ではあるけれど、とても刺激的な一時でした。私達にはもっとこうした、語り合う時間が必要なのかと思います。だから、私は、えっと、いったい何を、言いたいのでしょう?とにかく、私は研究が、もっと好きになりました。

 インフォアラータのお祭りが予期せぬ出来事で中断してしまったのは残念だったけれど、代わりにある板川べりの道は気持ちが良かったし、あなたの事務所の皆さんにお会いできたのも良かったです。あなたにメラグラーナを見せる事も出来たし。

さて、ここで一つあなたにお伝えしなければならない事があります。

メラグラーナは私達が想定するよりもどうやら含有する魔力量が多いようです。それも、かなり。これまで私達はメラグラーナを世にお披露目するときには、大きな喜びのニュースとして披露できると思っていたのですが、どうも一筋縄にはいかないようです。一体どうしたらよいのでしょうか。

コンパスの月七日

追記:ドグーのクッションは、よく考えたけれど、今回は遠慮します。

フィオリトゥーラより

…。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо

✽+†+✽――======================================

フェニーチェ治癒院 フィオリトゥーラ・ペトル様


 調子はどうだい?サリーチェから君がだいぶ参っていると話を聞いた。今年の夏はことさら暑いから、君の体調が心配だ。こちらに来てもらったことも、君の負担になっていたのではないだろうか?僕はメラグラーナを初めてこの目で見る事が出来てとてもうれしかったけれど。想像以上に美しかった。まだ解明に至らない部分は確かに多いとも感じている。古典魔法の魔力の流れ方もまだ漠然としか読み取れていない。それもわかる。まじめな君の事だから、日々努力を重ね、メラグラーナの事も根を詰めて研究しているのだろう。でも、多くの魔道具がこの世の中に日々生まれ、人の波に揉まれて、育っていくように、メラグラーナもそうであると思う。

だから、僕は何の心配もしていない。

ただ、君の事だけが心配だ。

コンパスの月二十七日

アチェロ

====================================✽+†+✽―― …。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。o

花の魔力透かしなんて珍しい

一体こんなもの、どこで見つけてきたの?

あなたは何も考えていない!

…。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо

============================================

フィオリトゥーラ

すまない、しばらくここを離れなければならなくなった。

僕のことは心配しないでほしい。

ただ、君の無事だけを祈っている。

愛している

アチェロ

=========================================== …。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。o


お願い、無事でいて


…。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо


返事を待ってる


…。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо


私を一人にしないで


…。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо…。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。


ヴェリタ新市街区ペティロッソ診療所気付 アチェロ・ゼファー様


 今、伯都からヴェリタへと向かう魔道汽車に乗っています。今までのお手紙よりも、私の方が早くついてしまうなんて、なんだか信じられません。これも、あなたが見つけてくれた四十二番目の古典魔法体系のおかげなんですって。あの忌まわしき四十一番目の魔法体系を操る魔法結社がヴェリタ旧市街区の遺跡を根城にしていたなんて!そしてあの花の魔力透かしが秘密結社の暗号になっていたなんて!そしてそんな危ないことが起きているのにその周りを私は暢気に見て回っていたなんて、本当に命があってよかったと思います。

四十二魔法体系はこれまで全く別のものだと考えられていた古典魔法と近代魔法を緩やかにつなげられる可能性があるものだとわかりました。これから新たな魔法体系が見つかって、いつか古典魔法と近代魔法は一つになるのかしら?私はそうでなくても良いと思います。だって、どちらも素晴らしいものであることに違いはないと思うからです。

 一時は存在を危ぶまれたメラグラーナもマナの供給が一定になったせいか、今は安定しています。メラグラーナとまだ混乱しているヴェリタへ行くと言ったらサリーチェはとても心配していました。無事にそちらについたら、まずはお手紙を書かなくちゃいけないわね。

そろそろ列車が着きそうです。


愛をこめて フィオリトゥーラより

…。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо○ ○оo。……。oо

゜゜ *+:。.。:+* ゜ ゜゜ *+:。.。.。:+* ゜ ゜゜ *+:。.。:+* ゜ ゜゜゜ *+:。.。:+* ゜ ゜゜ *+:。.。.。:+* ゜

フェニーチェ治癒院 代理主席分析官 サリーチェ・ラメット様


一昨日、無事にメラグラーナのお披露目をすることが出来ました。

今までメラグラーナと呼んでいたけれど、やっと正式な名前をお披露目する事にしました。

ゼンツァーノと言います。

メラグラーナのままでもよいかと思ったのだけれど、ひいひいおじいさまとの思い出を頂戴する事にしました。

サリーチェや発掘事務所の方達の勧めもあって、ヴェリタで出産する事になって。

本当はすごく不安で、すごく心配だったけれど。

もうすぐ皆で伯都に戻れることを楽しみにしています。

お土産にトッキーノという果物を持って帰ります。独特の癖のある果物だけれど、パタアタの揚げたのに欠けたらきっととても美味しいと思います。パーティをしようね。


ヤマネコの月十一日

三人分の愛をこめて

フィオリトゥーラ・ゼファー

゜゜ *+:。.。:+* ゜ ゜゜ *+:。.。.。:+* ゜ ゜゜ *+:。.。:+* ゜ ゜゜゜ *+:。.。:+* ゜ ゜゜ *+:。.。.。:+* ゜

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