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第9話 収穫もままならない

「それで、アイリちゃんと一緒に寝たの?」

「僕は寝てないから大丈夫」

「……余計悪いわよ?」


 翌朝の早朝、ログインしてきたルナに早速詰め寄られる。寝てない自慢を絡めた謎の勢いで押し切ろうとしたが通用しなかった。

 ジトっとしたルナ目( るなめ )の洗礼を受ける。ハルはこのルナの表情が結構気に入っているので、実はあまりダメージは無い。

 アイリはまだ目覚めていないようだ。ルナの朝は早い。


「おはようルナ。ログインボーナス?」

「おはようハル。このゲームほんとその手のものは無いわね」


 <音魔法>の中にあった防音壁を発動し、アイリの眠りを邪魔しないよう気をつけてルナとの話を始める。戦闘と関係なさそうな魔法も色々あるようだ。レベルが低いので効果時間を切らさないように気をつける。


 自分の所のサービスに居ついてもらう為に様々な特典を整備しているゲームは多い。何せ星の数ほど選択肢がある。一度離れられたら戻っては来ない。

 だがこのゲームはそういった施策は全く無いようだった。やる気が無いのか、自信の表れか。


「人はちらほら増えてるけど、ブレイクスルーには至らないね。僕らで宣伝する?」

「そうね、少し様子を見てやりましょうか。ああ、知り合いに教えるくらいは抑えなくていいわ」

「僕の知り合いっていうと彼女を始めとしたコア層ばっかりだけど」

「構わないわよ。慣れた人の視点は欲しいわ」


 人が居ない事も状況のコントロールがし易いという面でメリットはあるが、人のまるで居ない今は状況そのものが動かないデメリットも大きい。大人気ゲーム程とは言わないが、もう少し人が入ってくれたほうが色々な面でやりやすかった。

 連休に合わせて大手の作品がサービス開始したのも、要因のうち多くを占めているだろう。

 プレイすれば面白いと分かるこのゲームだが、外部ネットに繋げない仕様も枷になっている。面白い事を一目で伝える手段が無い。

 ただ、一般的に問題になるサービス継続については気にする必要は無さそうである。これだけの技術、確実に金持ちの道楽かそれに順ずる何かだ。


「僕の資金調達にしてもユーザー数増えないとままならないしね」

「獲物が増えないと収穫もままならないのね」

「人聞きが悪い」


 防具のオーダーメイドで稼ごうという目論見は半ば企画倒れとなった。何故半ばかというと、需要自体は大きく『欲しい』という声は多く上がったのだが、それを購入する資金を確保できる者はほとんど居なかったのだ。

 アイテムの取引はメニューから簡単に出来るようになっていた。ショップやバザーといったスペースを個人で確保する必要はなく、手軽さが嬉しい作りだ。

 アイテムの価格にも頭をひねる事はなく、品質等を基準に最低価格が自動で決定される。だがその最低価格がネックだった。


「防具作って売ろうとしても、どうしても値段が上がっちゃってね。今はみんな買う余裕が無いみたいだ。売れたのは一つだけだった」

「でも一つ売れたって事は、すぐに後続もそのラインまで追いつくのではないの?」

「いや、その買った子が徹夜上等でレベル上げまくってる特殊な例だからまだ先かな」


 フルダイブで徹夜は、実は案外厳しい。体は休んでいるからモニター型ゲームよりも余裕に感じるが、こちらには強制ログアウトがある。

 『まだできる、もう1周だけやろう』、という我慢をシステムは許容しなかった。つまり徹夜出来るという時点で訓練しているか、ペース配分が異常に上手い才能を持っている。

 多数を相手に商売をするためのサンプルにすることは出来なかった。


「収穫もままならないのね」

「ままならないの」


 気に入ったのだろうか。




「そうしたらハルは昨夜どう過ごしてたのかしら。アイリちゃんの寝顔を眺めて?」

「それは素敵な過ごし方だけど違うよ。スキルレベル上げにつとめてた」

「でもその傍ら、たまに眺めてたのでしょう」

「たまに眺めてた」


 どうやらルナに言語系の攻撃魔法を提供してしまったようである。とても楽しそうだ。


 <防具作成>での金策が難しいと分かったハルは、<MP回復>による自然回復の強化を鍛える事にした。防具の他にもアイテム作成系スキルはあったが、出て行くHPMPに対しての利益率がどうしても低くなる。

