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2話 魔法使いの才能

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木製のドアを開けたらそこは・・・


『おおぉぉ』


思わず歓声をあげた。

なんだってそこは山だった。標高5000mわありそうなやまの麓にいた。周りには盛大な森に囲まれて。近くには魚の多そうな池があった。いや湖と呼ぶべき大きさだった。そこに立つ3階建ての家。ヨーロッパにもありそうなレンガと木でできた家であった。


『目の前に見える山はラシスト山じゃ。今まで発見された山で一番 でかい山を真似したものだ。』


『真似したもの?』


『うむ、ここは我々アイズル一族が住む異次元空間のどうくつじゃ。先代が趣味で作ったものじゃ。。』


『洞窟?!この山を作った?』


そう、俺は驚いた、

なんだって上を見上げると太陽があったのだから。


『じゃぁ、あの太陽は?』


『ああ、それは炎属性の魔法具を魔法石で発動させているのじゃよ。あと山を作るのは以外と簡単じゃよ』


ふむふむ。魔石か。。しかもあんな山作るの簡単ってテンプレ通りだな・・・


そしてじっちゃんは家の裏手にあった幅15mぐらいの魔法の練習場のような所に向かった。


『ふむ、でわ簡単な最下級魔法”ミニファイアー”を使ってもらかの』


いきなり魔法?練習しなくていいの?


おどおどしていると後ろからおばちゃんが


『なに、もう体に染み付いているから”ミニファイアー”と言えば使えるはずよ』


ん?以外と簡単なんだな・・・


『ま、簡単に言うと魔法とはイメージと魔力だけじゃからの。』


ええ?!

『簡単すぎじゃない?』


『いや、イメージは明確に覚えてないと使えんからの何十回も魔法陣で描いた魔法などを見て覚えるから1つ魔法を覚えるのにそれだけに没頭して大体2〜3ヶ月じゃな。』


『え、じゃなんで僕は魔法が使えたの?』


『ああ、それはお前がエルフの血を引き継いでいるから初めから最下級と下級は、一回見ただけで使えるのじゃ』


チート過ぎだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁあぁぁああぁぁ!


『よ、よしじゃ、魔法を使ってみるか』


『ミニファイアー!』


そして目の前に現れたのは、巨大な炎の塊!ではなくて・・・


・・・・・・・・・・


え?・・・・何も起きない・・・・・


『『『え?』』』


『魔法忘れた?』


『記憶を失う前は、つかえてじゃぞ!どういうことじゃぁ!』


『記憶と一緒に魔法属性も全て無くしたと言うことか・・・・・?』


『え・・・・・』


す十秒間沈黙がつずいた


『魔法使えない?僕?』


再び聞いた。


『『『コクコク』』』


みんな頷いた。


『・・・・・・・・』


そしてまたしばらく沈黙が続いた。


そして俺はわかった。そう2度目の人生だからそんな贅沢なんてないと・・・


『はぁあ、魔法が使えないのですね・・・しょうがないです。体を鍛えて騎士になります。』


『『『え?・・・・』』』


また沈黙が続いた。なぜかというとこの世界では魔法使いが重視されているのだ。魔法を使えれば、簡単に仕事が手に入り人生は保証されるのだ。そして今使った魔法は最下級だ。練習に来るまでじっちゃんはこの世界の常識を教えていた。そしてそれには、最下級は、皆大体初めから使えると。そしてミニファイアーは、もっとポピュラーな魔法の一つで使えない人が居ない所まで言われている。


『も、もうちょっと他の魔法で試した方がいいのじゃないか?ケ、ケイ?』


『いや、じっちゃん。僕は、魔法を使えない。もし使えたとしてもよこんな最下級魔法も使えないようじゃ恥だしね。ほんと意味わかんないよね〜』


じっちゃんにはケイが笑っているように見えたがそれには誰も気づかない静かな悲しみの顔があった。


だが。今のケイにはなぜ彼が魔法を使えなかったのは知る余地もなかった。そう、魔法属性無とは、全魔法属性でも魔法が使えないでもなかった。

え?これ主人公最強と思った人いたら大丈夫です!これから最強になります!

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