バットエンド書いたよーwwwwww後味悪すぎwwwwwwwwwwきゃはwww
一つにまとめようとしたら長くなったwww3000超えたwwww
今回はざっくりとだけどグロ入ってるよww
閲覧注意w
「うぐっ。」
俺はみぞおちに兎音檎の攻撃魔法をくらい地に伏せる
「あははははははは!もう終わり?あんだけ強気だったのに?」
「こんな・・・強いなんて・・・・。」
悠十も地面に膝をついて2人を睨んでいた
『そりゃ俺の主人だし?これくらいじゃないとね♪』
「くっ・・・。」
「さーてと。俺が勝ったわけだし、俺のものになってねwwwww?」
「やめ・・ろ!」
「・・・っち、うっせぇなあ。もう諦めて寝ろよ、愚かな勇者どもよ。」
「!!」
「さぁ、おとなしくしててね・・・・【永眠の祈り】。」
そう言うと何か呪文を唱え始めた
動こうとする体は言う事を聞かず、頭もクラクラしてきた
これ・・・・やばいかも・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ドサッ
「・・ふぅ、やっと終わった?」
兎音檎は呪文を唱え終わり、眠っている2人を見下ろした
『お疲れ主人、とてもいい出来だったよー!!』
「うわっ・・・くっつくなし、・・・っ。」
『主人!』
よろけて倒れそうになった兎音檎を悋人が抱きかかえる
『っも~・・・大丈夫?力使いすぎたんじゃない?』
「ん、そうかもしれないね。でも、やっと手に入ったよ・・・・・・!!」
『わかったってwww後で思う存分遊べるようにするから、今は寝ててね?』
「うん・・・。」
『じゃあテレポートさせるから・・よっと。』
悋人の腕の中にいた兎音檎が消える
それを確認してほっ・・・と息をついた
『まったく、主人は人騒がせだぜ。危ないったらありゃしない・・・・。さーて?こいつらを部屋に運ばないとじゃん、引きずるかなー、それとも担ぐ?んー・・・傷ついたら主人が悲しむし・・・・かといってこんな奴らに瞬間魔法使うのもなー・・・・・。』
少し考える素振りをして、しょうがなく2人を担いで部屋へと連れて行った
『主人・・・こんなことをしたって、何も手に入らないんだぜ・・・?』
そう口から漏れた言葉、は誰にも気づかれず空気中に消えていった
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in ?
「ん・・・・、ここは?」
俺は重たいまぶたを開けた
あー・・・・あれから何があったんだっけ・・・・
まず3人で魔王場に行って、・・波留が死んで、2人で兎音檎と戦ったんだけど、負けて、そっから魔法かけられちゃって眠らされたんだっけか・・・
まだ朦朧とする頭は、十分すぎる記憶を持っていた
「で、ここからでないといけないのか・・・?」
まず自分の両手足を見る
鎖やら鍵やら、あと得体の知れないものが結びついてて身動きが取れない状況になっていた
辺りを見回すと目の前には鉄格子があって、その向こうには
「あ、やっときづいてくれた?こーまくん!」
「兎・・・音檎?」
見慣れた姿をした元仲間が、それは楽しそうにこちらを見ていた
「兎音檎!お前、悠十はどこにいるんだ!!」
「大丈夫だよ?すっごい元気にしてるからwwそうそう、やっと思うように動いてくれるようになったんだよ!俺超嬉しいwwww」
「動いてくれるようになったって・・・・・あいつに何しやがった!」
「ん?特にそれといったことはしてないよ?薬だって与えてないし、ただ躾しただけだと思うけど・・・・。」
「くっそ・・。」
俺は強く下唇をかんだ
誰も救えなかっただなんて・・・っ
「ねぇ、紅魔くんだったらそんなことされなくても俺の言うこと聞いてくれるよね?」
「っは、誰が悪魔と契約したやつなんかの言う事を聞くかよw」
「・・・。」
「なんだよ・・・何か言って・・うあ゛っ!!」
右頬に鈍い痛みが走った
え、何が?
