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休んでる暇は無い‼

報告書を読んでいるとすでに二時間が経過していた。マサキは休憩室に向う。休憩室の自販機でコーラを買い、ソファーに座りテレビをつける。ニュース番組しかやってない。マサキがニュースを見ていると番組の司会者や周りのタレントの表情が険しくなった。「緊急ニュースです。」っと言いニュースが流れる。内容は先週オープンしたばかりのとあるデパートに爆弾を持った集団が立てこもり、警察に金を要求しているという。

「先週オープンしたデパート、か・・・⁈」

マサキは昨日の夜の事を思い出す。

「まさか、」

マサキは車に乗り、そのデパートに向う。ラジオからその事件の事が流れていた。犯人達はどうやら、デパートが開店した一時間後に金を要求後一時間半後に5億円を用意するように言ったらしい。それから一時間は経過している。

「あと三十分、時間がない。」

マサキの会社から車で飛ばして行けば三十分くらいでそのデパートにつく。運転していると携帯がなる。マサキはイヤホンをつけ携帯にでる。

「マサキ、助けて。」

その声はユイの声だった。

「ユイ!今デパートにいるのか?」

「うん。あの集団は五人。今彼らの目を盗んでトイレで電話してるの。」

「ユイいいか、よく聴けよ。この携帯を切らずにポケットにいれるんだ。」

「わ、わかった。」

「それと奴らの言う通りにしとくんだ。俺が助けに行く。」

「うん、待ってる。」

それから三十分経過し、マサキはデパートにつく。そして警察のとこに行く。

「何だお前ここから先は、」

っと言いかけた警察にカードを見せる。

「し、失礼しました。」

「状況は?」

マサキ言う。

「けっ!お前、たしか宮本の野郎のとこのガキか、お前らの部隊はここに配属はされてない、さっさと出ていけ!」

「中には俺の妻がいるんだ。」

「関係ない。しかもお前一人できたのか、宮本の野郎はどういう指導をしてるんだ。」

男は腕を組み、目をつむり言う。

「だいたい部隊がバラバラになるという事はな、、、」

男が目を開けるとそこにマサキはいない。

「な、あいつはどこいった?」

周りの警察に聞く。

「走って出て行きました、多分地下の駐車場に向かったかと思われます。」

「そうか。」

男は携帯を取り出す。

「おい、今からそこに一人の男が来るはずだ。とっ捕まえて手錠でもかけておけ。いいな。」

そう言って電話を切る。

「ふっ!あそこには私の部下が三人もいる。まあ問題は無いな。」

その時電話のコールがなる。

犯人からだ。

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