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3人の勇者たち☆  作者: simyukku
5/20

迷子はいねぇええかぁああああああああ!!

今回は2人を探しているとこから始まります

無事見つけられるといいですね~(笑)

俺は人で溢れかえっている街道シティロードをやや小走り気味に通っていた

もちろん俺に何も言わずにどっか行きやがった悠十と兎音檎を探すためだ

あいつらは俺が目を離した一瞬でどこか消えるという特殊能力を持っていて、昔は俺をよく悩ませていた

それを忘れて2人を残して宿屋に入っていったあの時の自分が恨めしい・・・!!


「ここら辺にはいないな・・・・たくっ、どこほっつき歩いてんだか。」


どうやらここら辺にもいる気配がない

俺は1つため息を吐いて、もと来た道を戻ろうとした


「・・・っ!離してください!!」


「!?」


向こうから女性が抵抗しているような声がした、どこか切羽詰っているような・・・そんな感じの声だった

俺は人ごみの中からその声のした方向を見てみてみると、白い服を着たおそらく俺と同い年くらいの清楚な女の子がいて、その周りにはそこらへんにいるような低俗な野郎どもが数人、その女の子を取り囲むようにして立っていた

あぁいう輩を社会のクズって言うんだよな


「別にいいだろぉお!?俺らと一緒に居た方がずぇっったい楽しいぜェエエ??」


「別に頼んでません!!私は用があるんです、そんなことも分かんないんですがド低脳野郎が。」


・・・なにか物騒な言葉が聞こえたがあえてスルーしよう


「んだとぅ!?女だからって調子にのるんじゃあねぇよ!!」


男が切れたのか女の子に手をあげる

女の子は怯えていて動けない

これはさすがにやばいんじゃあないか!?


「あの、すみません。その子俺の連れなんですけど・・・・。」


俺はすかさずその間に割って入る

女の子も野郎どもも俺の出現に驚いているようだった

そりゃあ急に俺みたいなのが入ってきたら誰でも驚くだろうけどな

てか怖い、この野郎どもめっさ俺んとこ睨んでるし!そんな見つめられても何も出ないですよ!?


「あ゛ぁ??何カッコつけてんだよクソガキがあぁあ!!」


予想通りの反応だ、ちゃんとこうなるってのは既に計算済みだ

馬鹿な奴ほどよく吠えるってことだな、悠十が言ってた


「別に、この子を渡しても構わないけど。」


「!?」


俺の発言に女の子がビクッと震えた

あ、近くで見るとすっげぇカワィ・・・じゃなくて;;

ちょっとここから強引になってくるけど、辛抱してくれよ・・・


「だったら早く俺に渡してくんないかなぁ?ほらいい子でチュからね~~。」


「イラッ☆)わかりました、その代わりあなたのその汚い腕をください^^」


俺は無性にイラついて、腰につけてた剣を抜き出し男2の首にぴたりとつけた

多分俺の顔欺き100%な笑顔してるんだろな~、見れないのが悔しい


「んなっ、何しやがる!」


「ほらよこせよ、それくらいの覚悟あんだろ?^^」


「く、くそっ!覚えていろ!!」


そう言い捨ててから背を向けて醜く逃げていった

あぁいうやつほんと滅べばいいのにな


「で、大丈夫?さっきはごめんね;;」


「あ、いえ大丈夫です。こちらこそ助けていただきありがとうございます。」


女の子は綺麗におじきをした、見とれてしまったのは言わないでおく

けど、このまま放っておけばさっきみたいな輩が絡んでくるだろうし・・・


「君、しばらく俺らと一緒に行動しない?」


「ふぇ!?」


俺は考えるよりも早く口に出してしまった、やっちまったぜ

あいつらに許可とってないけど後で言えばいいかな~・・・・


「君が嫌ならいいんだけど・・・、どうする?」


女の子は少し悩む様子を見せる


「あの、じゃあよろしくお願いします・・・///。」


女の子は照れた様子で答えてくれた


「こっちこそよろしくな、俺は勇者で名前は飛ケ谷紅魔ひがやこうまって言うんだけど君は?」


白乃姫波留しろのきはるです。ちなみに魔法使いです・・・。」


「ん、じゃあ波留ちゃん。改めてよろしく!」


「はい!」


新しい仲間ができた、しかも魔法使いで可愛い子

これで少しは戦闘も楽になりそうだなー、精神的にも


「じゃあ早速だけど、ほかの2人が迷子ってるから一緒に探してくんない?」


「分かりました、できる限り手伝わせていただきます。」


「そんなかしこまんなくても・・・、まぁ気軽に行こ。」


「分かりました。・・・・きゃっ。」


波留がよろける

俺は慌てて抱きとめた


「大丈夫?足でも痛めた??」


「いえ・・・大丈夫です。」


「ならいいんだけど・・・・。」


俺がゆっくり抱き起こそうとしたら


ダン!!!


「「!?」」


俺と波留の間に見覚えのあるナイフが突き刺さっていた

しかもあと少しで波留に突き刺さる距離だった


「何してんの・・・。」


「おお~~、紅魔ったら大胆~~ww」


「お前ら・・!」


そこには俺がさっきまで探していた

悠十と、何故かしかめっ面をしている兎音檎の姿があった

それでは今回登場していただいた白乃姫波留しろのきはるさんの紹介に移らせていただきます!


白乃姫波留しろのきはる 14歳 ※紅魔たちと同じ

・おとしやかで清楚な感じの魔法使い

・ちょいネガティブ気味てるとこがまた可愛い

・紅魔がすきかも・・・・??


的なことでいいですかね;;

容姿とかはほかの3人のようにご想像してください


今回は長くなってしまいました、すみません!

次回話もお楽しみに!

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