第二話 霊魔の神社
はいどうも!fukuraです!まず、ごめんなさい、遅くなりました。私自身受験生なもんで...それでは本編どうぞ!!
大学の『秘封倶楽部』の割り当てられた一室での話から三日後、大学最寄りの駅前にいる。京都らしく落ち着いた雰囲気漂うなか、霊魔は一人彼女らを待っていた。
解散したのちメッセージアプリで集合場所と時間を決め、三日間普通に大学で勉強していた。その間、メリーからのメッセージ曰く「蓮子ったらずっとにこにこしていて少し引くくらいだわ…」とのこと。よほど楽しみなのだろう。
向こうからこちらに歩いてくる二人の人影が見える。どうやら来たようだ。さて、今日も活動が始まる。
霊魔side
さて、そろそろ時間だけど蓮子寝坊とかしないよね?まあメリーがいれば大丈夫かな。
霊魔は夏らしいラフな格好で『秘封俱楽部』のメンバーを待っていた。三十分前から。彼もなんだかんだで楽しみらしい。
おっとどうやら来たようだ。手を振ってくる。子供か。まあこっちもかえすけど。
「蓮子、来たか。メリーもおはよう。てっきり蓮子は寝坊でもするかと思ったんだが。」
「っまっさかーそんなことはなないよ?」
おいおいやめてくれよ。寝坊しかけるとか。うちの神社は田舎なんだからそんなに電車走ってないからな。
「おはよう霊魔。待たせちゃったかしら?こっちはまた蓮子がねぼ「それより早く行きましょ行きましょ!!」ちょっと被せなくてもいいじゃない!まったく…」
やはりか蓮子。これは掃除労働確定だわ。おっとそろそろ時間だ。行かなきゃ!
「さて、秘封倶楽部全員集合ということで活動開始だ!行くぞ。」
「「はーい。」」
電車の中
時間が時間だったのでとっとと乗っていまは電車に揺られている。ふう、お茶が美味しい。
「そう言えば詳しく聞いてなかったけど霊魔の神社ってどこらへんなの?」
あっ確かにいってなかったな。流石に場所くらいは知っとかないとまずいと思ったのか、真面目だなメリーは。メリーは!大事な事なので二回言いました。
「いま私への悪意が感じられたんだけど…」
「っぐ…ええっとだなほら私達が初めて会った山があるでしょ。あそこの中腹あたりだよ。」
「えっまじで!行きかけてたんだあの時。」
「そうそう、あもう着くよ。荷物持ってほら。」
「少しは持ってよ〜」
蓮子が泣き言を言ってくる。はあ〜しょうがない、なんだか私も誰かに似て来たのかな〜
「はいはい、メリーのも少し持つよ。」
「あらいいの?じゃあお願い。」
秘封倶楽部の彼らは霊魔の神社へと歩き出した。ちなみにはたから見ると美少女三人組が一緒に遊びに来たみたいな感じだが…
三時間後
蓮子side
かれこれバスを乗り継ぎ歩いたりして三時間が経過した、霊魔曰く「もうすぐだよ。」とつい先ほどさほど疲れてなさそうにいった。なんてことだ、人間じゃねえよもう。まあ彼の『力』はまだ一回しか見たことがないがあれは思わず人間じゃねえと思うようなものだ。
「ほら、見えてきたよ。」
おっと恨みごとを考えていたらついたようだ。さーてどんなところでどんなものがあるか楽しみね!!
「ようこそ、ここが私が神主をしてる『博麗神社』だよ!」
「おおーー」「へえー」
私とメリーが同時に声を上げた。確かに古い神社と聞いていたけどなんだか神々しいというかそんなような雰囲気がある。趣があるしこれはなにかありそうね!
「じゃあ社務所に案内するよ。そのあと私は少し神社の中にようがあるから待っててね。」
「はーい。」「ありがとう霊魔。」
私たちは霊魔についていき社務所についた。そしたらすぐに霊魔は神社の中にいってしまった。
「ねえメリー、中々何かありそうな雰囲気じゃない?」
暇だからメリーに構ってもらうことにした。べつに構ってちゃんじゃないからね!
「そうね、それに神社の鳥居に少し境界が視えたわ。この神社は何かあるのは間違いないわね。」
なんとメリーが既に見つけたとわ。流石境界を視る『力』ね。けどその境界を通ってきちゃったったけど大丈夫なのかな?
