女は強し?
マサキは部屋でソファーに座り、昨日の報告書を読んでいた。
「あんたまだ読んでなかったの?」
サキ風呂から上がり結構ラフな格好でベットに座る。
「はい、、、キャプテンも忘れていたのか、何も聞いてこなかったので良かったですよ。」
マサキは報告書を見ながら言う。
「あんた、目上の人話す時はちゃんと顔を見て話しなさいよ。」
サキは普段より優しく言う。
「すいません。」
マサキはサキを見る。
(結構胸でかいな。)
「何ジロジロ見てんだよ!」
「見ろって言ったのは青木さんじゃないですか。」
「ジロジロ見ろとは言ってない。唯にチクるぞ!」
「ちょっと待ってくださいよ。ただ見てただけじゃないですか。」
「ただ見てた?いやらしい目でジロジロ見てたくせに、どーせ胸がデカイとか触りたいとか思ってたんだろ?」
「うっ!否定出来ない。」
「しょせん男なんて、」
サキは小さく言う。
「え?何ですか?」
「何でもないバカ!さっさと報告書読め。」
「話しかけてきたのはそっちじゃないですか。」
「ああ?」
サキはマサキを睨む。
「わかりましたよ、すいませんでした。」
時刻は11時をまわっていた。
「俺も風呂入って寝ますね。」
マサキはそう言い風呂に入る。
部屋にベットは二つあり、サキは布団に潜り込む。
…
マサキは風呂から上がる。
「青木さん、明日なんですけど、、、」
サキからの反応は無い。
「ん? 寝たんですか?」
マサキはドライヤーで頭を乾かしながら言うが反応は無い。マサキは髪を乾かし電気を消し、もう一つのベットに寝る。
マサキは時差ぼけでなかなか寝付けない。カチッとなり電気がつく。そしてサキがトイレに行った。マサキは気にせず眠ろうと背中をサキのベットに向ける。カチッと音がなり暗くなる。ゴソゴソとサキはマサキのベットに潜り込む。
「え?青木さん?」
サキはマサキの背中におでこを当てる。
「なんか嫌な予感がするの。あした。」
「あ、そそうなんですか。」
その後二人は無言のままいつの間にか眠りについていた。