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狭間にて2ー2 『泡沫の夢、明晰な世界へ』

 暗転。すぐに、ふたたび光。一瞬にして闇が光を塗りつぶし、光が闇を塗りつぶした。未来と瑠香の眼前には、ベッドに勉強机に卓袱台に押し入れに扉。《第五の部屋》は、一般的な子供部屋を模していた。《あなた》の部屋であるということなのだろう。


 未来は目を瞬かせて、完全に視界を取り戻すのを待った。隣に立っている瑠香が、ポカンとした表情で偽物のベッドを見つめている。

 五つの部屋をサブタイトルとしたアトラクション、『DREAM WORLD』は、その通りに五つの部屋から出来ていた。


 部屋の真ん中には、大きな椅子が十つほど設置されており、柔らかなクッションに身を預けながら、どこからともなく聞こえてくるナレーションに耳を傾けることになる。床が動くようになっていて、パートが変わるごとに奇妙な機械音とともにゆっくりと部屋を移動する。わざわざ立ち上がる必要が無く、夢の世界に浸ることができるというわけだ。

 第一の部屋と第五の部屋は《あなた》の部屋であり、第二から第四の部屋まではなんとも言えない不思議で幻想的な、おそらくは夢を再現しようとしたらしき光景がモニターによって映し出された。しかし設備が明らかに古く、画質が悪い上にときおりちらつきが生じる有様で没入感は小さい。好意的に解釈すれば、夢のモノクロ感を偶然に再現していると言うべきか。


 未来は瑠香の肩を軽く叩いた。


「行きましょう」

「あ、ああ……」


 我に返ったように首を左右に振る瑠香。二人は並んで《第五の部屋》を出た。


 そこは、まさに夢から醒めた味気ない現実を表現したかかと思わせる、くすんだ灰色を基調とした地味な部屋だった。すぐ左側にはパイプ椅子が並んでいて、その前に置かれた小さなテレビではサイケデリックなアニメが流れている。古くさい絵柄で安っぽく、もしかしたら自主制作のものかもしれない。

 一人の男が半ば背景と化したような形で、微動だにせずテレビを眺めていた。こちらに向ける灰色のスーツの背中には、時代に取り残された哀愁が漂っている。


「ようこそ、我が世界へ」


 二人の方を見ることなく男は言った。

 未來は答えない。

 しばらくの沈黙がうるさく響く。きょろきょろ二人を順番に見つめる瑠香。この空気に耐えきれず、かといって、破る勇気もなかったのである。

 やがて、男は背もたれに手を掛けて振り返った。


 全体的にくたびれきった雰囲気は、老人に差し掛かる歳であることを指し示していた。薄くなった頭髪は寝癖がまだ残っており、浮き世離れした雰囲気を纏っている。夢は夢でも、とっくに過ぎ去った青春時代という名の夢を引きずっているかのようだ。

 男は感情を示すことなく言った。


「おや、若い娘さんが二人とは珍しい」

「もう三十過ぎよ。若くないわ」


 未來は答えた。


「高齢化に過ぎるこの国では、三十などまだまだ少女の域だろう」

「精神面では幼いかもしれないけれど。こんなところに足を運ぶぐらいだし」

「ふふふ、たしかにそうかもしれんな。そういう意味では、わしもまだまだ少年か」

「あなたに話があって来たの。自分の名は八園未来。こっちは神先瑠香」


 瑠香は慌てて頭を下げた。


「わしに話? ……いよいよ年貢の納め時かな」


 男は立ち上がった。


「立ち話もなんだ。あっちに移ろう」


 と、指差した先には簡単な応接セットがあった。

 ガラス張りの机の上には、小さな籠にいつのものか知れないあめ玉が山盛り入っていた。

 座るやいなや、瑠香は男に断ってから適当なあめ玉を口に入れた。先ほどのアトラクションで、頭が朦朧としていたのである。意味があるかは不明な糖分補給だ。


「で、なにかね」


 と真っ直ぐ尋ねられてみると、未來は言葉に詰まった。

 どう切り出せばいいものか――。


「自分は昔、一度ここに来たことがあるのだけど、いつからやっているのかしら」


 男は目を細めた。


「ほう。それはまた珍しい。興味本位で訪れた客はいつも失望してここを後にしていたからね。負の口コミで、年を経るごとに客数は減っていくばかりだ。リピーターなど初めてかもしれん――とと、質問はいつからやっているかだったな。およそ三十年前。バブルで日本全体が浮かれた時期だった。今思えば、わしも世間の風に背を向けようとはしていたが、結局あの狂騒に憑かれていたんだろう」

