↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
99/139

恐怖の裏側




誠黒ダンジョンのジャングルに突入して、ようやく囲まれたことに気が付いた。

巨木の上から、アナコンダの体が絡まりながら、俺達を見ていた。


あっちにもこっちにも口を大きく開けて、舌をぺろぺろと出して見ていた。

あれは、俺達の匂いを舌で取り込んで、何処に居るかを感じ取っている。

ヘビの舌先が二股に分かれているのも、どちらの方角に何があるのかを時間差で感知する為だ。



そして睨みつける眼光には、威嚇《いかく》の効果で体を硬直させる能力がそなわっていた。

従魔らも度重なる威嚇に耐えたせいで、威嚇に対しても耐性がそなわっていた。

ただし、始や仁助らは硬直状態に居る。


スラが体当たりをしながら、硬直異常を治している。


その瞬間に四方から攻めるアナコンダ。

アナコンダとツタが互いに絡み合って、締め付けを行なうが、細いツルが長い胴体を4つに千切《ちぎ》っていた。

次に襲うアナコンダの頭に、エランドの槍で突き刺して破裂させている。


リップは向かってきたアナコンダを捕まえると、剣でブツ切りして仕留めていた。


グフは空中から襲い、逃げるアナコンダの頭部を掴み、くちばしで頭を必死に喰い漁っていた。


アイは互いに睨み合いをして、動かない状態にして光線をぶち込んでいた。

大きく口を開け、アイに喰らおうとするアナコンダの口に、アイが光線を当てて頭部を破壊。


巨木を這って登った四郎は、アナコンダを襲い溶かしはじめた。

暴れるアナコンダは落下しても、更に暴れていたが徐々に動きが無くなり止まってしまう。


キーの雷撃が巨木とアナコンダを同時に、引き裂きながら地面へと落としていた。

疾風のブーツを履いていた為に、感電死しなかったが危ない目にあった。

更に俺の近くにも雷撃が落ちると、引き裂かれたアナコンダが上から落ちてきた。

ボタ、ボタ、ボタッと1メートル先に、頭部が落ちてどす黒く焦げた状態だった。



「キー、俺の近くで雷撃は止めてくれ。当たりそうになったぞ」


『親分、ごめんです』


「分かればいい。気を付けろよ」


『うん』


「ピーは、火は厳禁だぞ」


『どうして』


「ジャングルに火が燃え移ると危険だ。広い所で使っても大丈夫だから今は我慢してくれ」


『親分、了解』


そしてようやく戦いは終わった。

従魔らは、魔石を美味しそうに食べている。

俺は、1人でカードを回収して、集めたカード10枚だった。


メタルⅩ


硬く軽い金属

××××


カード鑑定でも読み取れない文字が書かれていた。

どんな能力があるメタルなのだろう。

カード鑑定の能力がアップすれば読めるようになるのか?



急に、危険警告が脳内に響いた。

その方向を見るなと警告している。

凄い催眠なのか?魔法陣の盾を発動して守りにはいった。


「皆、危険が迫っている。気を付けろ」


『主、あれは蛇女です。たしか名はメドゥーサで、ギリシア神話でペルセウスによって討ち取られた怪物に似てます』


「何、メドゥーサ。見た者を恐怖で石のように硬直させてしま奴か?つまり石に成ってしまう」


確か盾の裏で反射させた姿を見て、首を斬り落としたらしい。

この魔法陣の盾でも出来るのか?盾をこちら側に移動させた。

何と姿が映っている。


「禍々しい顔をしている」


体が小刻みに震えていて、恐怖を感じている。

蛇の下半身をくねらせて近づいてきている。


雷撃野太刀で斬るしかない。

何やら従魔らの動きも鈍い、アイとグフも地上に降りていて、アイは飛べそうにない。

やはり俺1人で戦うしかない。


ここか、力を振り絞って横一文字に斬った。

雷撃が頭の蛇を数匹斬っただけだった。


まずいぞ、やはり警戒している。動きも急に速くなっている。

もう俺の真後ろまで来ていた。

そして肩を掴まれた。

メドゥーサの目が盾に間近に映ったまま、再度横一文字に斬り付けた。

血しぶきが俺の体に掛かり、足元に転がる物があった。


足の力が抜けて、崩れるように座り込んだ。

先程の醜い顔が、美しい顔に変わり金髪をなびかせていた。


「これがあの顔なのか?」


石化カードが1枚と魔除けカード1枚があった。


石化


目を見た瞬間に石に変える

従魔用


これは従魔用か?


「アイ、こっちおいで」


『主、何でしょう』


「能力を与えよう」


『分かりました』


カードかざして念じた。

アイの体が光り輝いた。

そしてもう1枚のカードも見た。


魔除け


ゴルゴーンの邪眼が真実を見る


よく分からない説明であったので、考えていた。


『親分、体が真っ赤だよ』


成る程、体中が赤くべっとりとしていて酷い状態だった。

このままの状態で探索は出来そうにない。


「我が家へ帰るぞ」


『その赤い体に抱きつくのか?』


「抱きつくのがダメならカードに戻すぞ」


『分かったよ親分』


全員揃ったので、我が家へワープした。




もし面白ければ。

下の項目の☆☆☆☆☆でポイント応援して下さい。


良ければ5点、悪い1点でもお願いします。


気になる方は、ブックマークを付けて下さい。

書く為の応援をよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。