表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3人の勇者たち☆  作者: simyukku
8/20

シリアスェ・・・・(´・ω・`)

長いです、シリアス気味です、いつも以上に駄文です

気をつけてね!!

チュン・・・チュン・・・

鳥の鳴き声が聞こえる

あー・・・・俺まさかあのまま寝ちゃったのか?


「んぅ・・・・?」


恐る恐る目を開ける、しかしそこには草原などましてや死体一つさえなかった

まぁ起きてすぐ目の前にそういうのがあるのも嫌なんだけどね・・・


俺が真っ先に見たのは身に覚えのある茶色の和風じみた天井だった、おそらく宿屋だろうけど

そう考えるてると、ふすまの開ける音が聞こえ誰かが入ってきた


「あ、紅魔起きた?」


「悠十か・・・。」


俺の想像通り、この部屋に入ってきたのは悠十だった。どうやら波留ちゃんはいないらしい


「もーびっくりしたよー、あんまりにも帰ってくるの遅いから波留ちゃんと外まで探しに行ったらさー、紅魔ブッ倒れてるんだもん。冷や汗かいたよ。」


少し怒っているのかわからないが早口で言ってきた

てか、俺をあの場所から連れてきたってことは・・・・


「周りに、死体があったか・・・?」


「あ、反省してないな!・・・まぁ、あったよ。」


「そう・・・か。」


俺がそう聞くと悲しげに悠十は目を伏せる

そりゃ・・・人間の死体もあったし、何も思わないほうがおかしいよな


「それはいいとして・・・・、兎音檎は?見つからなかったの?」


悠十は笑顔をつくって俺に聞いてきた

まるでそれに期待を込めているように


「・・・・・・。」


「紅魔・・・?」


「・・・・・見つかったよ。」


「本当!?どこにいたんだい?!」


悠十の顔が完全とした笑顔になった、・・・この状態で真実をはなさなければならないとなると思うと、胸が痛んだ


「・・・・見つかったは見つかったんだ。」


俺は小さく呟くようにしていった

そう、確かに見つけたんだ。それだけは間違ってない

でも・・・でもっ・・・!


「兎音檎は敵になって・・・しまったんだ・・っ。」


言葉の最後が震えた


「え?紅魔、何言ってるの。嘘でしょ?!ねぇ!」


悠十の顔がまた曇って、俺の肩に掴みかかった


「なんで?!何があったの!!?」


グラグラと揺すられる、俺は肩の痛みを訴えた


「悠十・・・痛い・・・。」


「あ・・ごめん。」


肩から手がはなされた、まだズキズキと痛む

俺は肩をさすりながら再び口を開いた


「俺にもよくわからないんだ・・・。気づいたらもう、目の前から消えてたんだ。」


「そう、なんだ。」


やっぱり悠十も信じられないようだ、信じられないというかその事実を受け入れたくないようだった

今まで仲間だった奴が、急に敵になったんだもんな・・・


「・・・その話、私にも聞かせてくれませんか?」


「波留ちゃん!?」


急に聞こえた声に驚いて襖付近を見ると、水を持っている波留ちゃんが目に映った

水は俺に飲ませようとしたのかひとつだけちょこんと御盆の上に乗っていた


「紅魔さん、悠十さん。お願いです、何があったのか教えてください。」


波留ちゃんが近くまでよってくる

すぐ近くのテーブルに御盆等を置くと、心配そうな眼差しを俺に向けた


「私、少しでも紅魔さんの役に立ちたいんです。」


「いや・・でも・・。」


「紅魔さん・・・」


「・・・わかったよ。悠十にも全部教えるから」


「うん・・・、教えて紅魔。」


俺は意を決して2人に今までの出来事を説明した

兎音檎が魔法を使ったこと、周りにいたモンスターらの死体は兎音檎によるもの、そして兎音檎が敵になってしまったこと

包み隠さずすべてを話した


「・・・っていうことなんだ。」


「やっぱり、敵になったんだね。」


「けどっ・・兎音檎さんは『魔王城で待ってる』って言ったんですよね?だったらそこに行けば会えるはずです。何があったのか、話してもらいましょうよ!ね!」


波留ちゃんは俺を励ますように応えた


「確かに、そこに行けば会えるかもしれないね。」


悠十がそれに頷く

俺も何があったのか聞きたい、〈約束〉とは一体なんなのか


「よし・・、そうと決まれば早速出発するぞ!」


「ちょ、紅魔急に立ち上がったら・・・・。」


「へ?」


バサァ・・布団が落ちる


「あ。」


「き、きゃあああああああああああ!?」


波留ちゃんが素早く手で顔を隠した

俺は自分の体がどうかしたのか?と思い自分の体を見る


「え、ええええええええええええ!?」


問題は俺の体じゃなかった、服装に問題があったのは

俺はパンツしか身につけてなくて上半身は裸という状況

てか!おもいっきし波留ちゃんに見られたじゃん!!


「だーかーらー言ったのに、あーあww見られちゃったねぇーwww」


「ゆゆゆゆ悠十!そういうことなら早く言えよ!てか写真とんな!!」


「だってー言おうとしたら急に立ち上がるんだもん。俺は悪くありませーんww」


「ああああああああもう死にたい・・・」


俺は布団にくるまる

女子に見られるとか・・・どんだけ・・・!!

しかも写真撮られたよ!いつ用意した!!


「じゃあ俺等は会計済ませて外に出てるからwwさぁ行こうか波留ちゃんwwww」


「はい!!」


2人が外に出ていった、俺はゆっくりと布団から出て着替える


「たくっ、なんて日だ・・・悠十あとで覚えてろよっ!」


そう毒づきつつも身だしなみを整える


「よし、おっけー!」


剣を腰に下げ悠十たちのいる外へと向かうと、外にはまだ笑ってる悠十と恥ずかしそうにこちらを見る波留ちゃんが待っていた

少しにやけながらも俺は2人の中に混じる

こっからは魔王城に向かう予定、兎音檎が待っているらしいから

どんなことがあるかなー、なんて考える

俺等はちょっと早歩きで街を後にした

はい!ついに街編終わりましたね!

今回はシリアスばっかだったんでギャグ入れてくぜ!

誤字は指摘していただけると嬉しいです;

それでは次回でお会いしましょう!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