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モンスターに好かれるテイマーの僕は、チュトラリーになる!  作者: すみ 小桜


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◆039◆分け前って何だよ!

 ナットスさん達は、それぞれ馬に乗って来ていた。

 二人と三人で別れて乗る事にしようとするが、エジンがあーだこーだと言うので、ナットスさんが置いて行くぞと言うと黙った。

 それで、ナットスさん、僕、リゼタとイラーノさんとエジンに分かれて乗る事になったが、イラーノさん大きなため息をしていた。

 わかるよその気持ち。

 ギルドにつくと、依頼書を発行してもらうのに少し時間がかかるという事で、何故か僕が持って来た荷物をチェックする事になった!

 何でだよ!


 「着替えでしょ。薬草の本でしょ。後……裁縫道具」


 「「裁縫道具?!」」


 エジンとイラーノさんが、声を合わせて驚く。


 「いらないだろう、そんなもの!」


 エジンにそう言われるもつい持って来てしまったんだ。特に入れるものもなかったし。


 「私すらそんなもの持ってこなかったわよ」


 「持ってたんだ?」


 「………」


 リゼタの言葉に驚いて返すと、睨まれた!


 「って、言うかお前、冒険者に役立つ物が何もないってどうよ!」


 「そう言われても……」


 思い立ってテイマーになったようなものだから。


 「まあ、今回の報酬で買いそろえる事だな」


 やれやれとナットスさんは言う。


 「本当に貧乏だったんだね……」


 イラーノさんがボソッと呟くと、エジンが噴出した。

 間違ってはいない。いないけどさぁ!!



 ◆ ◇ ◇ ◇ ◆ ◆ ◇ ◇ ◇ ◆ ◆ ◇ ◇ ◇ ◆



 依頼書が再発行され、一つはビリビリ草とアマイ薬草の依頼書で、もう一つがトゲムシもどき。

 僕達三人は、薬草屋のビートルさんに依頼の品を手渡した。

 両方の裏にビートルさんのハンをもらい、僕もサインを書くとエジンとリゼタもトゲムシもどきの依頼書にサインを書いた。

 切り取った下の紙と3,300Zを持って店を出た。


 「分け前」


 「え? なんで?」


 そう言って、エジンが手を出す。リゼタも!

 

 「何でって。ビリビリ草の方は、初心者用で一人でやれる依頼だけど、トゲムシもどきは、複数で挑む依頼よ! 一緒に行ったでしょ? 3,000Zだから一人1,000Zとね」


 なんですとぉ!!

 二人共トゲムシもどきに関しては何もしてないだろう! 分けるならビリビリ草の300Zの方だ!

 でも二人に押し切られた僕は、渋々二人に1,000Zずつ渡す。

 きっと今まで二人の時は、普通に半分で分けていたんだ。エジンは一緒に組めてよかったかもしれないけど、僕には損なだけ!

 今度薬草の依頼があった時は、一人で受けよう!!

 がっくししながら、ギルドに戻りカウンターで用紙を渡すと筒に左手を入れると、僕は冒険者レベル1と表示された。

 やっと1だよ……。って、先月冒険者になったエジンはレベル2だった。一年以上経っているリゼタでもレベル3。上がりづらいもんなんだ。

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