いつも一緒だった幼馴染が無視をしてくるので……
多分理解できないです。昨日のお風呂で歌いたがら思いついた物語をそのまま書いてます。拙い文章ですがお楽しみ頂けたらと思います。
誤字脱字報告よろです。
最近なんかいつも一緒にいた幼馴染みの健太から無視される。理由は分からないけど……なんか記憶があやふやな一週間前からだ。なんか妙に体が軽いし。でも悩んでいても仕方が無いよね?
でもね?なんか最近健太の行動がおかしいの。よく神社に行くし。なんかやばそうな女の人によく話しかけられてるし。とりあえず今日も話しかけてみよう。
私はそんなことを考えながらベッドから体を起こす。私も健太も一人暮らし。早く健太に会いたいなと考えながら朝の支度を終える。そして私は家の外に出る。
最近の外の天気は不安定だ。いつも薄暗いのに、気がつくと真夏日らしく晴れ渡った空模様になっている。私は通学路の途中にある商店街を歩いていく。
「おぉ嬢ちゃん今日も早いね。」
「おはようございます。」
お魚を棚の並べていた魚屋さんのおじいさんが話しかけてきたので、元気に挨拶を返す。その後も、肉屋のおじさん、骨董品店のおばあさん、お巡りさんのお兄さんなど色々の人に違和感を覚えながらも挨拶をしていきます。ここの人達は優しいです。学校ではみんな無視をしてくるから…。
ふと足元を見ると、小さな子犬がいました。
「今日も可愛いね〜」
そう言ってお腹を撫でてあげると喜んでくれます。・・・・そろそろ健太の家の前ですかね。
気がつくと、健太が家から出てきました。
「健太〜」
「あぁ楓おはよう。」
今日も無視ですか。それよりもこの女はだれですかね?まぁそんなことはどうでもいいのです。
「そろそろ1週間だね。」
かえでと呼ばれた女が何か寂しそうな表情で呟くように言った。なんだろうこの違和感。楓と呼ばれた女にはいつも腹が立たない。健太の隣にいても…。楓、楓、かえで?何故かしっくりくる。ま、いつもの事なのだ。考え事をやめて前を向くと健太たちはかなり前を歩いていた。
やっぱり置いていく健太は意地悪です。
学校に着きました。ここでは健太たち以外も無視してきます。一人の男の子を除いて。名前を賢治と言うらしいのですが、どうやら神社の家系らしいです。そして彼はかなり身長が低いです。それにどうやら楓さんが好きなご様子で。
彼はひとつ前の席でいつもプリントを貰えない私の代わりにプリントを貰ってくれます。
放課後になりました。えっ?授業風景ですか?無視され続けるのを見たいのを見たいのですか?そんなことはどうでもいいのです。
今見たことをありのまま話すぜ?…なんの言葉でしたっけ?てか合ってますかね。まぁいいです
「楓さん俺と付き合ってください。」
「いいけど、健太が元気になったらね?」
安心しました。楓さんが泥棒猫でなくて。そうだ!無視されるなら無理やり話をしましょう。
健太side
ある日僕は幼馴染の1人である楓が親友の健二に告白されている場面に出会った。あいつは身長以外文句を付けようの無い良い奴だし。二人が両思いだったのは知っているが…今の話だと僕のせいかな・・・。
その日の帰り道、商店街を歩いていた。肉屋の優希さん 、魚屋の二郎さん、骨董品店の洋子さんなどに励まされながら僕は思い出の公園に歩いていた。
そんな中、僕は見つけた。もう一人の幼なじみのみーちゃん…美琴を。僕は必死に追いかけた。彼女が公園に入ったのを確認して中に入るとそこには誰もいなかった。その時、後ろから声をかけられた。心臓が破裂したかと思うほどびっくりした。
振り返るとそこには美琴が立っていた。僕は思わずみーちゃんに抱きついた。みーちゃんは驚いて目を見開いて驚いていたけどそんなのは別にどうでもいい。
「みーちゃんどこにいたの?」
「?ずっと傍にいましたよ?」
「ねぇみーちゃん僕と付き合ってください。」
「うん、いいよ。じゃあこれからデート行きましょう!」
僕達はそれから数日間学校をサボり二人で遊んでいた。その時僕たちの目にあるカップルが入ってきた。
「楓ちゃん…あの二人のためにも俺らが幸せになろう。」
「うん…」
どうやら2人はお墓参りを済ませてきたようだ。
「あの二人の友達死んじゃったのかな。」
「そうですね…なんかあの二人見たことがあるような…。」
まぁどうでもいいか。そう感じて僕らは家に帰る。気がつくと空はいつもの朝のように不気味に薄暗くなっていた。
商店街で肉屋のおじさん、骨董品店のおばあさん、お巡りさんのお兄さん、魚屋のおじいさんに挨拶をして家に帰る。
なんか学校のみんなに無視されるようになっちゃったけど、みーちゃんが車に引かれて死んでなくてこのままいつまでも一緒に暮らせんるんだからどうでもいいや…。
楓side
……………………………………なんで?いつまでも一緒だって2人とも言ってたのに………………私は思い出の公園に行く、そこは健太が最期にいた所。1週間も家の外に出れず賢治にも迷惑をかけてしまったが、やっぱりここにはくるべきだと思い、いの一番にやってきた。
私は涙を堪えながら、商店街の人達に励まされながら歩く。ふと後ろを見ると健太と美琴らしき人物が公園に入るのが見えた。
私は2人にこっそりとついて行き公園に入ったがそこには誰もいなっかた。諦めて帰ろうとした時……。