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第64話

第64話


5階層。


もうすぐ50匹になるから宝箱を2人に見せてから帰ろうと思う。


この階層の魔物はホーンラビット、パラライズ・バット、カーバンクル

今回の満月以降から5階層にカーバンクルが出現するようになったそうだ。


殆どが始めの2体で最後のカーバンクルはレア扱いされているらしい

それ位に出現率が悪くてすぐに逃げるので倒すのが難しいみたいだ。


そして、カーバンクルは特別な宝石をドロップするので

最近ではこちらをメインにして

ポーションは宝箱で現れたらラッキーくらいの扱いの人が増えてきたらしい。


◇◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇◇


最後に2体続けてカーバンクルが現れた。


俺には影縫いがあるので逃げられない。


2匹はドロップ品の宝石を残すと消えていった。


そしてそこに宝箱が1つ現れる。


「あっ。俊介さん箱が現れました。あれが宝箱ですか?凄いですっ。」


「へぇ、こんな風に宝箱って現れるのね。」


危険はないので近づいて宝箱を開ける。


中にはポーションが2本入っていた。


【ランク4ポーション】×2

 状態異常回復 体力回復 傷回復 


記念にドロップ品の宝石とポーションは2人に渡すことにした。


確かカーバンクルの額の宝石には、悪心がわかるとか寄せ付けないとか聞いた事がある。

これを加工すれば2人のお守りになるだろう。


それに、ポーションがあれば尚良いんじゃないだろうか。


2人にそう言うと

「ポーションの瓶と宝石をペンダントトップに誂えてお守りにするわ」と

とても喜んでくれた。


◇◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇◇


切りが良いので探索をやめて地上に戻ると

入り口では工藤さんと丸山さんが待ち構えていた。


女性二人の元気な姿を目にして、ほっとした顔をしている。


「お帰りなさいませ風祭さん。美月様、栞里様、お怪我は無いようで安心致しました。」


「良かったです。

こんな事はこれっきりにして欲しいものです。

取り敢えず迷宮管理局の応接室まで移動しましょうか。」


気に入られたらブクマと

評価をよろしくお願い致します。


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