すいません‼サブタイ思いつきませんでした。
廊下に出るとそこは酷い有様だった。
「プルト、これお前がやったのか?」
「うん、こいつらだけはどうしてもゆせない。」
「そ、そうか。」
「ちょっと、こっちきてくれ。」
そう言って、プルトはマサキを資料室に連れて行く。
「おれは、じがよめない、だからさがしてほしい。おれのじっけんしりょうを。」
「なるほどね、だから漢字で話せないんだ。」
「なんのはなし?」
「あ、いや、こっちの話。じゃあ、今探すから待ってろ。」
マサキはプルトの資料を片っ端から探し始める。
「?」
一つの資料がマサキの目に止まる。
「これは。」
そこには、実験No.コードA「アダム計画」と書かれていた。
「アダム?まさかあの、」
「あったか?」
「いや、ちょっと待って。」
その時また、あのサイレンが鳴る。
「まずい、せいふのぐんがきた。まだみつからないのか?」
「あった!これか。」
「よし、はやくにげるぞ。」
マサキとプルトは急いで施設を出る。プルトは施設の壁をバッカバッカ壊し外に出る。外に出るとすでに包囲されていた。
「そこを動くな!」
メガホンで聞き覚えのある声で男が叫ぶ。5〜60人はいるだろうか?みんな銃を向けている。
「どうする?」
「にげる。」
「無理だろ!この状況で。」
「おれならできる。」
次の瞬間、バッと音がしプルトの背後に何かがでてきた。マサキには暗くてよく見えない。プルトはマサキを掴み一瞬で空高く飛び上がる。
「??何がどうなってる!プルト。」
「おれせなかのなかにはねがはいってるんだ。それでとんでるだけ」
ただフワフワ飛ぶんじゃない、鳥のように時には速く、時には低く、プルトは自由に空を飛ぶ。
「このぐらいはなれたらもう、だいじょうぶだろ?」
「そうだな、お前の資料も読んでみたいしあそこのファミレスにでも入るか。」
「ファミレス?なんだそれ。」
「まあ、簡単にいえば金払って食べ物を貰う所。」
「たべもの。なんだかおなかすいてきた。どれだそのファミレスは。」
「あそこだ。」
マサキとプルトはファミレスに入る。夜中なだけあってほとんど人はいない。プルトはキョロキョロする。
「こっち、ここに座ってそしてこれがメニューだ。この中から好きなのを選んで店員に言うんだ。」
マサキは持って来た資料を読む。
10分後
「んー」
「悩み過ぎだろ!」
「だって、どれもはじめてみるやつばっかだし、」
「じゃあ、俺が選んでやるよ。」
マサキボタンを押し、メニューからステーキ系の料理を注文する。
「ありがとう。」
プルトはニッと微笑む。
「別にたいしたことしてないって。」
体格に似合わずプルトの微笑みは子供のようだった。