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おばあちゃん、大好き!  作者: 真矢裕美
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ランチで集られそうになりました

ある日のこと、ありさの同じクラスにいる優奈ちゃんのおじいちゃんが

海の事故で亡くなるという不幸が起こりました。

おじいちゃんの突然の死に優菜ちゃん家族はショックが大きかったと思います。

私たちも突然のことに言葉が見つからないためか、お葬式の会場でお悔やみを言ってきました。

そんななかで四十九日を終えて登校日に優菜ちゃんの姿があったときは嬉しく思いました。

優菜ちゃんのお母さん、藍子さんの仕事が休みの時に美沙子さんが

佳澄さんと他のお母さんと一緒にランチに行こうと企画をしました。

この時、私も是非来てくださいとお誘いがありました。

当日になって、いつもランチに行くお店とはお値段がお高いお店を予約していました。

ランチに行くメンバーは佳澄さん、江口さん、増井さん、藍子さん、笠松さん、

そして私が行くことになりました。

ランチに行くメンバーが美沙子さんの運転する車に乗ってお店に行くことになりました。

結構、お高めのお料理でしたが、どれも美味しいお料理でした。

これがきっかけで藍子さんが元気になってくれたら痛い出費にはならないと思いました。

「とっても美味しい、美沙子さんありがとう」

「よかったわ、気に入ってもらえて嬉しいわ」

こんな感じで和気あいあいと食事を楽しんで、お会計になりました。

美沙子さんたちのランチでは主役になっている人の会計は主役以外の人数で割り勘にするそうです。

ところが笠松さんがこんな発言をしたことで美沙子さんを怒らせてしまったのです。

「いいじゃん、今日のランチは藍子さんの奢りのランチでしょう?」

「何言ってんの?藍子さんを励ますために企画したランチだよ?何、寝言言ってんねん!」

「そんなんだったら、こんな高いお店指定しなかったわよ!藍子さんが迷惑かけたから

(迷惑かけてませんよ)そのお詫びのランチだと思ったのに」

「あほか!ふざけんのもええ加減せぇよ!」

「美沙子さん、いいよ。私も払うから」

藍子さんがそう言って財布を出してきたのを佳澄さんが止めました。

「美沙子さん、藍子さんの分とりあえず私が出しておくよ」

「そうしてくれると助かる。あとで笠松さん以外の人で割り勘したらいいね」

「佳澄ちゃん、あとで一人いくら負担するか教えて」

「ちょっと、勝手に決めないでよ!せっかく藍子さんにお義父さんの保険金入ったのに

少しくらいお裾分けしたっていいじゃない!」

笠松さんの非常識な言葉にキレた美沙子さんは彼女をビンタしました。

「何すんのよ!」

「言葉じゃわからないようだから痛みならわかると思ったんだけど」

「美沙子、こんなヤツほっておいて帰ろう。こんなヤツと同じ物差しで勝負することないよ」

「そうだよ、美沙子さん。こいつといるだけで腹立つだけよ。みんなの分支払いしてくるよ」

そう言って佳澄さんはカードを取り出して全員のランチの料金を支払ってくれました。

当然ながら笠松さんはこの時点で全員からカットアウトされました。

もう説明するまでもありませんが笠松さん以外(私も含めて)美沙子さんの車に乗って帰りました。

この時、笠松さんは自分の財布を持っていなかったそうです。

佳澄さんがカードで支払ったのは笠松さん以外のメンバーの代金でした。

「アハハ!今頃笠松さんお店の人に無銭飲食だって警察に突き出されてたりして」

「みんな、せっかくのランチだったのに嫌な思いさせてごめんね」

「いいのよ、だいたい笠松さんがついていきたいって言った時から集られるなと思ったのよ。

気にしない、気にしない。だけど、美沙子のレモネード美味しい。おかわりしていい?」

あらあら、笠松さん置き去りにしてよかったのかしら?

お義母さん、いいですよ。

非常識な発言を許すわけにはいかないから制裁を加えたんですよ。

いくら嫁ぎ先とはいえ、ご主人のお父さんが亡くなったんですよ。

それなのに不謹慎な言葉が出るとは信じられません。

だから、相手に同情することありませんよ。

夏美さん、やっぱりあなたが助けてくれたのね。

ありがとう、あなたは美沙子さんを介して私たちを助けてくれたのね。

本当にありがとう。

これから何があるかわからないけど空の上から見守っていてくださいね。





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