 ならば一日に使用可能な量を増やすことで相対的に利益率を上げていこうということだ。


「<MP回復>を鍛えるため、つまり最高効率で回転させるには1ずつ消費していくのが一番なんだけど、それが無くってね。スキル起動のコスト以外では1が存在しない」

「空撃ち出来るものはなかったの?」

「ああ、まずはそれを取る事にした。ルナが<飛行>を試してくれた時に起動コストは1だって言ってたのを思い出してね」

「……最初に<飛行>を欲しがった理由からは随分離れたものね。そんな事に使われるなんて」

「よくあること」


 MPは最大値付近の時ほど最もスキルの効果が上がる。回復判定の回数を増やすためにも、最も回復スピードの高い最大値-1の状態を維持したかった。


 そのためにハルはまず、全力でミニゲームをやってスキルを買うことにした。少し『何しに来てるんだ?』という気分になりはしたが、案外面白くハマってしまう。

 フルダイブ中に更にフルダイブする訳にもいかず、ミニゲームは必然的にモニター式になる。その中でも用意されているのはレトロなゲームが多く、普段あまりやらないタイプのゲームは新鮮な興奮をハルに提供した。


「特に弾幕シューティングが楽しかった。全体を見る目と手元を見る目、そして未来を線で見る目と現在を点で見る目を使い分ける、まさに僕向きのゲームだ。幾何学模様きかがくもようの逆算に領域を使いすぎて他のゲームが疎かになってしまうくらいだったよ」

「何のゲームをしてるのかしらあなた」

「僕もそう思う」


 ハイスコアを更新するたびにボーナスポイントが入るので、そこまで効率は悪くはなかったようだ。


「それで<飛行>を取って、スキル起動してはキャンセルの繰り返しさ。これでも<飛行>側に経験値が入るのは嬉しい誤算だった。<飛行>がレベル29、<MP回復>は47まで育ったよ」

「そうして一晩中過ごしていたの?」

「うん。少しずつ数字が増えていくのは良いものだよ」

「……アイリちゃんの寝顔を見て過ごしてた方がマシだったかも知れないわね」


 ハルの廃人ぶりに少し呆れるルナだった。


 なおこの瞬間も、ほぼ無意識でその作業は続けられている。よくハルを観察してみれば、タイミングよく一瞬浮いているのが分かる、かも知れない。




「<飛行>以外には空撃ち出来るものはないのかしら。<加速魔法>は似た感じがするけど違うのね」

「加速は指定コストを払って一定時間の強化だね。加速と言っても、厳密には作用の強化やパーツごとの回転倍率の上昇って感じで使いやすいとは言えないかな」

「アイテム作成系がキャンセル出来たらよかったのにね」

「そうだねぇ。10分放置以外ではキャンセルしないみたい。……一応もう一つコスト1のスキルあるにはあるんだけど」

「なにかしら」


 ただそれを使ってレベル上げをすると怒られる。怒られなかったとしても確実に不利益があると断言出来る。相手は神だ。

 テンポ良く通信を連打されて良い気はすまい。


「<神託>。これは<飛行>と同じで1コス発動で急激にMP消費だった。……内容はカナリーとのホットラインが繋がって話せる、それだけ」

「なるほど、このゲーム……」

「ルナ、何か思い付いたみたいだけど止めよう」

「“カナリーと(チャット)お話(ウィズ)できるかな?(カナリー)”だったのね。ギャルゲーだわ」


 ノリノリであった。





 カーテンの隙間から、薄っすらと二人の輪郭を浮かび上がらせるだけだった光も、朝日の明るさへ変わってくる。

 日の差し方はゆるい。冬の刺すように横からくる朝日でも、夏の既に昼であるかのような光でもない。こちらも外と同じ春なのだろうか。


 6時頃といったところだろうか。2日目に入り現実と少しズレが出始めたので、外はもう少し先に行っているだろう。

 その光を感じてか、アイリがもそもそと起き出してきた。

 王女様も生活は規則正しいようだ。自分だけそんな生活とは無縁のハルは少し居心地が悪くなる。だが悪くなるだけで改める気は起きないのだった。


「……おはようございます、ハルさん。ルナさんもおはようございます。お早いのですね」

「おはよう、アイリ」

「おはよう、アイリちゃん。よく眠れた?」

「はい、おかげさまで。とても安心して眠る事ができました」


 人が横に居て安心して眠れるという感覚が、ハルには馴染みの薄いものだった。アイリにとって眠りとはそういうものなのかも知れない。立場の違いを実感する。

 政争と関わる事もあったのだろう。身の回りの人間が味方とは限らない。そうした中での睡眠は無防備を晒す行為に他ならないのだろうか。


「朝どうしてるか分からないけど、メイドさんを呼んでもいいんだよ」

「そういうわけにも……いえ、そうですね。このまま出歩くのもなんですし」


 アイリはそういうと軽く手をかざし、何かの魔法を発動する。

 澄んだ音が響き、周囲に反響を広げていった。

──なるほど、呼び鈴代わりの魔法ってところか。生活に浸透してるんだ。

 間もなく、(部屋の前で待機していたのであろう)侍従が入室してきた。『案内のメイドさん』だ。侍従の中では最も立場が高いのであろうか、アイリの近くに控えている事が多い印象だ。

