死者と生者のスパイコンビ

俺…カイロット・ファーレはとある任務で、大切な相棒、エステル・レイフォードを失った。
俺は生きる意味が分からなくなり引きこもっていたが、国や組織がそんな事を許さずスパイとしてまた生きていく事に。
1人で任務を遂行するたびに心が擦り切れていき、ついにエステルの死の真相を知った時には自分を制御するのもままならなくなってしまう。
そんな時、エステルの墓に行けば…！
「もう一度、チームを組もう」
「しょうがないなー。全くもう。カイは私がいないとダメなんだから」
(銃を無効化する)人間の俺と(魂が強い)幽霊のエステル。
この二人でもう一度、スパイをやり直す。
かつてエステルが挑み、…殺された任務をクリアする。
「私は負けた事がないので」
「そうだな。まだ負けてない。延長戦といこうじゃないか」

死んでも一緒に居続ける、死者と生者のコンビのエリートスパイの物語。