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おばあちゃん、大好き!  作者: 真矢裕美
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最後の冬休み

二学期の終業式が終わり、冬休みに入りました。

12月のクリスマスが終わり、お正月を迎える時期になりました。

今年も例年通り、ひとみが宝塚から帰ってきて家族水入らずのお正月を

迎えることになりました。

お正月が過ぎて、冬休みが過ぎると卒業式を迎えることになります。

ひとみは、宝塚音楽学校の卒業式。

ありさは、中学校の卒業式。

卒業式が重なるので、大変ですが踏ん張りどころだと思っています。

ありさは、中学校を卒業してから

就職率の高い高校に進学することになりました。

それは、高校卒業してから保育士を目指すために

保育科の短大に進学を予定しております。

保育士を目指すためには、どうしても九州を離れなくてはなりません。

それは、ありさの決めたことですから見守っていくしかないと思っています。

秀樹くんは、将来美容師になるために高校を卒業してから

美容師になるための専門学校に進学をする予定です。

秀樹くんは、元々髪を切るのが好きでしたので天職となるでしょう。

「秀樹、オレの髪切ってくれよ」

「オレのも切って」

「オレも切って」

秀樹くんのクラスにいる剛くん、耕作くん、太一くんは、

秀樹くんに髪を切ってもらいます。

そして、航平くん、直樹くん、翔太くん、遥斗くんも、

秀樹くんに髪を切ってもらいます。

秀樹くんのハサミ裁きが上手なので、テニス部のお母さん方が

秀樹くんを褒めていました。

「秀樹くん、美容師になったら?」

と担任の先生である永石優子先生からのアドバイスで

秀樹くんは、本格的に美容師を目指すことにしたそうです。

ありさもそうですが、秀樹くんも自分自身の夢を見つけたようですね。

夏美さん、あなたもそう思いませんか?

これから、中学校を巣立っていってどんな活躍していくか楽しみです。

「おばあちゃん、今日ね秀樹くんが髪を切ってくれたんだよ」

「ありさの髪を切ったのかい?」

「そうだよ、あとね優香ちゃんと女の子の髪全員切ってくれたよ」

「結構、上手にカットしているね」

「そうでしょう?女の子の髪は、

秀樹くん初めてだったから緊張したって言ってた」

「美容師さんになったら、

女の子の髪を切るから勉強になったんじゃないかい?」

夏美さん、あなたもそう思いませんか?

秀樹くんが、ありさや女の子の髪を切ってあげたそうですよ。

本格的に美容師さんになろうとしている証拠ですね。

秀樹くんが、美容師さんになる夢を

美沙子さんと信吾先生が応援してくれるでしょう。

かつて、美沙子さんが小説家になるために

応援してくれたように、今度は秀樹くんを応援すると思いますよ。

夏美さん、あなたもそう思いませんか?

美沙子さんが頑張って小説家になったように、

秀樹くんが美容師さんになれるように願っていてくださいね。


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