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おばあちゃん、大好き!  作者: 真矢裕美
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事故から3カ月経ちました

江口さんは1ヵ月程、寝たきりの状態でした。

寝たきりの状態でもリハビリを毎日続けていました。

そんな月日が流れて3カ月が経ちました。

江口さんはリハビリ室で歩くまでに回復していました。

まだ、片手に杖を突いていましたが何とか歩いてました。

よかった、これで島原に帰ってくることができます。

あとは通院リハビリで完治できるのを待つばかりです。

夏美さん、江口さんが退院することになりましたよ。

あなたが神様にお願いしてくれたおかげですよ。

ありがとう、優香ちゃんに淋しい思いさせたくなかったのよね。

あなたが江口さんに虹の橋を渡るなと止めたおかげですよ。

江口さんには美沙子さんがついていますよ。

もう何も心配はないわよね?

美沙子さんが十分すぎる程私の代わりを努めてくれたわって言いたいのね?

そうよね?美沙子さんは毎日のように江口さんのお見舞いに行っていたものね。

これからの通院リハビリにも美沙子さんは何かと協力してくれると思うわ。

どうか、江口さんの回復を見守っていてくださいね。

そうしていくうちに江口さんの退院の日がきました。

「裕子ちゃん、迎えに来たよ」

そうなんです、江口さんの自宅はクリーニング屋をしているため

美沙子さんが江口さんのご主人とお姑さんの代わりに迎えに来たのです。

「退院の荷物はどれくらいありますか?」

「だいたいはご家族の方が持って行ったので、今あるのが最後になります」

「わかりました、カートを貸してもらってよろしいでしょうか?

車に乗せるまで一時荷物を載せておきます」

「それじゃ、江口さん。車椅子に乗って入口まで送ります」

江口さんの荷物は一時カートに乗せて看護師さんが付き添ってくれました。

そして、美沙子さんが車を出入り口付近に止めると

「お世話になりました。ありがとうございました」と言って車を走らせました。

「裕子ちゃん、大村から島原まで2時間近くかかるから途中でご飯食べて帰ろう」

「えっ?美沙子さん、小説の締め切り大丈夫なんですか?」

「毎日毎日、パソコンの前にいると窮屈なのよね?息抜きになってちょうどいいわ」

「あたし、まだ杖歩行だけどいいの?」

「そんなこと気にしていたの?今更、水臭いこと言わなくていいわよ。

何か食べたいものある?あっ、そこにファミレスあるから何か食べていこう」

そんなわけで車に向かっている途中で見つけたファミレスに車を止めました。

「大丈夫?ゆっくり降りていいからね」

美沙子さんは江口さんに気遣ってファミレスのドアを先に開けて

先にお店に入るようにしました。

そして、二人でそれぞれ好きなものを注文して食事をしていました。

いろんなお喋りをして楽しい時間を過ごしていました。

やがて、ファミレスを出ることになりました。

今回は美沙子さんがご馳走することにしたそうですよ。

「美沙子さん、ご馳走さまでした」

「何言ってのよ。水臭いことはなしよ」

夏美さん、二人が良い関係になってよかったですね。

江口さんが無事に回復することを祈っていてくださいね。

頼みましたよ。








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