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現実の恋愛にセーブ&ロード  作者: 有田蟻太
7/7

初めてのデートその3

朝起きると僕はもう既に日課となっているスマホの画面をチェックした

昨日や一昨日と変わらずきれいな画面には

4月16日(日)という数字が映っていた

何となくそんな予感はしていたがこれではっきりとしたことがあるそれは

このタイムトラベルが僕の告白を成功させるために起きているということである。

つまり昨日のデートは失敗だったということであろう。

僕はさっそく昨日のデートのことを振り返りいあったいどこが失敗だったのかを振り返った。

まず昨日のデートは全体的にパッとしなかった。

確かにデートというものはそう毎回々々進展があるわけではない。

だがあまりに進展がなさ過ぎたのだ。

これでは今までの友達付き合い?となんら変わりがないのである。

後はきっと映画を見た後の予定のなさであろう。

デートというのは本来一日かけてやるものであり、その間彼女を退屈させないよう事前に下調べをするものなのである。

僕はさっそく映画館周辺に何か暇をつぶせるような場所がないか検索しまくったのである。

こうして出来上がったのが次のようなデートプランである。


映画が始まるまで近くの喫茶

      ↓

     映画

      ↓

近くにあった比較的安めの

イタリア料理店

      ↓

   ゲームセンター

      ↓

  ショッピングモール

      ↓

   近くに喫茶店


前のデートプランにショッピングを足してみたのである。

これは僕の偏見だが女の子はショッピングが好きなものである。

それにいやな顔一つせずに付き合うのは結構大切なことだと思うのだ。

だからこそここにショッピングを入れたのであった。

こうして僕はデート前の朝の時間を使って新たなるデートプランを完成させたのであった。



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