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第67話

第67話


翌日。

俺は鷹宮家のプライベート機で雲の上の人となった、

内装は相変わらずの超豪華ラウンジ仕様。


見知った顔しかいないから

緊張とかそんな事は無いんだが。


「今日は着いたらすぐに病院まで向かわれるのですか?」


「そうだな。面倒ごとはサッサと片付けたいからな。」


「栞里と私は鷹宮の府裸野リゾートホテルでのんびりしてるから

病院の方が終わったら合流しましょ。」


「そうだな。

明日は実家に行く予定だからその方が良いだろう

そっちの方が近いしな。」


「じゃぁ着いたら別行動ですね。」


「そうね。車の手配はしておくわ。」


◇◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇◇


北開道冊幌市、冊幌第一病院。


「この方がこの病院の院長です。

鷹宮の系列ですので

既に院長には連絡済です。

後はご兄弟での話し合いが済んで

書類にサインを頂けたらいつでも執行する事が可能です。」


「有難う御座います。水嶋さん。」


「初めまして。風祭です。」


「院長の高橋です。

お話は伺ってます、お兄さんの病気を治せるとか?」


「はい。後は兄の返事次第ですがね。」


「では先に患者の病室へと案内いたしましょう。

患者へはまだ治療可能とは説明しておりません。

ご家族には治療可能との簡単な説明はしてあります。

後はどうやって治療するかの説明と治療費のお話だけです。

そちらは応接室で私が話しておきます。」


◇◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇◇


「風祭さん。院長の高橋です失礼しますよ。」


「先生!いつ大輝は治せるんですか?」


「奥さん落ち着いてください。

その説明をする為に来たんですから。」


「じゃぁ早く教えてください。」


「お兄さんの病気はその薬を使用すると完治する事が可能です。

治療費は最低32億円はかかる筈ですが。

今回は奇特な方があなた方の全財産で治療しても良いと提案を受けました。

なので後はその方と直接交渉を行ってください。

この治療法には前例がありますので当病院の方針としては既に納得済みです。

その方は先に病室に向かわれました。」


「わかりました。その方に会わせて下さい。」



気に入られたらブクマと

評価をよろしくお願い致します。

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