第41話
第41話
昼からの事を考えながら階段を降り
装備の早装着を行い転送広場へと上る。
最初に確認するのは50階層。
≪迷宮転移≫
49階層の転送広場から降りると
50階層がどうなった確認する為に
階段を降りて出口へと近づいていく。
外を覗いてみると見渡す限りの砂の世界
どうやら森林とクリスタルの断崖エリアから
砂漠のエリアへと変化したようだ。
ナビを確認すると
敵意感知に反応した敵の位置が点々と表示されている。
どんな魔物かは
近づいてみないと確認する事は出来ない。
地中に潜んでいるのだろう。
このエリア
暑いうえに歩きにくく足を取られ攻略するのは大変そうだ。
もしここに他のダイバー達がたどり着いたとしたら
どうやって出口を目指すのだろうか。
取り敢えず俺がどうするかは明日考えよう。
次は51階層を確認しよう。
◇◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇◇
50階層の転送広場から降りると
51階層がどうなったを確認する為に階段を降り出口へと近づいていく。
51階層。
重厚な扉は存在感を現し
今も相変わらず存在している。
危険察知も相変わらずで激しく警鐘を鳴らしていた。
ナビは扉の手前までしか表示されていないので
扉を開けるか俺が向こう側に行かない限りは表示されることは無いのだろう。
だからこの先がどうなっているかは分からない。
この階層は引き続き諦める事とする。
◇◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇◇
なので最後に探索した階層の一つ手前へと転移した。
昨日までは分岐型の複数にまたがる部屋型階層で
敵はスケルトンだったが
どうなっただろうか?
変わっているだろうか?
階段を降りきる前にスロットを発動する。
<スロット>
魔物出現率(40%UP)
魔石ドロップ(1/2匹)
アイテムドロップ(1/4匹)
宝箱出現(1/150匹)
まあまあかな。
分岐型の複数にまたがる部屋型階層には変わりはないが
枝分かれした通路は広くなり分岐数が増えてトラップが無くなっていた。
そしてナビに初めて複数のダイバー達が表示された。
今は分岐した通路の先でそれぞれ敵と戦っているようだ。
◇◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇◇
俺は影狼たちを呼び出して
ダイバー達がいない通路へと進んでいく。
【コボルト】
2足歩行する犬の魔物
数は12匹。
試しに前列にいるコボルト目掛けて
≪火弾≫
≪火弾≫
≪火弾≫
≪火弾≫
四連続で撃ってみると光となって消えていった
これなら楽勝だ。
ドロップ品は
【蒼玉】
装飾アイテムの材料になる。
そして残りのコボルト達は
ドロップ品を確認している間に影狼たちが倒してしまった。
今日は確認だけだから
こんなものだろう。
もう少し探索したら時間に遅れないように戻るとしよう。
気に入られたらブクマ、評価をよろしくお願い致します。
継続して書き続けていく自信が欲しいので。