「『DREAM WORLD』はバブル景気による産物ということね?」

「否定は出来ん。当時、わしは工学系の若手研究者としてがむしゃらに勉強と実験に取り組んでいた時期だった。そのまま進んでいれば、もしかしたら今頃はどこかの大学で名を馳せることができたかもしれん……過去の事を呪ってもしようのないことだがな」


 男は、久しぶりの話し相手を見つけたと言わんばかりに饒舌だった。


「いくらバブルといっても、教授でもない研究者に、こんな大がかりな施設を経営できる余裕があったの?」


 瑠香があめ玉を頬に追いやるようにして喋った。


「道を踏み外したんだ。高校時代の悪友に投資を誘われてな。今になって省みればインサイダー取引に近いものだったが、なにせ何を買っても値が上がる時代だったし、大した給料を貰えず社会の雰囲気に置いていかれるような劣等感に耐えがたかったわしに合法非合法の境目を判断する冷静さはなかった。そして当然のように暴騰。一度勝ちを手にしてあぶく銭を手にしてしまうと、あとは転がるように泥沼へ、だ。泥沼といっても、金色の泥で出来た沼だがな。投資とは名ばかりのギャンブルにのめり込み、いつの間にか大学も辞めていた。崇高な夢が即物的な金欲に駆逐されたのだ。他人事のように言っているが、すべてわしの精神の弱さだ」


 遠い目をして語る男。

 漂う哀愁に、未來は一切気を向けようとはしなかった。横で神妙な顔をして聞いている瑠香を尻目に、質問する。


「ここは、使い切れない金の墓場ってわけ?」

「墓場……いや、『DREAM WORLD』は、夢から醒めたわしが、最後の希望にと建てた世界だ。当時流行った箱物建築と同じにして欲しくはないな」


 きっぱりと言い切る男。未來は素直に謝罪した。


「ごめんなさい。……『夢から醒めた』というのは?」

「物があれば、金があれば、すべて幸せという幻想が、わしにとっては夢だったのだ。といっても、別にわしも大富豪と言えるまで稼いだわけじゃない。せいぜい小成金程度だ。それでもわしはある瞬間に、下らなくなってしまった。思い出したんだ。研究に打ち込んでいた時のことを。形のない真実を追い求めてきた時のことを。もう一度大学に戻るには、当時のわしは既に歳を取り過ぎていた。だから、完全独学である研究を始めた。それが――」

「夢、というわけね」


 こくん、と男のしわがれた細い首が曲がった。


「反動なんだろうな。わしは大学時代に専攻していた物理学をはじめ、心理学、文学、医学に手を伸ばしてとにかく夢を解明しようとした。だが、それは成らなかった。人類の歴史と同程度に長く続く夢という謎は、研究者崩れのわしの手に追える代物ではなかったというわけだ。『DREAM WORLD』は、いわば潰えた研究の残滓だ。『そうであって欲しい』という非科学的な願望を形にした世界なんだ」


 未來は少し考えて言った。


「第三と第四の部屋。あの二つは、明らかに異質だった。あなた個人のイデオロギーが、混ざりすぎている。あれが、残滓?」


 一瞬、男は意味が解らないという顔をした。その後、すぐに何かを悟ったように小さく頷く。


「そうかもしれない。残滓、わしの願望のようなものだ。……ああ、思い出した。そうだ」


突然男は虚空を見上げるようにした。まるでそこに、失われていた記憶が見えたかのように。


「バブル全盛期のある日、わしの持っていた不動産が急騰し、質素に暮らせば一生働かずとも食える金が一瞬にして出来た時があった。友人達と夜遅くまで祝杯パーティーを行い、酒と金で興奮醒めやらぬままに寝床に入ったわしは、寝付けずに現と夢を行ったり来たりするような感覚に陥った。そして気づいたら、わしの脳と身体は瑞々しい青緑に満ちた草原に立っていた」

「それって」


 珍しく未來の声に動揺が走った。


「これまでの人生で見てきた夢とは決定的に違う。一点の曇りもない美しい光景は現実離れしたものであったというのに、なのに関わらず、わしに圧倒的な現実感を与えてくれる。矛盾しているようだが、たしかにそんな夢だった。夢の中だというのにまだ意識がある。『俺が俺である』という意識がな。そう、あれは――」

「明晰夢。オカルト話かと思っていたけれど」


 確信した口調の未來。そして、訳の分からないといった顔をしている瑠香に説明する。


 明晰夢とは、夢を見ていると悟りながら見る夢のことである。普通、夢の中で人はあるがままに流されるだけだ。まさにドラマの登場人物。自分の意志を阻む強大な壁がそびえ立つ。

