パーティー結成
バンはギルドセブンに到着した。
ギルドに入ると、
「遅いわよバン」と言われたので、
「いやぁ、すみません。道端に婆さんが3人倒れてたんで、病院に運ぶのに時間がかかったんですよ。」とバンが言い訳する。
「嘘はつかなくてよろしい。バン、寝坊なら寝坊って言いなさい。まぁ、いいわ。」と金髪の胸が大きいエルフの女性が言う。この人はギルドセブンのマスターの妻で、ミリア・グランツという人だ。バンはおかみさんと呼んでいる。
「でなんですか?俺に用事って」とバンが聞く
「今日は、可愛いフィーネが帰ってくるの。任務に行ってたのよ、知ってるでしょ。」とミリア
「そのことに俺関係なくね。」とバン
「関係あるわよ。あの子は愛するバンに迎え入れて欲しいのよ。」とミリア
「いや、俺関係ねぇし。あのお転婆娘を迎え入れるのは無理だし、あいつ貧乳だから俺の好みじゃなし。」とバン
「大丈夫よ。小さいから挟めないけど、擦ることは出来るわよ。」とミリア
「いや、おかみさんあんた、胸小さいこと認めてるし、なにが挟めないけど擦れるだよ。そりゃあ挟めるほうがいいけど、擦れるってなんだよ、あんた娘になにさせようとしてんだよ。」とバン
「そんなの夜の営みのことよ。私もう40代よ、早く孫の顔が見たいわ。だからよろしくねバン」とミリア
「いやだからよろしくっておかしくない、俺25でフィーネ18だよ。無理、無理、俺ロリコンじゃないし」
「年齢なんか関係ないわ。たった7歳違うだけじゃない。それに愛に年齢は関係ないわよバン。」
「ほらあれだよ、あれフィーネ貧乳だから俺の好みじゃないよ。俺おっぱい検定2級だからバストがどれくらいあるかわかんだよ。フィーネAカップだから無理だよ。俺の好みの最低ラインはCカップだからね。」
「それなら大丈夫よ。これからフィーネも私みたいに大きくなるわ。それに私の女の勘がバンとフィーネはお似合いだって言ってるのよ。」
そんな風に話しをしていると、ギルドの扉が開き、金髪で貧乳の美少女が入ってきた。
「おかえりフィーネ」と笑顔で出迎えるミリア
「ただいま、ママ」と抱きつくフィーネ
そこでミリアがフィーネに
「フィーネ、バンがね。あなたが帰るのをずっと待ってたのよ。」と言うとフィーネは頬を赤らめた。
「そうなのバン、私が帰るのを待っててくれたんだうれしいな。」とフィーネ
「いや、それ違うからね。基本おかみさんが俺をここに呼んで待っとけって言っただけだからね。それに俺に待ってて欲しいんなら、もっと胸を大きくすることだ。」とバン
「最低ぇ」とフィーネがバンを叩く。
「二人ともやっぱり相性がいいわね。だから二人ともさっさと結婚しなさい。」とミリア
「な、なっ、何言ってるのよママ。私がバンなんかと結婚するわけないじゃない。そりゃあバンがいいならしてあげてもいいけどさ」とフィーネ
「こちとら遠慮するわ。貧乳とは結婚したくないんでね」とバンが言った途端またフィーネの拳がバンに命中する。
「まったく二人とも照れ屋なんだから。そうだわ、そんな二人の絆を強くするために二人でパーティーを組みなさい。これは私からの命令なので拒否出来ません。これから二人にはこの依頼を受けてもらいます。」とミリアが依頼内容が書いてある紙を見せた。
「なんだ盗賊退治かよ。これなら俺ひとりで行った方がいい。」とバン
「そういうんなら勝手にひとりで行けば」とフィーネ
「しょうがないわね。フィーネあなた行かなくていいのね。依頼主は若くて美人で巨乳なんだけどなぁ。フィーネがバンを止めないと依頼主をバンが食べちゃうかもしれないわよ。」とミリア
「わ、わかったわよ。ママがそういうなら仕方ないから行ってあげるわよ。感謝しなさい。」とフィーネ
「しょうがねぇな、めんどくさいけどよ行くんなら早くしろ。おいてくぞ。」とバンがギルドを出て行った。
フィーネも後を追いかけて行った。二人は目的地のカグヤ村へと向かった。
次回予告
「初めまして読者のみなさん。フィーネ・グランツです。みなさん聞いてください。バンたら私のこと貧乳、貧乳ってバカにしてくるんですよ。バンは私のことどう思ってると思います。やっぱり好きだから私のこと貧乳ってイジメるのかな。なんですか作者、そんなことはどうでもいいから次回予告をしろと、わかりましたよ。次回は美人依頼主登場。そして盗賊達との戦いが始まります。次回もよろしくフィーネからのお願いだよ。