 ステータスも他の侍従達よりも高めである。また、戦闘訓練を積んでいる事が歩き方にしっかり表れている。スパイメイドのクレアのように気配を殺す歩き方ではなく、芯の通った武人のものだった。





 顔を洗い、着替えを済ませるアイリを部屋の外で待つ。


「今日の方針はどうしましょう」

「僕はアイリ次第。ルナはどうする」

「私も特に目的がある訳ではないのよね。こちらで調べ物をしようかしら」

「何か知っててこのゲームに誘ったんじゃないんだ」

「少し妙だったという程度ね」


 調べ物とはこちらの世界情勢の事だろう。ルナの得意分野を十全に生かすには情報が不足していた。公式説明に簡単な国の情報は載っているが、国ごとの政治の特色、お互いの国に対する感情や、果ては経済的な流通網など知っている事で見えてくるものは多い。

 どうやら国同士が、あるいはそれを守護する神も、完全な協調関係とは言えない様相が垣間見えている。レベルを上げ、戦闘力を鍛えるだけでは対応出来ないかも知れない。


「既に彼女の騎士様が板に付いているけど、力不足は気にならなくて?」

「初日だからね、時期尚早じきしょうそうなのは否みがたい。まあ魔法の絨毯爆撃じゅうたんばくげきでも受けない限りは何とかするさ」

「私も流石に情報が少なすぎてね。あまり役には立てそうもないわ」

「頼りにしてる」

「あなたも内政は得意でしょうに」

「いや等倍時間は流石に。ターンで言えば1ターンにも満たないじゃないか、どうしようもない」


 実際は諜報スパイモノのような短期間での情報戦もたしなんではいるハルだが、好んでいるのは何世紀にもわたる統治を描いたシミュレーションだ。その方法論を現実に当てはめる事は出来ない。


「あなたの読みは政治向きよ。もっと活用なさい」

「顔を合わせた時の読み合いはそりゃ得意だけど、過去の歴史だけ見て未来を予測するのはどうもね」


 ハルは多くの視点を持つことによる洞察力はあれど、飛びぬけて頭が良い訳ではない。

 目の前に相手が居れば、無意識のしぐさから思考を読み取り、視線から狙いを推測する。盤面が見渡せるなら、全てのユニットの動きを総合して何手先をも読む。そういったリアルタイムの対戦では無類の強さがあった。

 だがお互い長考しても良いのならば必ずしも有利とは限らない。判断の数で勝れど、判断の質の高い相手は脅威だ。


「そうね、相手の姿も狙いも見えない。ならそういう時は?」

「敵に倍する戦力による飽和攻撃。そうすれば策は必要ない」

「まあ、大味おおあじだこと」


 そのためには戦力を整える時間が必要だった。果たして時間は二人を味方するのか否か。


「お待たせしました! 朝食はお部屋に運びましょうか。……どうかされましたか?」

「大丈夫だよ。これからどうしようか話してた」

「こちらが移動するわ。昨日と同じところ?」


 支度が済んだアイリが出てくる。硬い空気を感じさせてしまったらしい。

 考えすぎてどうなる問題でもない。二人はとりあえず問題は棚に上げてアイリと朝食を頂くことにした。





 朝食を終えて三人でお茶を飲む。今はルナとアイリが語らっている。ハルはウィンドウで情報を参照しつつその様子を眺める。

 二人はその性質の違いを苦にすることもなく、非常に仲が良いようだった。教養のある立場同士の親近感のようなものがあるのか、はたまた別の部分から来るものか。

 会話も難しいものかと思いきや、かわいらしくも服の話だった。ハルとしてはその服を作った本人なので、あまり掘り下げられても困るのだが。


 そんなアイリにメイドさんが話しかける。なにやら深刻な様子が伺えた。

 

