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おばあちゃん、大好き!  作者: 真矢裕美
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熊本から犬たちが帰ってきました

熊本に里帰り出産をしていた冬美と雪菜がそれぞれの家に帰ってきました。

冬美と健太が仲良く子犬を守っているところを見て私は安堵しました。

さて、子犬の里親を探すことになったのですが最初に里親をお願いしていた江口さんは

事故から病院に退院したばかりで通院リハビリを余儀なくされていたため、

里親を断念せざるを得ませんでした。

優香ちゃんが犬を飼いたいと言っていたため残念だと言っていました。

信吾先生のところにいる銀次郎と雪菜との子犬たちも里親を探すのに苦労していました。

美沙子さんは神戸の同級生(偶然にも長崎市に嫁いでいたそうです)が

犬好きだったので子犬のことを話したそうです。

しかしながら、彼女のご主人が動物アレルギーを持っているため

自分の家で飼えないと返事がありました。

「ねぇ、美沙子。あたしの家では飼えないけど、

うちの旦那の妹が犬を飼いたいと言っていたから紹介しようか?」

「ご主人の妹さんが犬好きなの?」

「そうなのよ、犬とか猫が大好きな人だから安心していいと思うよ」

そんなわけで美沙子さんは同級生の義妹と会うことになりました。

美沙子さんは彼女の優しい人柄が気に入り、尚且つご縁のある人だからと

4匹いる子犬からオス犬を一匹里親に出すことにしました。

「ありがとうございます、大切に育てていきます」

そう言うと同級生の車に乗って長崎市に旅立って行きました。

やがて、残り3匹の子犬も信吾先生の親戚がいる福岡県、高知県、

そして山口県にと旅立っていきました。

福岡県、高知県、山口県には信吾先生の兄弟が暮しています。

やはりご縁があったのですね、子犬たちも幸せに暮らしていくと思いますよ。

夏美さんもそう思いますよね?

えっ?うちの子犬たちの里親は決まったのですかって?

それは対馬市に嫁いでいる正也の妹夫婦と島原市にいる正也の弟夫婦に

それぞれ一匹里親をお願いしました。

そして、あとの2匹は里親斡旋の施設の方の計らいで大阪府と和歌山県で

里親をお願いしたいという依頼を受けましたので、正也と一緒に関西方面に

出向くことになりました。

大阪府の里親依頼をされた方も和歌山県の里親依頼をされた方も

とても物腰の柔らかい穏やかな方でした。

どちらも先住犬を飼っておりましたが、子犬を見て母親代わりになろうと

したのでしょうか。(先住犬はどちらもメス犬でした)

子犬を一生懸命自分のそばに一時も離すことはなかったようです。

「この子たちは優しい子たちなので、安心して子犬たちを任せることができます。

よろしければ、この子たちの成長記録を送らせていただいてよろしいでしょうか?」

「そうですか、それならば安心して長崎に帰ることができます。

子犬たちのことをよろしくお願いします」

そして、私たちは長崎に帰ることになりました。

夏美さん、私たちが飼っていた子犬たちがそれぞれ巣立っていきましたよ。

今は健太と冬美が仲良く暮らしていますよ。

あなたが虹の橋を渡ってから悲しい気持ちになっていましたが、

健太と冬美が来てくれて私たちはあかるくなってきましたよ。

本当にありがとう、このまま私たち家族を空から見守ってくださいね。




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