子犬たちのその後
ある日のこと、健太と冬美の子犬を
里子に出していたお宅からお手紙が届きました。
和歌山県に里子を出していたお宅からのお手紙でした。
お手紙には、こう書いてありました。
「我が家にユキ(メス犬です)を授けていただいた時は、
大変お世話になりました。
今では、先住犬であるアキ(メス犬です)を
母親のようになついてくれて仲良く暮らしております。
本日、お手紙をさしあげたのはユキの成長記録を
DVDにおさめましたので同封させていただきました。
どうか、お収めになりご家族でご覧になってください。
それでは、これから寒くなってまいりますので
どうぞお体ご自愛くださいませ」
夏美さん、健太と冬美の子犬が元気に育っていますよ。
嬉しいですね、こうやって忘れずにいてくれることは
本当にありがたいですね。
「おばあちゃん、お手紙なんて書いていたの?」
「冬美と健太との子犬の成長記録を送ってきたんだよ」
「和歌山県に行った子犬のこと?」
「そうだよ、今ではユキと名前をつけてもらって
先住犬と仲良く暮らしているよ」
「おばあちゃん、子犬たちが幸せになってよかったね」
「そうだね、大阪に行った子犬も島原市や
対馬市に行った子犬も元気に育ってくれて嬉しいよ」
夏美さん、あなたもそう思いませんか?
最初は、冬美を信吾先生のところから引き取って育てていき、
やがて健太を冬美の婿として引き取って育てていきました。
私も犬を2匹飼うことになるとは夢にも思っていませんでしたが、
我が家に、冬美と健太が来たことで家の中が明るくなりましたよ。
「郵便でーす」
「おばあちゃん、お手紙だよ。大阪からきてるよ」
「おやおや、どんなお手紙かしら?」
私は、ありさから郵便屋さんから届いた手紙を受け取りました。
そして、手紙の封を開けてみました。
手紙には、こう書いていました。
「ご無沙汰しております。我が家にチビ太(オス犬です)を
授けていただいた時は、大変お世話になりました。
我が家のチビ太ですが、先住犬であるメグ(メス犬です)を
母親のように甘えております。
本日、お手紙をさしあげましたのはチビ太の成長記録を
DVDにおさめましたので同封させていただきました。
どうぞ、お収めになりましてご家族の皆様でご覧ください。
それでは、季節柄寒くなってまいりますのでお体ご自愛ください」
大阪の里親様は、御夫婦でお花屋さんを切り盛りしておりますが、
お子様がおられない代わりに犬を飼っていらっしゃるそうです。
先住犬であるメグちゃんに話し相手になる子犬がいないかと
関西にある里親斡旋の紹介所にお願いをしていたそうです。
そこで、長崎で飼っている健太と冬美の子犬の里親を
探していると連絡が入り、御夫婦で子犬をご覧になられました。
夏美さん、やはりご縁があったのですね。
大阪の里親様と和歌山の里親様に守られて、子犬たちは幸せですね。
島原市と対馬市にいる正也の兄弟たちに
引き取られた子犬たちも元気に暮らしていますよ。
どうか、子犬たちの成長を静かに見守っていてくださいね。