 だが、明晰夢では意識の壁は存在しない。自分が自分であるという意識、ここが夢であるという意識を明確に持つことができる。更にはその意識を操ることで、夢そのものに影響を与えることもできるのだ。


「わしはそこで、現実では有り得ない素晴らしい体験をした。まずは至って人並みなこと――空を飛んでみたり、世界中の絶景スポットを見たり、憧れの女優を呼び出したり、それはもう色々と。すべてがわしの思い通りになった。大方満足して目覚めてみると、素晴らしい奇跡は消滅し、地べたを這うしかできない鈍重な身体と酒と汗の臭いに塗れた暗い部屋に戻ってきた。明晰夢を見たわしには、ひどく色褪せた世界だった。もはやバブルの宴に酔うことはできなくなってしまった。はは、研究の情熱を思い出したとはえらく記憶を美化していたものだ」

「あの二つの部屋でのナレーションは、明晰夢のことを言っていたわけね」


 男は頷いた。


「そうだ。結局あの日を最後にして明晰夢を見ることはできなかった。ありとあらゆる手は尽くしたんだがな。……いっそそれなら、あんな夢なんて見たくなかったよ」


 自嘲気味の笑みを浮かべる。

 そんな男を瑠香は苦々しい表情で眺める。もう得られぬ幻想に取憑かれた哀れな人間。幾千の才能を見定めてきた彼女の眼にはそう映らざるを得なかった。

 だが未來は何を思ったか、両手を膝の上に載せて突然頭を下げた。


「ちょ、未來!?」大袈裟な身振りで驚きを示す瑠香。

「お願いします。自分に、明晰夢の見方を教えてください」


驚いたのは男も同じだった。


「君にか。そりゃどうして。――いや、もちろん明晰夢に憧れるのはわしが一番理解できるが。そういうタイプには見えないな」

「タイプはどうあれ、今の自分には絶対に見なければならない夢があるの」


 男は顔を前に突き出して未來を見つめた。


「事情があるようだな。言えないのか」

「……はい」


 瑠香は、今朝未來が演じた狂態とも呼べる言動を思い出した。

『素晴らしい夢を見た』。そして、とにかく頭を刺激する大暴れ。

 明晰夢によって、未來はあの夢をもう一度見ようとしているのではないか。


 そんなことが出来るのか。瑠香には無論知る由もないが、少なくとも未來がその可能性に一本の糸とも呼べる希望を見ているのは、ほとんど間違いないようだった。

 だとすると、その夢が天羽の行方と繋がっている? 神のお告げかのごとく。夢でその居場所を知ったとでも言うのか?

 到底有り得そうもないことだし、ミステリーを好んで読んでいた未來は論理を何よりも重視する質である。夢が現実と繋がっているなどという、空想染みた考えを彼女が持つとは瑠香には到底思えなかった。

 しかし、現実に未來は明晰夢を見る方法の教えを乞おうと、初対面に近い怪しげな男に頭まで下げている。

 この不整合をどう捉えれば良いのか、流石の瑠香にも判断が付かなかった。

 しばらくの間、眼を細めて頭を巡らしている様子の男であったが、やがて大きく頷いた。


「分かった。わしの研究の成果を君に教えよう。といっても、わし自身にすら効かぬ歯抜けな代物だがな」

「ありがとうございます」


 ふたたび深々と頭を下げる。

 やはり、何らかの確信があるのだと瑠香も確信する。


「その代わり」と男は条件をつけた。「もしも君が明晰夢を見ることに成功したら、わしの研究を手伝ってもらいたい」

 未來に断る理由はない。

 


 それから小一時間ほど、男による明晰夢レクチャーが行われた。


 古びて茶ばんだ研究ノートを取り出し、ちらちらとそれを見ながら言葉にして説明する。

 たしかに未來と瑠香が先ほど聞いた第三、第四の部屋での説明と共通点は多かった。幻想味という名の抽象的なものから、味気ない具体的で実用的なものへの変換というわけだ。もちろん、元々は逆の操作をしてナレーションを作成したのだろうが。


 しかし、肝心の信憑性については甚だ怪しいと評価せざるを得ない。


 隣であわよくば自分も、と熱心に聞いていた瑠香だったが、すぐにやる気が失せてしまう。

 未來も漏らしていたが、あまりにもオカルトすぎる。科学的に研究する対象とは到底思えない。仮に明晰夢が実在するとしても、『夢日記を綴る』のような類の方法で見られるようになるとは信じられなかった。

