遊園地とハグ
今日は久しぶりに父が帰ってきた!最近父からのプレゼントが、○○戦士やら○○ジャーなどの人形や、手の平サイズの車などになった。この人形は正直嬉しくないが貰っておこう。
小さい車は何に使うか分からないがカッコいい。
今日はなんだか母と父がソワソワしてる。ソワソワしていたのは父と母だけではなく、家政婦のミユキさんもだ。
3人で隠し事か?私には教えてくれないの?
すると、今日は遊園地に3人で行くそうだ!
あ!知ってる!テレビで見たぞ!遊ぶ所だろう?
ふふふ、私もこの世界の事が少しは分かってきただろう!
遊園地に着き、人の多さに驚いた。そしていっぱい遊んだ。
大きいカップと馬に乗りクルクル回ったり、ゴースドではなく、お化け屋敷に入ったりした。
母と父はギァーギァーうるさかったが、外に出ると『怖かった〜』と言いながら笑っていた。2人も楽しそだ。
速い乗り物は年齢制限があり乗れなかった。
最後は観覧車に乗り外の景色を楽しんだ。
少し日が沈み、夕日が綺麗だ。街の灯りがキラキラしてまるで宝石のようだ。
家に帰るとミユキさんが待っていた。なんか部屋が飾り付けされている。夕食も豪華だ。なぜだろう。
テーブルに座り3人が、三角の筒に付いている紐を引っ張る。
パンッパンッパン!
「「「お誕生日おめでとう!」」」
朝の隠し事はこれか!アーメティス王国では5年ごとに誕生日パーティーをする為、全然分からなかった。
「あいがとー!」
ミユキさんはこれを1人で準備してくれたのか。
私はミユキさんの所まで行き、抱き着き御礼のをいった。
「ミユキあいがとー!」
「ショウマ様!?い、いえ!そんなっ!」
父と母が羨ましそうに見ていたので、ありがとうのハグをしてあげた。
夕食の最後にケーキを食べた。なんとミユキさんの手作りらしい。
「おいしー!」
「ありがとうございます、ふふふ。」
ミユキさんも嬉しそうだ。来年が楽しみだ。