「ずごいわね、お手柄よメリー。だけどその境界くぐったけど何もないよ?」
「ああ、それわね私でもよくわかっていないんだ。」
霊魔side
「ああ、それわね私でもよくわかっていないんだ。」
おっとみんな驚いてるな。まあいきなり来たからと…やっぱりこの格好のせいだな。はーあ。憂鬱だ…説明めんど。
「そっそれって…巫女服?かしら?けどなんだか違うような〜。」
「そうだよね、だって脇丸見えでスカートみたいな袴なんてみたことないわよ。」
そう、なにを隠そうこの神社の巫女服はとにかく奇抜だ。脇は見えるわ袴ほぼスカートだわで巫女服かどうかも疑われる。むしろコスプレといった方がなっとくされる気がする。
「うちの神社の巫女服でね、元々博麗神社は巫女が管理するのが決まりなんだけど…お母さんは今はもう居ないしね。私が代わりに巫女の仕事をしてるからこれを着てる訳。」
彼女らは少し黙ってしまったけど、蓮子はおもむろにスマホを取り出して
カシャ!カシャ!カシャ!
「おい!蓮子!何撮ってんだこらー!」
写真を撮り出した。やばい…この服装が大学中に広まれば第二次女の子疑惑が始まってしまう。
説明しよう!女の子疑惑とは蓮子が面白半分で大学中に「霊魔は実は女の子」という噂を流したことがきっかけで始まったはた迷惑な事件である。その被害は、日頃女の子にしか見えずしぐさもどこか女性っぽい霊魔に告白が殺到するという事態に。
…シャレにならない...
じゃれあい(大学生命をかけた戦い)
「よっしゃー!取ったぞー!」
長い闘い(じゃれあい)の末、霊魔は蓮子のスマホを奪取し写真をすべてゴミ箱にシュートした。この間僅か10秒であった。
「あーあ...せっかくシャッターチャンスだと思って撮ったのにー。」
「蓮子冗談じゃないぞ第二次女の子疑惑なんて。さあて、本題に戻すか。なんで巫女服もどきを着ているかでいいかな?」
蓮子とメリーの二人に確認を取る。
「そうそう、なんでこんなコスプレじみた巫女服なのよ。普通はもっとこう...清楚な感じじゃない?」
「そう、ご指摘はごもっとも。だがこれはもともとこうなの。あきらめるしかないね~。」
自分で来ていてなんだが、もっといいデザイン案がなかったものかとご先祖様たちに恨み言を言っても仕方ないが。
「けど蓮子、似合いすぎて違和感がなかったけどまずは男の霊魔がなんで巫女服を着ているかでしょ。」
「えっそんなの霊魔のコスプレ趣味じゃないの?」
「そんなことあるか!!」
私は断じてコスプレ趣味を持っているわけでも女装が好きなわけでもない。
「これはな、博麗家がこの神社を運営するにあたって、巫女が管理をするっていうのが決まり事なのさ。」
そこにすかさず体を乗り出し食いついてくる蓮子。
「けどなんで巫女が管理する決まりなの?」
「それはだね、ほら前話した『能力』が関係してるんだけど、博麗家は代々『霊力』が強く古くから陰陽師みたいなことをやってたんだよ。そんな中どんな人が当主っていうのかな、がいいかってなるとやっぱり強い人の方がいいって皆思う訳さ。そこでだ、『霊力』が女性の方が質も量も多いから巫女が神社を管理するっていうことになったていうのが定説だよ。」
おお、なんか久しぶりに蓮子の真面目な顔を拝んだ気がする。メリーは相変わらずだな。真剣なメリーも可愛いんだがな〜。おっと神職たる私がこんなにも煩悩にまみれているとは。いけないいけない。
蓮子達が思考の海から帰還すると、すかさず蓮子が聞いてくる。
「巫女が神社を管理する理由はわかったけどなんで霊魔が巫女服着てるのか分かんないよ?」
「そこも教えるけどその前に昼食にしよう。山登りしてお腹減っただろ。作ってくるから待っててくれ。」
蓮子が少しふてくされてたけど、メリーが驚きの表情を浮かべている。なんでだ。
「霊魔って料理もできるの?!」
「ああそうだよ。珍しいか?」
「いやほら、男の人って料理出来ないイメージがあるから…」
「そうかい、じゃあ待っててな。腕によりをかけるから。」
そう言って微笑むとメリーも返してくれた。…一瞬見惚れてしまったがすぐに平静を装い台所に向かう。
メリーside
「蓮子、今のうちのさっきの写真復元して私にも送ってくれない?」
すると蓮子がニヤニヤしながら言ってきた。
「へーふうんー。まあいいけど、それにしてもすごい焦りようだったね、霊魔。」
蓮子はスマホを取り出し、素早く操作してしばらくしたら私のスマホに着信音が鳴った。
「ありがとう。にしてもほんとに女の子と見分けがつかないわね~。」
「そういうとこがいいんでしょメリーちゃん?」
「ちょっとやめてよ聞こえたらどうするのよ!」
***
しばらく彼女らの言い合いは続いた。これで今日の活動はおしまい。しかしまだ、秘封俱楽部の活動は続く。
はい、いかがだったでしょうか?少し『霊力』や『博麗神社』の意味合い、役割に独自設定がありますが、そこは追々本編で挟むのでよく読んでくださいね~重要ですよ!!それではご機嫌用~




