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おばあちゃん、大好き!  作者: 真矢裕美
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決着の時

キチママの逮捕から3週間が経ちました。

その間に我が家と信吾先生の家の慰謝料請求と出版社から損害賠償を請求を請求されたキチママ家族は

窮地に立たされて四面楚歌状態になっていました。

我が家の慰謝料として500万円、信吾先生の家の慰謝料として500万円、

出版社から損害賠償額が1000万円、そして美沙子さんの治療費として1000万円を弁護士さんから

提示されてきました。

1000万円はとんでもない大きな金額です。これで大丈夫なのかと思っていたら、弁護士さんから

「これはケガをしてお仕事がもらえない時の金額ですから大丈夫ですよ」と言ってくれました。

キチママ家族はお仕事が堅い職業だけに弁護士さんからの要求をのむ形になりました。

我が家と信吾先生の家の慰謝料はキチママの定期預金を解約してお金をつくってくれました。

そして、出版社からの損害賠償と美沙子さんのと治療費は分割で払うことで念書を書いてもらいました。

分割料金が滞った場合は裁判を辞さないことを改めて弁護士さんから伝えられました。

そして、キチママ家族は引っ越していきました。

どうやら、家族で住んでいた家(隣町で裕福な家)を担保に出版社からの損害賠償と美沙子さんの治療費が一括で支払われたそうです。

さすがの私もびっくりしました。

キチママはご主人と離婚、親権はご主人が持つことになりました。

そして、ご両親(実のご両親)から勘当されて天涯孤独となりました。

「おばあちゃん、悪いことをすると身を滅ぼすって聞いたことあるけど、それを見せてもらった」

「そうだね、良いことは良い。悪いことは悪い、それをきっちり理解していくんだよ」

「秀樹くんのママ、ケガ治るといいね」

「そうだね、仏様のところにいるママにお願いしてみるかい?おばあちゃんも一緒にお願いするよ」

私は、ありさと一緒に仏壇にお参りしました。

夏美さん、やっと決着がつきましたよ。

あとは美沙子さんのケガが1日も早く治ることを見守っていてくださいね。

頼みましたよ。



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