「ハルさん、クレアを……昨晩のメイドです、今日になってから見かける事はありましたか?」

「いや、今日は見てないよ。この家は皆メイドさんだけど、まあ見間違う事は無いと思う。何かあった?」

「はい。今朝から姿が見えないようです。少し面倒な事になったかも知れません」


 どうやら和やかな時間はここまでのようだ。

 にわかに慌しくなる侍従達の動きに、波乱の幕開けを予感するハルだった。





 面倒になった、と言うわりにアイリに動揺は見られないように感じる。

 テラスへ場所を移し、食後のお茶を再開しながら報告を待つようだ。優雅である。

──どうやら読んでいた、というよりも昨日一緒に寝たのはこれを誘導するためだったって事だろうな。アイリの方が一枚上手か。


「せっかくのお茶の時間を騒がしくしてしまってごめんなさい。またこちらの事情に巻き込んでしまいました」

「どちらかといえば、僕らが来たことが原因だったんじゃないのかな」

「……いえ、最後の決め手にはなったかも知れませんが、直接の切っ掛けではないはずです」

「何かの事情で外出しているという線はないのかしら」

「紛失しているものがありました。分けて考えるべきではないでしょう」


──なるほど、それを盗りやすいように部屋を空けたか。


「カナリー様の神殿の鍵になる聖印です。二つと無い貴重なものです」

「それは、また。……ずいぶん大胆な手に出たねアイリ」


 アイリは答えない。王女として明言するわけにはいかないのだろう。代わりにハルを見ていたずらっぽく微笑んだ。

 ……微笑んだ、ように見えたが、よく見ればその顔には強張こわばりが隠せないでいた。賭けなのであろう。

──当然か。敬愛するカナリーから与えられたものだ。アイリのあの様子を知るものからすれば手放すとは絶対に考えない。


「場所は分かったりしないの? 昨日言ってた結界とかを使って」

「クレアはここの人間として登録されていますので反応はしないのです。すぐに解除しますが発見は難しいでしょう」


 検知免除(セーフリスト)のようなものだろう。言い方を総合して考えると、位置情報のログを取っているのではなく、未登録者が侵入した場合のみアラートが鳴る、といった働きであろうか。


「ハルは追えるかしら」

「足跡の追跡は、まあ出来ないこともないかも」

「すごいですー! 王宮の騎士隊みたいです!」

「いや逆にすごいな騎士」


 ぱっと顔を輝かせるアイリ。王女の顔から無邪気なアイリへの切り替わりが早い。どちらかが演技という雰囲気でもなく、どちらも本心なんだろう。

──心に余裕のある証拠だ。深刻になりすぎていない。子供っぽく見えるけど、僕よりずっと強い子だな。


 さて、ハルの足跡追跡だが、実は相当に力技であり効率は悪い。魔法で追跡しているであろう騎士とは違い、誰でも可能な方法だった。

 視界を一枚の画像として判断、その中から足跡をピックアップ、更に対象の物をピックアップ、更に付いた時間を、と判断を何層にも分けて並列で処理をする。

 間違い探しがすごく上手! といった感じだろうか。


 本来は専用のプログラムを組んで判別する。だがこのゲームは外部へ画像送信が出来ない仕様なので、それも難しかった。

 思考の一部が外部と繋がっているハルではあるが、イメージを画像化する工程を考えれば効率が悪い事には変わらない。上手く送信できる保障が無かった。

──今試してみるか? 繋がるかな。


「謙遜してるけどやっぱりあなた特別じゃない。それはすぐ出来そう?」

「出来るけど効率悪いよ。時間はかかると思う」

「いえ! お手数はお掛けしません! 恐らくですが、どこに向かったかは分かっています」


 最もな話だ。どこに行くかも読めないまま泳がせはしないだろう。

 では、それは何処か。いや、彼女がスパイであったと仮定を続けるならば“誰のもとへ”ということになるのだろうか。


「昨日、お客様がみえた事はお話しましたね。恐らくはその方の下だと思われます。……正確には、お客様としておもてなしは出来なかったのですが」

「何か揉め事があったのかしら」

「いえ、相手は男性の方でしたので。この屋敷は男子禁制です。失礼ながらお帰り願いました。……その訪問者とはかの北西の大国、『瑠璃るりの王国』の第五王子、その方だったのです」

「その名の通りの門前払いだね」

「……男子禁制?」

「反応が薄いです!?」


 ある程度、予想はしていた事であった。家に上げていないとはハルも流石に思わなかったが。

──そしてルナ、言いたいことはよく分かる。分かるから見ないで?

 ならばハルは何だというのか。それを見せ付けられれば王子派のメイドにはたまったものではなかっただろう。ハルも少し同情する、許す事は無いが。

 ハルが男として見られていないという事は無いはずだ。……はずだ。


 こうして当面の敵、いや今は目的と言うべきか。その姿が明らかとなったのだった。

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