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魔法使いの転生(仮)  作者: かな
16/16

成長

どうも加賀野翔眞です。3歳になりました。

知らない事ばっかりで毎日新しい発見がたくさんあって楽しい毎日を送ってます。


魔法の練習の方も順調に魔力量も増えてきてゴブリンぐらいなら余裕で勝てる!

3匹はちょっと無理かな!2匹でギリギリ勝てるぐらい!

ゴブリン5匹=ウルフ1匹の強さだからウルフにはまだ勝てないけどね。


どう?成長したでしょ?私だって毎日ダラダラ過ごしているわけではないのだよ。



3歳になって活動範囲が大幅に拡大した。1キロぐらい離れた所の公園と、公園と逆方向の小さな川になら一人で行ける様になった。


一人で行けるが、一人で行っていいわけではない。

川の方は危ないから、母親か美由紀さんが一緒じゃないと行っちゃダメと言われている。

なので必然的に公園しか行く所はない。


3歳の私には1キロはかなりの距離だ。

しかも公園に行く途中の家に大きなイヌがいて、近くを通る人に物凄く吠えてくる。


私は怖いのでちょっと回り道をするから、余計に遠くなる!


公園では主に砂場で遊んでいる。だか!ただ遊んでいるわけでは無い!他の人にバレない様に土魔法の練習もしているのだ!


火魔法は危なくて目立つから練習もできていない。水魔法は川に行けてないからできない。お風呂は母親もいるから無理。風魔法と土魔法がどんどん上達している。



「みゆき〜ただいま〜!」


「おかえり。翔眞様。今日はどうでしたか?」


「ん〜今日はねー、砂の山にトンネルを掘ったりしてー砂場でお絵描きしてー、あ!ブランコにも乗った!楽しかった〜」


「そうですか。それじゃ手を洗って来てください。今日のおやつはプリンですよ。」


「本当!?わーいやったー!みゆきありがとうー!」


「くぅ〜…なんで翔眞様はこんなに可愛いのでしょ…」


「ん?みゆきなんか言った?」


「い、いえ!なんでもありませよ!」



その日の夜、母がこんな事を言ってきた。


「ねぇ翔ちゃん、幼稚園に通ってみない?」


なんだ?ようちえん?公園みたいな所かな?


「幼稚園は翔ちゃんぐらいの子供が通う所なの。お友達がたくさんできるわよ。」


なるほど学園か。この年齢でも通えるとは素晴らしいな!


「行く行く!」


「お友達がたくさんできると良いわね。送り迎えの事なんだけど、ママお仕事で翔ちゃんより早く出かけなきゃ行けないの。多分帰りも遅くなるから、美由紀さんにお願いしてもいいかな?」


「いいよ!でもたまにはママに迎えに来て欲しいかな〜」


「わかったわ!仕事放り投げてでも迎えに行くわ!」


「それはダメ。」

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