たまには別の視点で見るのもいいと思うの(`・ω・´)
はいはーーい!今回は兎音檎&悋人視点だよ!
口調が定まんないのはいつものことですwwご了承くださいwwwブホォウ
コツ・・・・・・・・・コツ・・・・・・・・・
無機質なこの黒い廊下に2つの足音が響く
「なぁ・・・悋人。」
『ん?なぁ~に、主人。』
その2人のうちの1人、兎音檎が口を開いた
「本当に恐怖を持って行ってくれたのか?」
兎音檎は悪魔である悋人に消え入るような声で聞いた
悋人の耳はそれをしっかりと取り、にっこり笑ってこう言った
『もちろん!俺はちょっと味覚と能力が違うからね~。安心して、主人。ちゃあんと食べたよ、あいつらにあっても何も感じなかったろ?せいぜい懐かしいなーぐらいかな^^、それに、主人の恐怖は俺にそのまま届いてるよ、主人が「怖い」って言わないようにね。』
そう答えると兎音檎は「へぇ・・・。」と返した
この悪魔、黒空悋人は普通の悪魔とは少し違うところがある
1つは容姿、本来黒であるはずの容姿は真っ赤に染まっている
2つ目は契約した時の“代償”、命ではなく「恐怖」と取り替えに主となった人物に力を与えるということ
この2つだけだが妙に違和感を感じる、まぁ兎音檎達にとってはどうでもいいことだが
「・・・着いたね、ここに魔王がいるんでしょう?“元勇者”の。」
大きな扉の前に立ち止まる
中からは明らかにここにいるぜー!感漂う魔力が感じられる
『そうだねー、俺が殺ってきてあげようか?主人。』
「いい、たまには自分でやる。・・・【赤】は自分で見たい。」
『へーい、わかったよ。まぁ、怪我しないでくれよ?』
「俺がそんなヘマするはずないでしょー、だいたい過保護すぎなんだよ。俺は勇者だぞ。」
『ブホォwww俺と契約したくせにwwww。まぁいいじゃんか、俺結構主人のこと気に入ってるんだぜ?じゃなきゃ契約しねぇよ。』
「俺もいい悪魔と出会えたものだね、嬉しすぎて反吐が出るよ。」
『なにげに貶された感がスゴーイ。』
「はいはい・・・じゃあ行ってくるよ^^」
『了解、我が主。』
そういうと兎音檎は扉を開きなかに足を踏み入れる
魔王城とは思えないほどの白が中に広がった空間に吐き気が沸いてきた
「あんたが魔王?元勇者さんよ。」
《あぁ・・・俺を救いに来てくれたのか・・・。》
魔王らしき人物はこちらを向き寂しそうに微笑んだ
「まぁそういうことかもね、やっと死ねるってことだけど気分はいかがかしら?」
《悪くない、ただ小娘に殺されるとあれば話は別だがな。》
「あっそ、小娘で悪かったな。とりあえず殺してやるから動くなよ。」
《殺されたいが何もしないで死ぬのはお断りだ、こちらこそ攻撃をっ》
バシュッ
《・・・》
「はい、ようやく死ねたね。お疲れ様。」
魔王は話し終えるより前に弾けた、兎音檎によって
目の痛くなるような真っ白い部屋は、魔王の血で真っ赤に染まっていた
「あぁ・・・綺麗、赤は最高だね。」
『終わったー?主人。・・・わぁ!とても綺麗な赤じゃあないか!!』
悋人は兎音檎の隣に現れるやいなや、そう感情を口にだす
「うん、綺麗だね。紅魔くんにも見せたいね・・・きっと怒るだろうなぁ・・・」
そう考えると全身がゾクゾクとしてきた
『あんな奴らにこんな綺麗なものを見せるのは惜しいよ主人。“裏切り者”にはね。』
「・・・そうだった。さて、アイツ等が来る前にちゃんと掃除しなくちゃ・・・と、いうことで内装関係の準備ヨロシク。」
『えぇ!?何かおかしいなーとか思ってたらこういうことかよ!主人ったら酷い!!』
「あとでたっぷり欲しいもの上げることになるんだし・・・いいだろ?」
兎音檎は薄く笑う
『はいはい、仰せのままにー・・。』
あぁ、なんて美しい主人を持ったのだろうか
悋人は内心笑いながら準備に取り掛かる
「はぁ・・早く俺のものになってくれないかな、紅魔くん。」
そう小さく呟いて、退屈そうに魔王の血で真っ赤に染まったイスに腰をかけた
さて次はいよいよ勇者視点だねー、多分てか、ぜったいにgdgd確定wwww
魔王の出番少なすぎワロタwwwあっけねぇわwww
頑張ってギャグに持ち込んでいきたいw




