第27話
第27話
剣聖術と忍び足と俊敏に精密補正のコンボによる、
剣術の達人以上の鮮やかな太刀捌き。
敵意感知に危険察知と鷹の目は
まるで無双系の乱戦ゲームをしているようで
敵の配置がまるわかり。
その上、敵に囲まれたら
影縫いで足を止め影縛りでいなしながら
空間射出で倒していき、
気配遮断と影渡りをおこない敵の囲みを安全に抜け出る。
まさに無双状態。
近接戦でも十分にやっていける事がわかり安心したが油断はしない。
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最後の1体であるクリスタルゴーレムを倒したら
その後魔物が出る気配が無い。
暫く様子を見ながら
微量の体力回復効果があるという
グレプの実を皮ごと口へと放り込み咀嚼する。
貧乏舌であるこの俺でもわかる美味しさで
咀嚼して喉を潤す度に
体のだるさが取れていくのが感じられていく。
暫くしても魔物が出そうにないので
戦闘中に根本からへし折られた樹や
クリスタルゴーレムが姿を現すときに
絶壁から砕け落ちた巨大な水晶を手伝ってもらいながら
次々と回収していく。
これは前回に回収した蟻塚の大量の瓦礫が
わずかながらポイント交換の対象になると気付いた為
売ったり何にも使用できない不用品でも
大量にあれば少なからずポイントに交換できると知り
集める事とした。
ただし迷宮を無差別に破壊してポイントにするつもりは無い。
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次は宝箱の確認をしようと思う。
念の為に49階層へと続く階段へと避難して
大量の宝箱を取り出し開けて次々と回収していく。
【ランク2ポーション×1】
【ランク3ポーション×1】
【ランク4ポーション×3】
【ランク5ポーション×10】
薬草や材料となる果実等々が採取やドロップする時点で大いに期待していたが
わかっていても正直うれしい。
これで更に安全が確実になってきた。
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ランクの低い順に1本づつ取り出して
上級鑑定を掛けてみる。
<上級鑑定>
【ランク5ポーション】
体力回復 傷回復
これは迷宮管理局で指先の傷を塞いだポーションだと思う。
これだけしか使ったことが無いので次々と鑑定していく。
【ランク4ポーション】
状態異常回復 体力回復 傷回復
【ランク3ポーション】
病回復 状態異常回復 体力回復 傷回復
【ランク2ポーション】
欠損回復 状態異常回復 体力回復 傷回復
たしか今朝のニュースでランク3ポーションは
初めて発見されたと銘打って
オークションで高額で落札されていたはずだ。
ランク3が初ならランク2はたぶん未発見なんだろう。
とりあえず収納して帰ったらネットで調べてみる事にする。
明日は49階層に行ってみよう。
もし無理そうなら暫くは50階層に通い続けるのが良いだろう。
気に入られたらブクマ、評価をよろしくお願い致します。
継続して書き続けていく自信が欲しいので。




