【打ち手確保に救急救命士と臨床検査技師が追加】についての私見
2度目のワクチンの日程が決まり今から憂鬱で仕方がねぇセパと申します。
何だかワクチンの打ち手確保に救急救命士と臨床検査技師が追加されたみたいですね。
コロナワクチンは【筋肉注射】という手技で行われるのですが、採血や静脈注射、点滴のルート確保に比べれば確かに手技そのものはとても簡単です。
特にコロナワクチンは逆血確認の必要もなく、疾患によって痩躯となった患者や高齢者以外は〝根元までぶち込んでください〟と取扱説明書にあるくらいでしから、〝人に針を刺す〟抵抗さえ克服でき、少し研修すれば出来るでしょう。
ただ〝実施の手技が簡単〟なだけで、注射で面倒なのは〝準備と後片づけ〟です。ニュースでも〝予定量を誤った〟〝そもそも薬剤が入っていなかった〟とあるように、【注射器に指示通りの薬剤を詰めて、感染針を安全に処理する】というのは多分お偉いさん方が思っているより大変です。
注射器を日々扱っている看護師でさえ〝針刺し事故〟というのは起こります。
針刺し事故とは接種した患者の感染針を感染ゴミ箱に捨てる前に、自分に誤って刺してしまうミスのことで、患者が肝炎ウイルスやHIVなどの疾患を患っていた場合、医療従事者が患者の血液を介した感染に曝露されてしまう事を言います。
慣れない方が次々機械的にワクチンを接種する多忙の中で、こんなミスが起きた場合補償はどうなるのでしょう?政府が大好きな【自己責任】の一言で終わるのでしょうかね?