 だが未來は真剣だ。細かくメモを取りながら、男の研究をすべて自分のものにせんとの勢いである。


 そして時間は過ぎた。レクチャーの最後に男はこう締めくくる。


「明晰夢を見るのに大事なのは、逆説的ではあるが『明晰夢を見よう』と思いすぎないことだ。夢を見る意志を強く持つことは、逆に現実との乖離を甚だしくさせかねない。肝要なのは、夢と現実の意識を近づけること。現実感を持ちつつ入眠する絶妙な精神状態が必要だ」

 未來は苦笑した。


「いかにも難しそうね。でも、成し遂げてみせる」


 うむ、と満足そうに頷く男。それで、すべてが完了した。



 男は律儀にも玄関まで見送りに来た。何かしら普通でないものを未來に感じたのか、あるいは単に暇なだけなのか。

 外はもう逢魔が時を過ぎていた。散々夢か現か幻想かの話を聞き続けた瑠香にとって、その息絶えそうな太陽の輝きはくらくらするようなリアルそのものだった。

 挨拶の後に男の前を辞そうとしたその時、未來は何でもないかのように言った。


「そう言えば、あなたのお名前をまだ聞いてなかったわね」


 男がなぜか迷いの表情を浮かべたことに、瑠香は見逃さなかった。そこに何か重要な秘密があるとでもいうのか。

 未來の目も真剣そのものだった。挨拶の一環だとは、天地がひっくり返っても思えない。


「秤屋敬一だ」


 頷く未來。


「秤屋先生ね。ありがとう。また、どこかで」



 帰り道。運転するのは瑠香だった。夕日に眩惑されるのを防ぐため、サングラスを掛けている。往路とは違いスピードは控えめで、流す音楽もクラシック調の静かで気を散らさない曲。

 しばらく二人の間には無言の時間が流れた。未來は熱心にメモを読み返している。三半規管が強いのか、車酔いはしない質である。


「なあ」と瑠香。「いったい、明晰夢でどんな夢を見ようとしてるんだ? まさか、あの男がしたように欲望を思うがままに叶えたいってわけじゃないんだろ」


「もちろん」

「今朝見たっていう夢をもう一度見るためか?」

「半分当たり」

「半分だけ?」


 なら残りの半分は、という疑問を言外にした問い返すが未來は答えずに違うことを言った。


「あの男――秤屋は、決して夢に囚われていない」

「……そうなのか? あんな大層な施設まで建てて夢にこだわってるような人間がか」

「秤屋が囚われているのは、自分の欲望によ。夢、明晰夢は欲望を解消する手段にすぎない。現実ではできないことをできるところなら、彼にはどこでも構わないのよ」

「まあ、そうかもしれない。じゃあ明晰夢以外であの男の欲望を晴らせる場所ってどこなんだ?」

「もうひとつの世界」


 はっと息を飲む瑠香。まさか、そうして天羽の研究へと繋がっていくというのか。


「彼は二十年もの年月を夢の研究に費やしたといった。でも、本当にそうかしら? 人生を賭した研究が、あんな子供しか振り向かないようなアトラクションで終わってしまうものなの? 夢の研究に行き詰まりを感じたなら、もっと違う角度から自分の野望を達成しようとしないの?」

「フュー、あんたはあの男が天羽と繋がっていると考えてるのね?」


 意気込んで尋ねると、あっさり未來は頷いた。


「だったら、どうして直接問いつめないの?  いや、なんなら今すぐ引き返してーー」


 今にもハンドルを急回転させようとする瑠香の前に手を伸ばし、制止する未來。そもそも、もう高速道路に乗ってしまっている。


「問いつめて吐いてくれるような人間じゃないわ」

「じゃあ知り合いに探偵がいるから、そいつに依頼して尾行してもらえば」

「必要ない。相手は悪の組織じゃないのよ。強引な手段で居場所を見つけだしたとしても、意味がない」

「ならどうするって言うんだ。諦めるとでも」

「自分も昨日までは、瑠香と同じことを考えてた。なんとか居場所を突き止めて、強引に乗り込もうと。でも、今朝の夢と秤屋のおかげで気づいたの。これしかない、っていう解決法を」

「それって……」

「瑠香。さっき自分は『半分当たり』って言ったよね」

「あ、ああ」突然話が巻き戻って面食らう瑠香。

「完全な解答を教えてあげる。自分が見ようとしているのは」


 未來は、窓の外に沈む太陽を見やった。



「夢の続き。そして、世界の終わり」

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