新しい仲間??
えーと、紅魔が2人に波留のことを説明しをわるとこから始まります
どうなるのやら・・・
「・・・てことで、いいでしょうか?」
俺はなぜか正座をして今まであったこと、そして白乃姫波留のことも話した
「そうなんだ~、波留ちゃん大丈夫だった?」
悠十はにこにこしながら話を聞いてくれてるんだが
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
この通り、兎音檎の表情はさっきと変わらずしかめっ面だ
俺が正座で説明をしている原因が兎音檎だけどね
一体何がそんなに気に食わねぇんだか・・・
「で?紅魔はその子を入れることにするのかい?」
「そうする予定、魔法使いがいた方が戦闘も楽だしいいかなーって。」
「お役に立てるよう頑張ります!」
「波留ちゃんは可愛い子なんだね。あ、俺は別に入れていいと思うよ?w」
悠十からはおkがもらえた
さて残るは兎音檎だな・・・面倒な事にならなきゃいいけど
「兎音檎もいいと思うだろ?」
俺がそう聞くと兎音檎は俯く
「・・・・・・嫌だ。そいつが入るなら俺抜ける。」
悠 波「「!?」」
しばらくの沈黙から抜け出してきた兎音檎の言葉は、少なくとも俺等にとっては衝撃的なものだった
「な、何言ってんだよ。わざわざ抜ける必要ないだろ??」
「そうだよ兎音檎!俺兎音檎いなくなると悲しくなる!」
「そうですよ兎音檎さんっ、抜けないでください!」
「黙れ、女ごときが。」
兎音檎は今まで見たことのない顔をして立ち上がり
そして波留に剣を向ける
「ひっ。」
「おい何やってんだよ兎音檎!!」
「俺がこのままチームに残るならこいつを殺すよ。4人じゃ語呂悪いし、『いらない』から。」
「何わけわかんないこと言ってんの!?それくらい別にいいんじゃないの!?」
想像以上の展開になってしまった
兎音檎の瞳には一点の曇りさえない
本気だ!
「・・・俺は仲間を簡単に見捨てるような奴はいらない。兎音檎、出ていくとしたらお前が出て行くんだ・・・っ。」
「!?」
「紅魔?!」
「紅魔さん何言って・・・!!」
俺の発言に3人が驚く表情が見える
しかし今は波留の安全が第一だ
なりふり構っていられるような状況じゃあない
「そう、残念だよ・・・・紅魔君。」
「え・・・。」
「そんなに、俺のことが嫌いなら・・・喜んで出てってやるよ!!!」
兎音檎は涙目になって怒鳴るように叫んだ
「ちょ、兎音檎!!」
「おい待てよ!」
「兎音檎さん!!」
俺たちが呼び止めようとする言葉を無視して兎音檎は出て行った
その瞬間、俺の右頬に重い痛みが走る
「ぐっ・・・・・・、何しやがる悠十!」
「こっちのセリフだよ紅魔!!なんで兎音檎を見捨てたのさ!」
「だって波留が危ない目にあうとこだったんだぞ!?」
「それが馬鹿って言うんだよ!兎音檎は何があっても女の子とかに手を上げないだろ!?波留は女の子なんだから兎音檎が手をあげるはずがないんだっ今まで見たことなかったのになんで気づかないの!!?」
「2人とも落ち着いてください・・・っ。」
波留が止めに入った
それを見て俺と悠十の興奮が一気に下がっていくのがわかった
「・・・悠十、俺、兎音檎を探してくる。謝んなきゃ・・・!」
「なら、行っておいで。兎音檎だって頭が冷えてるはずさ。」
「だったら私も・・!!」
「波留ちゃんは行かないほうがいい、これ以上ややこしくなると困るからね。」
「・・・っけど、こうなったのは私のせいですし・・」
「それがいらないって言ってるの、君も馬鹿なの?」
「・・・・。」
悠十はさっきと違い冷たい目で波留を見下ろす
波留は少し怯えて出そうとした言葉を押し飲んだ
「じゃあ、行ってくる。」
外はもう暗いし、剣を持ってたほうがいいかもしれない
ちゃんと腰に剣が付いてるのを確認して外に出る
おそらく兎音檎は街の外にいるだろう
「無事だといいけど・・・。」
俺はそう呟き街の外へと足を運んだ
あー、兎音檎ちゃん家出しちゃいましたね(笑)
これからどう変化していくのやらー
そしてずっとギャグだったのに急に入り込んだシリアス<●><●>何故入ったし
あ、次はちょっとグロに入るかもしれません;;
注意してお読みくださいね!