俺は殴ったと思われる人物の顔を覗き込んだ
「ひっ・・・・。」
兎音檎の目は、とても暗い、光のないような瞳でこちらを見下ろしていた
「なぁ、なんでみんなして言うこと聞いてくれないの?・・・ねぇ、なんか言えよ!!!!!!」
「うぐっ、いだ、もっ・・・やめっ。」
「約束破り、嘘つき、もう知らない。」
「あ゛がっ・・・。」
それからどのくらいかわからなくなるくらい殴られた
その痛みは俺が今まで味わった痛みよりも、比べ物にできないほどひどいものだった
「はぁ・・・はぁ・・・・ねぇ、もう一度聞くよ?紅魔くんは、俺のものになるよね?」
兎音檎はもとのように優しい声色でまた質問した
「・・・・・はぃ。」
何も考えられなくなった頭から出された指令通り、俺は首を縦に振った
それを見た兎音檎は、今まで見たことのないような嬉しそうで満足した表情をして
「やった・・・やっと守ってくれたんだね!!」
「ぁ・・・。」
人形でも扱うかのように俺を優しく抱きしめた
「もう2度と離さない、逃がさない、ずっと俺のモノ。誰も見させない、見れない、あはは・・・・アハハハハハ!!!!」
「うん、そうだな。」
ここで、俺の中にあった決定的な何かが壊れた気がした
しばらくしてこんな伝説が囁かれ始めた
“あるところに、それは仲良しな3人の勇者がおりました”
“3人の勇者は「魔王を倒して自分たちの町を平和にしよう!」と旅に出ました”
“そして、とある街に寄ったとき、白の魔法使いが仲間に入りました”
”しかし1人の勇者は「私は認めない、どうしてもというなら自分が出ていく」といって、仲間から抜け出し、赤の悪魔と契約して【赤の魔女】になってしまいました”
“それを知った3人は嘆き悲しみましたが、【赤の魔女】となった仲間を取り戻すために、約束していた魔王城へと向かいました”
“魔王城にはすっかり変わり果てた【赤の魔女】がおりました”
“3人は戦いを挑みましたが、白の魔法使いが死んでしまい、さらには2人の勇者も負けてしまいました”
“しかし【赤の魔女】は、負けてもまだ生き残っていた2人の勇者を殺さず、自分のものにするため地下深い部屋に閉じ込めました”
“2人の勇者は助けを請いましたが、その声は【赤の魔女】には届かず次第に勇者達も壊れていきました”
“それから2人の勇者の生を知る者は誰ひとり知らなくなってしまいました”
“その魔王城には、今だ行方不明となった2人の勇者と、【赤の魔女】となった勇者が暮らしていると言われているのです・・・・”
「ねー、ここがその魔王城ってやつ?」
「そうだよ!きっとここが魔王城さ!!」
「どどどどうしよう、本当にいたら、僕達殺されちゃうかな~・・・・。」
「大丈夫だって、俺達勇者だし?きっと【赤の魔女】だって倒せるよ!」
「ほんとうかなぁ・・・・・。」
「よし、早速行ってみよう!」
ガチャッ・・・・ 好奇心旺盛な3人の勇者はその魔王城へと入っていきました
「うっわ~・・・薄暗いけど綺麗に掃除されてんな~・・・。」
「・・・・誰?俺の家に入ってきた泥棒は。」
「「「!?」」」
「あぁ・・・また愚か者が俺の“家族”を奪いに来たんだね?前はほんとに危なかったけど・・・今回はちゃあんと始末しなくちゃね・・・。」
「ひぃ!【赤の魔女】だ!!!」
「おいっ落ち着け!」
「やだやだ殺される、殺される!!」
1人の勇者は外へとつながる扉に向かいました
ガチャガチャガチャガチャ
「開かない!なんで!?」
『誰だよ俺の主人を邪魔する奴は・・・。』
「きゃあ!あ・・・・・ああああああああああ゛あ゛」
バキャ
少女の頭が赤の悪魔の手により砕け散った
「うわあああああああああああああああああああああああああああああああああ。」
「もうヤダもうヤダもうヤダ!」
「うん、わかった・・・・一瞬で殺してあげる。」
「やめろ!こっちに来るなぁ!!・・・あぎゃ。」
ブチュ リーダーと思われる勇者が見えない圧力により潰れた
もうそれが人間だとは思えないくらいひどい有様になっていた
「あ・・・・・・あ・・・・・・・・。」
『じゃあお前は・・・。』
「え?」
ズルリ・・・・ズトンっ
気弱な少年の首が地に落ちた
『よっし、これで仕事終わったね☆』
「うん、ああ!紅魔と悠十大丈夫かな・・・1人きりにしちゃった・・・・。」
『・・・大丈夫だって!ほら主人、早く行ってあげなー、俺が後始末するからさwwいつものこったけど。』
「分かった、じゃあよろしく頼むわ。」
そう言うと【赤の魔女】は急いで地下へと消えた
『はぁ・・・、まったく、友情って怖いのな・・・・。』
赤の悪魔はそう呟いて静かに片付け始めた
“あぁそうそう、もう一つ”
“そのあと、2人の勇者を助けに向かった別の勇者たちがその魔王城に向かったんだけど、誰ひとり帰っては来なかったよ”
“そして魔王城は、死んだ勇者たちの血で真っ赤に染まってるんだって”
“怖いね、近寄っちゃあいけないよ”
“一度入ったら、何があってもそこから抜け出せないのだから”
「お待たせ!待たせてごめんねwww」
「もう遅いよ~~ww」
「待ちくたびれたし・・・・。」
「だからごめんってwww・・・それじゃあ今日も遊ぼうか!」
「「賛成!」」
ED.「呪われた魔王城と2人の勇者」
後味悪すぎですねww
と、これを持ってこの小説を終わりにしたいと思います!
今までご覧になって頂いた皆様(?)!!
閲覧ありがとうございました!
次の小説もご期待下さい!




