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おばあちゃん、大好き!  作者: 真矢裕美
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最後の授業参観

今日は、ありさの最後の授業参観です。

いよいよ、進路が決まって受験勉強に突入するわけですが、

ありさは、秀樹くんと同じ公立高校に進むことになりました。

美沙子さんは、秀樹んが普段勉強しないため私立高校との

併願は難しいのではと不安になっていたそうです。

「母ちゃん、オレだってやる時はやるよ」

「秀樹、テニスで夢中になっている分だと思って勉強しなさい!」

「ガミガミ、怒っているとシワが増えるよ」

「もうっ、生意気なこと言って!誰に似たのかしら?」

「秀樹は、おまえの気性にそっくりになったな。

やっぱり、血は争えないということだな」

「信吾さん、少しは秀樹を叱ってくださいよ!」

「こればっかりは、秀樹次第だからね。

親のオレたちが、どんだけハッパかけても

秀樹本人が、やる気にならなければ意味はないと思うよ」

そんななかで、授業参観が始まりました。

今回は、1組と2組の合同での授業参観でした。

私が、こうして授業参観に出るのも最後になりました。

夏美さん、あなたが亡くなってから

小学校のひとみの授業参観に行ってから、

中学校に入ってひとみとありさを見届けてきました。

そして、ありさが高校を受験します。

ありさが高校に合格するように桜咲くの通知が

来ることを願っていてくださいね。

そして、来年の春に音楽学校を卒業するひとみに

歌劇団での活躍を願ってくださいね。

「ねぇねぇ、美沙子。今度さ、みんなでランチしない?」

「賛成、尾崎さんに連絡とっておくわ」

「佳澄ちゃん、藍子ちゃん、裕子ちゃんも行く?」

「大賛成!」

「今回は、あたしがお店をセレクトしておくよ」

そう言ったのは、藍子さんでした。

「それじゃ、決まり。美沙子、尾崎さんに連絡よろしく」

「了解、犬の散歩で会うから話しておくわ」

そう言った流れで、私は美沙子さんからランチのお誘いがありました。

今回は、誰かが主役とかは関係なしでやることになりました。

今回のランチのお店は、藍子さんがセレクトしました。

「今回は、バイキングのお店にしたんだ。これだと好きなのとれるからね」

「いいじゃん、あたしンち耕作が卒業しても次が控えているからね」

「それだったら、あたしも同じだよ」

「そうか、佳澄ちゃんと藍子ちゃんは次が控えているわけだ。

うちは、やっとかたづいたからね」

「美沙子は、秀樹くん1人だからいいよね。あとは、何も心配しなくていいから」

確かに、美沙子さんは秀樹くんしか子供はいませんが

過去に死産をしていることは伏せていました。

夏美さん、これでいいですよね?

美沙子さんの悲しみを蒸し返すようなことしないで

静かに見守るほうがいいですよね?

まだまだ、お迎えは来ませんが孫たちの成長を見守っていきますからね。




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