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under 500 Ⅱ

悪ロマシンガン

僕には、彼女がいる。


かわいい、彼女だ。


でも、少し、悪魔的。


彼女の気持ちに、恋の要素が、どれくらい、入っているのだろうか。


もう、しっかりと、交われないよ。




「ねえ何で真剣に向き合ってくれないの? 私は銭ゲバだけどお金目当てではないからね。 真剣だよ真剣に好きだよ。 待ってよ行かないでよ。 もう会わないなんて言わないでよ。 大好きだよ大好きすぎるよ。 あなたの立つときにまだ若いのにヨッコイショって大声で言うのとかも大好きなんだよ。 座って寝ているときに電流が流れているかのようにビクッてなるのも好きなんだよ。 よくツマズクところも大好きだし怯えすぎるところもすごく好きなんだよ。 優柔不断でガリガリヤロウなところも好き。 どんなドアを開けるときも必ず一回ドア前で呼吸をととのえるところも大好きなんだよ。 だからもう一度やり直そうよ」




褒められているようで、実は、けなされている。


そんな、不思議な言葉たちは、僕に一ミリも響かなかった。

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